ハヤチネ！４

続くよ。
相変わらず、リリアン元気だ。
チャグチャグ馬コの馬の絵が、
あんまり馬らしくないけど、
まあそれなりに馬らしかったのでいい。
河童になりきったリリアンの
周りの大人たちの大人ぶりがいい。

明日の空

貫井徳郎（ぬくいとくろう）、創元推理文庫。
青春ミステリ、という説明以外何もいらない。
ほんとにそのまま。
明日は晴れになるだろう。
３部構成で、第２部はあれ？と思う。
そして第３部でどんでん返し。
伏線だなあ、と分かるんだけど、
そうつながるのかー。って感じ。
ドラマやマンガにはできない、小説独特の描写。
主人公の栄美（エイミー）が帰国子女なのには訳がある。
でも創元社ではミステリ扱い。中途半端だなあ。

海のクレイドル１

バルツァーに入ってた折り込み見て、
うかうかと買ってしまった。
船好きなもので。
蒸気船はちょっくら門外漢だけども、
ちょっと面白そうな幕開け。
空の棺で帰ってきた主人を捜すため、
モニカは、主人の息子エヴァンと舟に乗る。
タッチがつたなくて、デジタルとの境目が
くっきりはっきりしてて、描写もたどたどしいけど
雰囲気勝ち？これからだな。

軍靴のバルツァー６

戦場に出た少年たちと先生（バルツァー）。
女性記者とかヘルムートとか、
この人の書く女性って色気ないなあ。
しかし、女性が普通に強くて面白い。
そしてドロドロ政治戦に巻込まれて、
バルツァーも困りきってる。
果ては王様まで登場。
リープクネヒト何考えてんだろうねえ。

アンダーザローズ８

年末に新刊が出ていたとは知らず。
しかし、１年ぶり。
展開は、進んだような進まないような。
１冊かけて、それなんだ。
お父ちゃんがなんのかんのといい人でよかった。
しかし全体の構成とかあまりないような・・・
枝葉を思いついた時点で膨らんでいってる印象。
絵はものすごく丁寧だけどねえ。