川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

海外リーグ・昇格チームは?

2006-03-23 21:11:48 | サッカー
海外リーグでは降格チームの姿が少しずつ見えてきました。
では、翻って昇格しそうなチームは?
これまた各国ごとにザッと見てみたいと思います。

まずはイングランドですが、自動昇格は2位までで3位から6位までのチームが最後の昇格権をプレーオフで争うことになります。
1位のリーディングは勝ち点91で3位との差が既に19。昇格が決定的ですが、2位以降はシェフィールド・ユナイテッド(75)、ワトフォード(72)、リーズ・ユナイテッド(71)の3チームが勝ち点4以内に入っており、最後まで激しい争いを繰り広げそうです。
プレーオフ圏の6位までで見てみると、クリスタル・パレス(67)までがほぼ確定ですが、6位のプレストン(60)、7位のウルブズ(59)、8位のカーディフ(58)あたりまでチャンスがあるでしょう。もしカーディフが大ドンデン返しの昇格を果たし、WBAが降格したなら稲本の来季はカーディフですかね(笑)。

まあ、私としてはリーズが昇格してくれれば、それで全然問題ないのですが。
01年のチャンピオンズリーグベスト4でバレンシアと戦ったメンバーのうち、現在もチームに残っているのは当時右サイドの控えだったガリー・ケリーとビラから出戻ってきたアイリック・バッケくらいしかいませんが、やっぱりあの白いユニフォームがいないとプレミアが何となくピリっとしません。
記憶がややあやふやですが、リーズの白のユニフォームは「俺達もレアル・マドリーみたいに強いチームになりたいな」ということに由来するのだとか。

イタリアに目を転じると1位にいるのはおなじみ若手教室アタランタ(59)。以下、カターニア(57)、チェゼーナ(56)、マントバ(55)が現時点での昇格圏。ブレッシア(52)とトリノ(49)、アレッツォ、クロトーネあたりまでは4位に滑り込む可能性ありというところでしょうか。チェゼーナやマントバあたりは聞いたことすらありませんが、新しいチームを見るのも楽しいかもしれませんね。
ボローニャやエラス・ベローナは中位以下に沈んでおり、またピアチェンツァ、ビチェンツァ、バーリといったかつての下位チームもすっかりBの常連となってしまっています。何とか奮起してほしいものですが、財政事情などあって中々うまくもいかないようです。頑張ってほしいですね。

リーガ・エスパニョーラ2部はえらい混戦模様になっているようですが、昇格圏の3位から勝ち点9以内(3ゲーム差)で見ると、1位のレクレアティボ・ウェルバ(52)から、ナスティク(50)、ロルカ(49)、レバンテ(49)、アルメリア(48)、シェレス(46)と続き、ムルシア(42)、バジャドリー(41)くらいまでチャンスありでしょうか。このすぐ下はレアル・マドリーBですので、昇格を気にする必要もありませんしね(笑)。
あと、何気にびっくりしたのがソルダートが現在2部の得点王だったりすることでしょうか(笑)。

ドイツでは、1位ボーフム(52)、2位アーヘン(49)がやや昇格が見える位置にいます。最後の椅子・3位を巡っては44のコットブス、グロイセア・フィールス(全然知らないチームなので呼び方が違うかも…)、43でカールスルーエ、41のフライブルクあたりまでは可能性があるでしょう。

フランス・リーグ2はスダン、バスティア、ヴァランシアンヌ、ロリアンの4チームの中の3チームとなるのではないでしょうか。大黒のいるグルノーブルは昇格圏とは勝ち点差14、降格圏からは8となっています。

オランダ…まで調べる意欲はありませんでした(笑)

しかし、イングランド以外はやたらと勝ち点が迫った中での争いになっています。下部リーグの方が上位も下位もなく、毎試合毎試合が戦争みたいな雰囲気になっているんでしょうね。
降格するチームも気になりますが、最終的にどこが昇格してくるか、これも興味深いですね。

まあ、リーズ以外はどこだろうと構わないんですけれど。
(しつこい…)

センバツ開幕

2006-03-23 17:19:34 | 野球
WBCの余韻が冷めやりませんが、センバツ高校野球が開幕しました。
平日の朝なのでさすがに見ることはできませんでしたが、現在もリアルタイムで試合進行中。

開幕試合では地元の神港学園が山口の南陽工を下し、第二試合では初出場の千葉の成田が徳島の小松島を下しました。第三試合は今のところ智弁和歌山がリードしています。久々に智弁和歌山の校歌を歌うことができるかもしれません(笑:自分の高校の校歌を忘れ去って久しいが、PL、横浜、智弁和歌山、常総学院あたりは歌えます。似たような人多いでしょうけれど)。

優勝候補の筆頭と目されていた駒大苫小牧が出場辞退したことで、戦国という印象のある今大会。ただ、展望などを見ていると早実、京都外大西を中心とする関西勢の評価が高いそうです。
もっとも、WBCで日本の前評判がさほど高くなかったように、短期決戦ですから何が起こるか分かりません。意外なチームの躍進なども期待したいものです。
まあ、多くの人は心情的に孤島から乗り込んできた八重山商工を推すかもしれませんね。島民のかなり多くが甲子園に来るなんて話もありますね。八重山をはじめ、21世紀枠や希望枠で入ってきた高校がどういう試合をするかも気になりますね。個人的には21世紀枠と希望枠が好きではないのですが(苦笑)。

プロとアマの違いがあるはずですが、開会式の挨拶の中でWBCの言葉が出てきたそうです。
野球人気回復のためにはWBCに続いてセンバツにも盛り上がってほしいもの。プロ野球もWBCの流れをセンバツにつなぎとめてもらいたいという思いがあるのではないでしょうか。

短期決戦という舞台で一発勝負に全てを懸けるという点ではWBCと同じ。ただ、背負う者が片方は国とある意味分かり易いのに比べ、片方は母校の名誉もさることながら自分自身の将来であったり、色々な要素が絡み合っています。それも面白いといえば面白いのではないでしょうか。

今日から4月3日までの12日間、熱戦を期待したいですね。
これ以上不祥事とかは起こさぬようつつに望みたいものです。

全頭検査をしたい!

2006-03-23 16:44:14 | 日々のニュース
…と、米国の食肉業者が全頭検査を認めない農務省を提訴する方針なんて話がありました。
カンザス州にあるこの中堅食肉業者、日本がBSE牛がいるかについての全頭検査を実施しない限りは輸入再開をしないという方針を取っていることに配慮し、「向こうがそれを望むなら、全頭検査をしておこうじゃないか」と日本が最初に輸入禁止をした後の04年4月に自前で検査施設を建設して許可を求めたのだそう。
しかし、米農務省は「全頭検査は非科学的だ」ということでこの業者の許可申請を認めなかったのだとか…
背後には、全頭検査に消極的な大手食肉業者の圧力などがあるということですが。

う~ん、まあ、全頭検査をすれば100%安心かといわれると、それはまた疑問というのも確かです。人間がやることですから、ミスが入りうるのかもしれませんし、そうなると結局のところ日本でも米国でもBSE牛が生活の中に紛れ込む可能性というのは確率の数字が違うだけなのかもしれません。
ただ、だからといって絶対やらないというのも困りものですね。相手の意向に配慮しようという業者を押さえつけてまで自己の主張を貫こうというわけで。

結局はお金ということでしょうかね。この中堅業者は50万ドルの金を投じて施設を造ったとありますから、大手だと当然もっとかかるでしょう。そのお金が惜しいのでしょうか。

まあ、もっとも、国益という概念がある以上、相手の意向に配慮しようという業者を押さえつけるのも仕方ないのかもしれませんね。
以前、兵器用に転用できるヘリを中国に輸出したとして摘発された企業や核転用できる装置を輸出したという企業がありましたが、相手の要請に応えようとしたら、それが国の意向に反して押さえつけられたという点では今回の業者と変わらないのかもしれないですし。
彼らが「自分達は中国の要請に応えようとしているのに、それに応じない国はおかしい」と提訴して、「相手の要請に応えるのは企業として当然の理念だ」と納得される方は皆無でしょう。それと同じ目線で考えると、全頭検査を求めている業者の提訴が認められないとしても仕方ないのかなという気がしないでもありません。

まあ、とりあえず、この業者には頑張ってほしいものです。
吉野家や焼肉店などはカンザス州の企業を応援するキャンペーンでも張ってみてはどうでしょうか(笑)