河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

宇宙家族ノベヤマ1

2007-03-31 21:49:10 | 読書(マンガ)
なんだかんだ言って、全部読んでる岡崎二郎。
SUNちゃんの2巻が出ていたとは知らなかった。
また探さなきゃ。
朝日新聞の書評欄で見つけた。
この人は、デビュー作から変わらないなあ。
自分の身の回りのことにいっぱいいっぱいになっててダメだけど、
中高生のころ、世界や宇宙まで考えていた(暇があった)こと
を思い出す。この人は、ずうっと考えてんだなあ。
メッセンジャーとして他の地球外文明を訪問せよと言われて
ぎくしゃくしていた家族ごと宇宙旅行に旅立った野辺山一家。
火の鳥にも不思議な星巡りの巻があったけど、
それにちょっと似ている。違うのは、手塚よりも科学的、ってことかな。
「メッセンジャー」だという翔太のDNAってどんなのだろう?
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団地ともお9

2007-03-31 21:42:22 | 読書(マンガ)
うわー。9巻だー。
こんなに長続きするとは。
そんでもって、中身もしっかり。
毎週毎週、たった12ページで、表向きギャグなのに、
出てくる登場人物(カラスや幽霊も含む。)の人生まで
書ききっちゃってるよー。すごいなー。
この巻は、なんだかあっちとこっちがシンクロしたような
続きの話が多かったなあ。いろいろな人物が出てくるけど、
やっぱりともおが主人公なのはかわらない。
ここがいちばんすごい。
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百万の手

2007-03-31 12:16:38 | 読書(小説)
畠中恵、東京創元社。
皆が、百万の手がほしがる、そのDVDには、どんな情報が入っているのか。
夏貴の大親友正哉が火事で死んだ。
形見の携帯から友人の声が聞こえ、事件を、解決してくれ、と頼んできた・・・
ラストまで、誰が犯人か分からず、どんどん読み進めていった。
しかし正哉たち家族の死とか和美の扱いが、そんだけかよ!って一行で終わり。
携帯から正哉の声ってのも、何だったの?って感じで、落ちも無し。
でもまあ、わくわくして読み進む、というミステリーの醍醐味は十分ある。
この「ミステリーフロンティア」ってシリーズ、別の人の「犬はどこだ」も
先が読めなかったな。ミステリーとしていいんでない?
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獣の奏者(そうじゃ)

2007-03-28 00:38:53 | 読書(小説)
上橋菜穂子、講談社。IIの王獣編。
異世界獣医物語、主人公エリンの動物観が、とても間違っている気がした。
母や、その一族の言葉の方が正しいのに、自分の直感の方を信じていて、
私は、主人公を責める側の意見に賛同してしまうので、
この子の考え方が、肯定されてしまうのかどうかが、とても気がかりだった。
動物を、人間が利用するのであれば、人間のルールを守らなければいけない。
それが当然と思うけど、世の中はそうではない。
今の日本人はきっとエリンに共感するんだろうとも思った。
ラスト、私がおそれていた方向には行かなかった。
動物を利用するためには、何かを失ってもらわないといけない。
そこにこそ、「いただきます」のこころが、必要なんだと思う。
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闇と光の双翼

2007-03-25 15:45:46 | 読書(小説)
高里椎奈、講談社。
フェンネル大陸偽王伝、4巻。
少女漫画を読んでいるような違和感と戦いながら読んでいる。
いやならやめときゃいいのに、タイトルの落ちがつくまでは
ちょっと気になって・・・偽王ってなんだろ?
なんか節操ないくらいいろんなエピソードが出てきてたけど、
どうやら、みんな伏線だったらしい。
振り返ると伏線でしかない。もっと自然にならんのか。むりか。
シェンベルクって山みたいな名前を始め、基本的にドイツ語名前が
多いけど、たまにミシェルとかマークとかいてさあ・・・。
今時ファンタジーなんてこんなもんか、と思えばいいんだけど・・・
ロカとサチとアシュレイの区別がついてなかったというあたりに、
少女漫画と混同視する原因があるのかも。
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