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外科部長の声明・射水 呼吸器取り外し3

2006-03-29 18:20:50 | 犯罪・刑事関係
富山・射水での尊厳死・安楽死事件はどうやら司法に重い判断を強いるような事件になりつつあるようです。
この、七人の人工呼吸器をはずしたという外科部長が取材陣の質問などに応じ、書面はないものの、全件において家族の立会いがあり、また別の医師の立会いもあったとコメントしていたそうです。呼吸器をはずしたのは六人が自分自身であり、残る一人は記憶にないということなのだとか。書面がないのは信頼関係を培った相手に対し、そういう書面を求めるのはかえって申し訳ないと思ったということなのだそうです(この見方については個人的には反対ですけれど、まあ、そういう見方もできなくはないでしょうね)。その上で、罪に問われるかもしれないが必要なことであり、司法の場における判断を求める、というようなことを言っていたのだそうです。
必要なことというのは配信記事(産経新聞)にあったもので、本当にここまで言い切っていたかは分かりません。ただ、本当に言っていたなら、この「必要なこと」という部分には若干違和感を感じますね。「やむをえない行為」とか「苦渋の決断」というのならまだ分からないではないですが。

ということは、二つ目のエントリで私が邪推したような部分はなく、この医師は(独善かもしれないものの)信念に基づいて人工呼吸器をはずしたということになるのでしょう。
となると、これはそもそも安楽死と考えるのか尊厳死と考えるべきかという最初の命題に立ち戻ることになります。私はなんとなく尊厳死とすべきかなという気がしているのですが、一応外科部長のコメントの中には安楽死に関する横浜地裁の判決に触れている部分もあるようで、このあたりは微妙なところというようですね。
第一エントリ…とりあえずこの問題に対する基本的な姿勢はこんなものみたい。
第二エントリ…リフレッシュしていたかどうかはともかく、ここでの主張の大半は的外れということになりそうです。もちろん、医師側が患者遺族を煙に巻いていたと考えることはできますけれど。

ただ、安楽死(積極的安楽死)についてだけ言わせてもらえば、果たして横浜地裁のいうようなケースであれば認めていいのかというのは疑問です。
形式的に考えれば、家族であろうと誰であろうと命を断つことは許されない、ということになるのが自然だからです。そもそも本人が同意していたとしても同意殺人罪というものが成立するのが刑法的な前提であり、ましてや当人でない家族が同意して、どうして罪にならないということがありうるのか。もちろん、刑法35条などの正当行為であればということになるのでしょうけれど、やはり医師の本業は救命という技術の部分によるところが大きいのであり、生命倫理という哲学的な仕事をもって医師の正当業務と考えることは難しい。
安楽死のような状況を処罰するのがたとえば憲法違反とまで言い切るのも無理があるでしょうし、そうすると安楽死というものを認定するのは医師法を変えるかしない限りは刑法に真っ向から違反することになる。そんな刑法違反を認めていれば、そら殺人を簡単にする人間も出てくるなというひねくれた見方もできたりするわけですね。
もちろん、「そんな簡単なものではない。家族は長年にわたって苦労してきたのであり、その同意があれば医師や家族の総意の下呼吸器を外したとしても」いうのもひとつの見方です。ただ、理屈で見る限り…負担になるからという理由で命を断つことが許されるのならば、出産直後に自我のない新生児を「育てる自信がなく、むしろ今のうちに殺す方が幸せだと思った」と殺害することも認められるべきなのではということになるでしょうからねぇ。
介護疲れで夫(妻)を殺害したという話もたまにありますが、これが100%有罪になっている(もちろん、執行猶予がつく場合はある)ことを考えると、合法行為とは言い切れないような気がします(自らが死なせれば殺害となり、医師に引き渡して死なせればOKというのは変でしょう)。一番の理解者であり50年苦楽を共にしてきたこうした事件で実行者が有罪になっていることを考えると、果たして一時期の信頼関係だけで医師が命を絶つことができるのか…

ただ、そうは言っても現実にその立場にいる人間はどうなのかというとこれは形式的に切って捨てることも難しいわけで…

昔、文芸春秋で末期患者についての記事がありました。人間は元来自然に老衰していき、痛覚も衰えた状態で苦痛のない自然な死を迎えるものである。それを科学の力で無闇に生かす術を覚えたからこそ、逆に苦痛の中で死んでいかなければならなくなった…みたいなことが書かれていたと思いますが。
実際問題として、そこまで単純に科学が発展したから、苦痛を伴うようになったというつもりもありませんが、そういう部分があるのも事実だと思います。クローン技術など倫理的に問題のある技術に手を伸ばしてまで寿命を延ばそうとする それにもっとも協力的な医師が命の本質について重い命題を迫られているのは、ある意味因果の流れというものなのかもしれません…
もっと極端なことを言えば、人間が自然のありのままに反する生き方を模索してきたツケと考えることもできますが、そこまでいくのは自然偏重思想が過ぎるんでしょうかね。

CLベスト8・裏切り者の末路?

2006-03-29 07:17:55 | サッカー
去年のマイクル・オーウェンの二の轍を踏むのはパトリック・ヴィエラということですか…
そういえばオーウェンはコップの涙が呪いとなってふりかかっており(昨日のニッカンスポーツではトリニダード・トバゴがイングランド代表に与えた呪いになっていましたが[笑])、散々な目に遭っていますが、果たしてワールドカップには間に合うんでしょうか?

アーセナル 2 - 0 ユヴェントス
2点差勝ちでアウェーゴールを与えなかったのは大きいですね。おまけに退場者も二人出たということで…
セカンドレグにはデル・ピエロも間に合うっぽいですけれど、カペッロのチームは3-0で勝たなければならない時に3-0をするためのサッカーができるチームでもないですし、ほぼ決まったかなと思います。
ヴィエラもCLでの優勝がしたくてガナーズを出たのだろうに、ユーヴェがガナーズに屈するなんてなるとシャレにならないですね。おそらく、その部分でガナーズのモチベーションが上がっていた部分はあるでしょうし、大型補強は諸刃の剣みたいな部分もあるのかなぁ。
あとは情報化の進む現在ではメガクラブの試合なんかは国内カップ戦ですら見られるわけで、毎日のように見ることができるわけですし、そういう意味では超一級のタレントをそろえていても丸裸にされてしまうわけで。名前だけで簡単に勝てないチームが相手だとその部分の格差で苦労するのかも。
となると、むしろ海外で毎試合取り上げられるわけでもない地味めで上り調子のユース出身の若者とか送り出してアクセントを変えてみた方が勝てるのかもしれないですねぇ。
ユーヴェはゼビナとカモラネージのところに誰をいれるのでしょうか。

ベンフィカ 0 - 0 バルセロナ
あとはカンプ・ノウで本来の仕事をしてくれということでしょうね。
…ベンフィカ、めぐり合わせはことごとく自分達に向いていたのですが、それでも力負けしていた感が…内容を見ると0-0でよかったという感じすらありますね。0-3でもおかしくなかった(笑)。
ま、それでも最後の決定機をシモンが決めておけば……と二週間後に悔やむことになるかも。

ま、とりあえずアウェーゴールは許していないということを前向きに捉えて、負けるべき試合を何とかドローで終えたことでまだまだ運があるのだと前向きに捉えて、何とか次の試合では点取ってどうにかするしかないですね。
レッズが獲得しそこねて、結局後になって泣きを見ることになったシモンの存在が、今度はバルサにも~。昔自分を追放したバルサに痛い目見せるとか、そういうことでも期待したいもんです。
ま、順当に考えるのならホーム以上にどうにもできずに惨敗ということになるのでしょうけれど…(苦笑)。ベンフィカ相手にホームなら大丈夫と油断してくれるのを期待するしかないか。

でも、度々言ってますけど、カンプ・ノウがクーマンをどう迎え入れるかは気になりますね。

姉歯元建築士の妻が…

2006-03-28 22:23:15 | 日々のニュース
姉歯元1級建築士の妻が飛び降り自殺をしたらしいというニュースが入ってきました。
飛び降り自殺か、姉歯元建築士の妻が死亡(読売新聞)

これが別の配信のところだと「自殺」と断定調になっています。
姉歯氏の妻が自殺=自宅近くで飛び降り-千葉県警(時事通信)

現場を見ていたわけではなく、偉そうなことなど言えませんが、自殺と決定づけるような書き方をされると、何となく違和感を感じるものです。
口封じのために他殺しておいて、それを自殺というのはある種の常套手段ですし。

もちろん、自然に考えると自殺なのかなという気はしますけどね。ただ、何か違和感を感じたというだけで。
おそらくは自分を取り巻く環境が急激に悪化したことで孤立した、そうした悩みなどがあったのだろうと思います。本人には落ち度もなかったでしょうし、何とも残念な話です。

例によって人の噂は75日ということで耐震偽装の問題もめっきり取り上げられなくなってしまいました。
彼女の死が無駄にならないよう、今一度この問題に真剣に取り組んでほしいものですね。姉歯元建築士も被害者的部分を負うことになったわけですし、もう一度事件と真摯に向かい合ってほしいものです。


75日というと、もう一つ、栃木県の女児殺害もめっきり取り上げられなくなってしまいましたね。
捜査は難航しているということで、ついにプロファイリングまでやりはじめたのだとか。それによる限りでは「30歳未満、半径5キロ以内」ということなのだそう。

FBIのものでもそう毎度毎度的中しているわけでもないので、日本の場合は尚のこと、という部分はあるでしょう。ある種、溺れるものはプロファイリングでも掴むというところがあるのかもしれません。
個人的には…傾向があることは一応確かで、その部分で信用はできると思います。けれど、日本の場合はこの手の事件も少ないですし、あくまで参考、という態度にしておいてほしいかなとも思います。
特に5キロとか30歳という具体的な数字にあまり振り回されないことを願いたいものです。分かっていても、数字が出てしまうと31歳とかついつい飛ばしがちになってしまうわけですしね。

…いわゆる快楽殺人の類であったとすれば、犯人が同種の事件をまた起こすという可能性も否定できないわけで、単に事件が重大であったからというだけでなく、第二第三の事件を起こさないという点でも、現場の捜査官には頑張ってほしいものです。

桜咲く

2006-03-28 20:47:24 | その他
ということで神田川の桜の様子です。手前の線路がちょっとだけいい味を出しているような気がしたのですが…
写りが最悪ですね(笑)。
「手ぶれは許しませんえ」と言っていたのは浜崎あゆみだったかと思いますが、手ぶれしまくりです(笑)
安物の携帯で撮影しているとこうなるということですね。

いい加減デジカメを買おうと開設当初(つまり半年以上前になるわけだ…)から思い続けているのですが、これで使う以外に使うこともなさそうなので、いざ買うとなとると中々躊躇してしまうんですねぇ。
もちろん、サッカーや野球観戦などに使えるのはそうなのですが、これがあったらあったで、試合そのものより撮影に集中しそうという気もして、それはそれで何だかなという気もします。
うぅむ。

まあ、それはそれでいいとしまして、東京のソメイヨシノが満開になったのだそうです。温暖化などの影響で開花が早まっているのだとか。なるほどねぇ。
しかしまあ、日頃何の気なく通っている神田川なのですが、これだけ見事に(写真でそれが伝わらないのが甚だ残念ではありますが…)桜が咲いていたんですねぇ。久々に桜を見て感動しました。

ところで、開花が早くなるのはそれはそれで結構なことでしょうけれど、花見という点ではどうなのでしょうか。
例年花見は四月に行われていますけれど、満開が早いということは当然散るのも早いわけでしょうし、おまけに今晩から雨が降るということで、満開早々に智ってしまうなんて寂しいことになるのかもしれません。
入学式や入社式の後花見ができないなんてことになると少し寂しいですね。

エクアドル戦展望

2006-03-28 20:14:57 | サッカー
一日早いですけれど、展望を。

これまでの実績は1勝2敗。
アメリカ戦 2点差負け → 1点差負け
フィンランド戦 2点差勝ち → 的中!
BiH戦 1点差負け → ドロー
(インド戦は相手の情報が皆無だったので棄権[苦笑])
何とか五分に戻したいものです(笑)。

まず日本ですが、ジーコに直々に指名されたドラゴンとボールが共に別メニューなのだそう。ついでに遠藤が負傷リタイア(これで明日の大宮戦に出ていれば最高ですけれど、日本でそんなことする度胸のある選手はいないだろうなぁ…)ということで中盤もややいないっぽい感じです。もちろん、ヤナギもおりません。
何か直前の高校生との練習試合を10-0で勝ったメンバーは3-5-2だったということで、誰が出ていたのかははっきり分かりませんが、3バックでくるということでしょうか。

一方のエクアドルは当初発表では「やる気ありだな」と思わせるものでしたが、実際発表はとってもトーンダウン。MF陣以外は軒並みテストという感じです。FWに至っては、日本戦のメンバー3人の中から23人に選ばれる選手が一人でもいるかなぁという感じですかね。

特徴は一にも二にも彼らは高地で強いということ。
仮にシミュレーションゲームの兵科適性で考えるなら、エクアドル代表は山岳地が◎で平地は△のユニットです(笑)。山岳地◎適性があるのは、あとはボリビア代表とかネパール代表くらいでしょうが、こちらは能力値が弱いため、◎でもイマイチ有り難味がありません(笑)。
ちなみにノルウェー代表は湿地帯◎、ロシアは凍土◎、北朝鮮は人工芝◎(笑)、日本は平地以外は×っぽい。

冗談ではなく、実際にエクアドルのワールドカップ予選の成績を見てみると…
HOME:ブラジル○、アルゼンチン○、パラグアイ○、ウルグアイ△、コロンビア○、ベルー△、ベネズエラ○、チリ○、ボリビア○
AWAY:ブラジル●、アルゼンチン●、パラグアイ●、ウルグアイ●、コロンビア●、ペルー△、ベネズエラ●、チリ△、ボリビア○

一目瞭然です。ここまで見事だとは…
ちなみに、アウェーのボリビアは高地ラパスなので山岳戦です。つまりまあ、平地で稼いだ勝ち点は2しかないというわけですね。ペルーも若干の高地ですから、あるいはチリ戦だけかも…

一部で仮想ブラジルとも言われているエクアドルですが、確かに高地2800メートル、彼らがトコトンまで力を発揮できるキトで戦うのならブラジルをも凌駕する恐ろしい存在です。が、日本の大分は当然に平地であり、ここは逆にエクアドルにとって大変難しい戦いを強いられる舞台です。
おまけに時差解消ができておらず、メンツもほぼ二軍。
ということは単純に考えればエクアドルには何一つ優位な要素はなく、60分程度で力尽きた後は日本が好き放題できるのでは…という目算がたちます。ただし、30分くらいまでは向こうも頑張ってくるでしょうし、個々人で面白い選手(ヴァレンシア、テノリオなど)もいますから、多少のチャンスは作られるでしょう。

もっとも、物見遊山で来ているエクアドルと異なり、日本の国内組は「少しでもアピールしなければ」とピリピリしているでしょうから、個人プレーに走ってチグハグになる可能性がありそうです。
大勝も予想できますが、主として日本側の問題からやや苦戦して結局は1点差勝ちということにしておきましょう。
ロスタイムに佐藤が点取って二点差勝ちとかなったらちょっと悔しいなぁ(笑)

新入社員はブログ型

2006-03-28 19:09:25 | ブログ関連
「今年の新入社員はブログ型」なんて言われて、「ああなるほど。確かにこういうところがブログ型だ」と即座に頷ける人はどのくらいいるのでしょうか?

今年の新入社員は「ブログ型」・社会経済生産性本部(共同通信・日経)
今年の新入社員は「ブログ(日記風サイト)型」。民間の研究機関、社会経済生産性本部(東京)は28日、恒例の新入社員の特徴を表すキーワードを発表した。同本部はその理由として「表面上は従順だがさまざまな思いを秘め、時にインターネット上の日記を通じ大胆な自己主張をする」ことを挙げた。
会社の枠にとどまらず同世代と連絡を取り合う「ネットワーク力」をブログになぞらえて評価する一方「寂しがり屋で人とつながりたがり、認めてもらいたい欲求が強い」「パソコンに打ち込むだけの傾向も」と、力強さや実行力に欠ける点も指摘している。
今春は団塊世代の大量退職や景気回復で久々に新卒者の雇用が上向き。上司の新入社員育成の鍵を「温かいまなざしと共感」とした。
新入社員の命名は1973年から。企業の採用担当者らから意見を聞き、学識経験者が決めている。


…まあ、そう言われるとそうかもしれませんし、自分にもそういうところがあるという気もするんですが…
別にそういうのって、今年の社員だけとという気もしないんですけれど。
何か今年に関してそういう命名をしなければならん理由でもあるのかなぁと。

日頃は従順で、時にブログなんぞで大胆な自己主張をする…、いやま、それはそうかもしれないけれど、要は一人で愚痴を言うか、仲間内で集まって愚痴を言うか、知らない居酒屋の店主の前で愚痴を言うか、PCの前で愚痴を言うかの違いなんじゃないかなという気もしますが。
つまり、今年の新入社員は愚痴を自宅のPCの前でぶちまけている傾向があるということなんですかね。
少なくとも、左右問わず、大胆な主張をしている政治型ブログを見ていると(喜んで見ているわけではないですが[苦笑])、別に若い世代だけでなく、少し年配世代と思われる人なんかもいたりするわけで、従順なふりをして大胆な自己主張をしたがるのは世代関係なく変わらないだろうという気はします。

力強さや実行力と言われてもねぇ。これまた、世代問わず力強さを実行力のある人の比率が極端に変わるのかという気はしますし。年配の人なんかが酔っ払って、ギャーギャー叫んでいるのは力強さの表れなんですかね?
若い世代は酔っ払うとグデーンと倒れている方が多い気がしますし(笑)

しかし、こういう新入社員を一言で表すという奇妙なことをしているなんて初めて知りましたが、1973年から続けているというから何とも面白い話です。
これもある種の伝統ってやつですかね? 特に何かのためになるとも思いませんが…。ある意味、年配世代が新入社員世代を枠でくくって、自分達が上位にいたいような意識が表れているのではないかな~という気もします。
日本の会社制度・採用制度は「型枠型」とでも名づけてみては如何?

ラーメン店主と通販の不思議な関係

2006-03-27 23:19:00 | その他
今日の夜は都内でもそこそこ有名なラーメン屋(店名を出さないのはこの後を読めば分かります)でミソラーメンを食べてきました。
まあ、5時過ぎくらいに入ったということで、自分以外の客がおらず、狭い店舗に自分と店長一人だけという状態。

で、まあ、ラジオを聴きつつ、ラーメンを聞いていたのですが…
たまたま、ラジオのCMが製薬会社の通販製品の紹介となりまして、肩こりか肩痛に効くらしい薬の紹介を始めたんですね。肩に負担がかかると夜、手の置き場にも困るらしいということで、そういうのに効く5種類の薬を配合したものがあるとかそういう薬の紹介。
「肩こりか。自分は今のところ関係ないな~」と暢気に構えているうちに、電話番号の連絡先を紹介しはじめたのですが…

途端に、店長がガバッとメモの前に飛びつくように移動し、ラジオから流れる電話番号をガリガリとすさまじい勢いで書き出したんですね。あまりにおもむろに始められたのでビックリ。
というか、仕事中…のような気も(ので店名は伏せ。別に極端に問題行動というわけではないですけどね[笑])。
もう何か、仕事終わったら絶対に電話をするんだというくらいの気迫を感じました。いやいやいや、びっくりした。

やはり、ラーメン店なんかやっていると肩こりなどが激しいんですかね。鍋とか重そうですもんね~。
思わず、例えば昔やっていた「料理の鉄人」なんかに出場が予定されていたコックが「肩を痛めてしまったためコンテストに参加できなくなった」なんてことなどもあるのかなとか考えてみたり。鍋持ちくらいは自分でやらなくても他人に任せて良さそう、とか思いますけれどフライパンでジャンジャン揚げるのは他人には出来ない芸当ですからね。料理も本格的なものになると十二分に重労働ですし。
プロのコックたるもの、負傷と付き合っていたりするのだろうか…と馬鹿なことなんかも考えてしまった次第なわけであります。「イタリア料理のコックにとってはパスタの鍋を持ち上げるという労苦があるために、腰痛が職業病だったりする」なんて話があれば嫌だなぁ。

あるいはそれとは関係なく単に個人的な資質の問題なのか。
まあ、なんだか分からないですけれど、店長の肩こりがその薬で治ることを祈るばかりです。

と思わせておいて、あるいは単なる通販マニアだったというオチだと嫌だなぁとも思ったりします。

上原が痛撃を浴びた?

2006-03-27 22:11:46 | 日々のニュース
何て酷い事件なんでしょうかねぇ。これはもう、規定ギリギリの禁錮5年をもってのぞむ他ないですね。
次のWBCの時には出してあげるということで(笑)。

上原投手が人身事故=WBC凱旋帰国の翌日-東京(時事通信)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表チームの優勝に貢献したプロ野球巨人の上原浩治投手(30)が東京都内で人身事故を起こしていたことが27日、分かった。
警視庁世田谷署の調べに対し、上原投手は「前方をよく見ていなかった」と話しており、同署は業務上過失致傷などの疑いもあるとみて、任意で事情を聴いている。
調べでは、上原投手は23日午後4時前、世田谷区世田谷の都道で乗用車を運転中、信号待ちをしていた清掃車に追突。清掃車の男性(36)=同区在住=が腰に軽傷を負った。上原投手にけがはなかったという。
同投手は22日に米国から凱旋(がいせん)帰国したばかりだった。


韓国戦では一試合に一本打たれる痛いホームランを喫することがなかったのですけれど、やっぱり痛撃を喫してしまいましたね(苦笑)。とりあえず大きな事故でなくて何より。

凱旋翌日ということは、まあ、時差ボケも解消できていなかったでしょうし、祝杯でイチローにシャンパン吹きつけて機嫌を損ねさせたりしたと、色々ノリまくっていた後ですから、半分寝ていたのかもしれませんね。
ならば自分で運転しなければいいものを、という気もしますが、会社の幹部とかならともかく、プロ選手は大抵自分で運転するわけですからね~。コンディション調整の細かい部分まで突き詰めれば、他人に運転させて別のことに集中させるなり寝かせるなりした方がいいのかな、という気もしないではないですが。

事件の話に戻ると、負傷の程度は分かりませんが、有名人でなければ話題にもならないようなことで、そういう点では上原が若干気の毒という面も否めませんかね。ま、もちろん、有名人だからこそ、厳刑で臨んで世間を震え上がらせるという考え方もあるにはあるのでしょうけれど(笑)。この逆はいただけませんね。有名人だから軽めにしてあげるというのでは偉くなれば許されるという風潮を招いてしまいますからね。

まあ、少し事情聴取をして、一応の謝罪をして釈放というところでしょうね。間違っても裁判で懲役五年なんてことにはならないでしょう(笑)。ただ、そのくらいのことは警察で訓示した方がいいかもしれませんね。別に上原にしろというのではなく、例えば万引き犯なんかに「懲役10年だぞ」とか。
もちろん、これで自白を強要すればそれはそれで問題になるわけで社会は中々難しいものなのですが…

ところで上原は何に乗っていたのかが妙に気になりますね。
昔の愛車はセルシオらしいとありましたが、今もそうなんですかね?

追記:上原は以前にもUターン禁止のところでUターンしようとして事故を起こしたことがあるそうです。やっぱり運転手雇った方がいいのでは…?

慰霊祭でも除外予定

2006-03-27 18:48:38 | 日々のニュース
早いもので、JR福知山線の脱線事故からもうすぐ一年だったそうですね。
で、JR西は事故発生時刻に黙祷を捧げたりするようですが…

またまた、事故を起こした高見運転士を除外する意向なのだとか。
発生時刻に一斉黙とう 死亡運転士は対象外(共同通信)
JR西日本は27日、兵庫県尼崎市で起きた福知山線脱線事故から1年となる来月25日に尼崎市総合文化センター(同市)のアルカイックホールで催す追悼慰霊式の式次第を発表した。
慰霊の対象は犠牲になった乗客106人で、高見隆二郎運転士=当時(23)=は除いた。式は午前9時ごろから始め、事故発生時刻の9時18分に参列者が一斉に黙とうする。
その後、山崎正夫社長が事故をあらためて謝罪し、遺族代表が慰霊の言葉を述べる。犠牲者の友人らによる曲の演奏、参列者の献花と続き、午前10時半ごろ終了予定。
午前11時-午後8時に会場で一般献花と記帳を受け付けるほか、福知山線の尼崎、宝塚など6駅と大阪駅にも記帳所を設ける。


確か10月に殉職者の慰霊法要でもJR西は高見運転士を除外していたはずです。で、その際には「過失で死亡した人については今までから除外している」ということでした。
それは一応納得はできるものの、しかし過失者を殉職と考えないのは「殉職」という言葉の意味とも違うしどうなんだろうと考えたりしておりました。
過失が殉職でないとするなら、建築現場で働く鳶などが転落死しても、それは殉職ではないことになるわけで…
殉職とは?(10月6日)

ま、しかし、一応、そういう基準は基準かなと辛うじて納得もできようもの。
ただ、今回については、事故の犠牲者を慰霊するためのもので、そこに入れないというのはどうなのでしょうか。運転士は犠牲者ではない、ということは乗客を道連れにして自分も死んだような加害者であるということが言いたいわけなのでしょうか?
極端なノルマを課していて、若い運転士に過度の精神的負担を強いていたことなどを鑑みても運転士に犠牲者的要素はなく、慰霊にすら値しない存在だということが言いたいのでしょうか。

今回はJR西のコメントの類もないようで、彼らが自分達と事故をできるだけ切り離そうとしている魂胆が透けて見えてくるようで気に入りません。
JR西日本・ホームページ

もちろん、遺族の中には高見運転士個人を許せない人もいるのでしょうし、彼が全く問題がなかったというつもりもありません。
ただ、世間的に運転士が悪者、JR西はいわれなき損害を被った者、みたいなアピールをしようということはどうしても腑に落ちない。
前回も言いましたけれど、会社の方針に必死に従おうとした者を、邪魔者みたいに切り捨てる態度がどうしても納得できないんですね、少なくとも私は。


ところで、慰霊式典は尼崎市のホールで行われるそうですね。
利益重視・安全重視・顧客重視に生まれ変わったというのなら、当日一部ダイヤ変更をして、事故現場でするくらいのことをしてもいいと思うんですけれど、どうなんですかね?
こんな口先だけ、書面だけの安全向上計画を出されるより、そうした態度で示してくれるほうがよほど納得できようものですけれど…?

26日のスポーツ

2006-03-26 23:17:22 | その他スポーツ
大相撲千秋楽
味スタに行っていたため、当然見てはいませんが、魁皇は何とか勝ち越したわけですか。これで特に問題もなく来場所も続行ということになるわけですね。本当は大関には最低10勝くらいは要求すべきと思っていますけれど、まあ、来場所はしっかりと負傷を癒して強い右上手を見せてほしいものです。
栃東も綱とり場所の最後に意地を見せたようで、モンゴル勢二人が共に負けての決定戦というのは正直想定していませんでしたね。
結局勝ったのは朝青龍でさすがというところでしょうか。敗れた白鵬は初優勝を逃したそうですけれど、それでも大関は確定的。
これで1横綱5大関と番付は豪華になるわけですね。しかも栃東の綱とりは次の場所に辛うじて繋がったという見方もなされているようです。五月場所は話題は豊富な場所になりそうですね。
それに値するだけの充実した土俵を期待したいものです。
外国人力士が番付上位に多いことは関係なく、基本的には内容と息詰まる優勝争いが人を呼ぶわけですからね。
少なくとも野球やサッカーを見ている限りはそう思うのですが…


センバツ高校野球4日目。
日本文理が新潟県勢として初めて勝利(相手は高岡商)をおさめたそうです。おめでとうございます。そういえば、数年前に新潟県勢として初めて得点をあげたのもここではなかったですかね。あるいは新潟明訓でしたか…?
去年夏の準優勝校の京都外大西でしたが、東海大相模に敗戦を喫してしまいました。また、もう一試合では同じく去年の夏に旋風を起こした長崎県の清峰が岡山東商を相手に勝利をおさめています。


フィギュアスケート世界選手権
村主章枝選手が銀メダルだったそうですね。おめでとうございます。これで選手枠3も確保できました。
また、男子では織田信成選手が4位だったそうですが、またまた規定違反のジャンプをしてしまい得点を損してしまったのだそうです。これがなければ表彰台も見えていたということで惜しい話です。
ただ、トリノ五輪の選考会の時には同情が多かったですけれど、二度目となるとちょっと軽率なのかなという気もしないではない。コーチとプログラムをしっかり煮詰めて、無駄に点を損することのないようにしてもらいたいものです。
ただ、一方で4位だったことで来年の出場枠が1から2になりました。これは不幸中の幸いといえたでしょうね。