川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

J1・第24節

2006-09-23 20:12:06 | サッカー
浦和レッズ 1 - 0 清水エスパルス
最近2試合、勝ってはいるものの内容面で今ひとつな浦和。
この試合はワシントンのキープが冴え、また清水が藤本と兵働を欠くこともあってサイド攻撃にもしっかり対応しています。チョ・ジェジンが前節同様封じ込められ、攻めはマルキーニョス頼みです。
前半15分過ぎに右からのCKでファーの三都主を狙い、そこからの折り返しをワシントンがしっかりと決めました。やはりワシントンは決めてほしいところで決めてくれますね。レッズはそれ以降も右の平川がいい感じでしばしばチャンスを作ります。ただ、ワシントンはいいもののもう一角田中達也は良くありません。前節もさっぱりでしたが、気になりますね。

後半になるとレッズは追加点を狙うよりも、まずは同点に追いつかれないことを意識したような印象。攻めはいい形でのカウンター専念で無理はしません。それでまあ決定機も作るのですが、当然清水がサイドからチャンスを作る機会が増えてきます。まあ、清水も崩しきれないわけですが…
で、20分前後にここ二試合めっきり元気のない田中達也を引っ込めて永井を入れたわけですが、その後ワシントンが肉離れを起こして交替してしまい永井が1トップに。攻めの形を失いました。
それでもやっぱり中は強いのと、清水も攻め急ぎで雑になったこともあり、30分以降は一応清水がキープしているもののどちらともつかないまま終わりました。

清水はサイドMFが二人いないというのはあるにしても、ある程度守りがしっかりしたチーム相手には対応されてしまうという感じでもう一工夫欲しいですね。
浦和は…まあ、ドイツなサッカーということでしょうか。

ガンバ大阪 4 - 0 川崎フロンターレ
上位にいるとはいえ、元々フロンターレに対してガンバはあまり悪い印象をもっていないでしょうから、退場+ジュニ交替でもう圧倒的に精神的に優位に立ったのではという気がします。
マギヌンの退場はともかく、その後ジュニーニョを下げてしまったのが分からないです。何だかんだいってジュニーニョがいれば一人で何かやりかねないのですが。
播戸が決めた時点でほぼ試合が決まりましたね。

アビスパ福岡 1 - 0 セレッソ大阪
今シーズンはもう勝てないのではとも思われていた福岡が下位対決を制しました。セレッソは大久保が出ているとイマイチ良くないというような印象がありますが気のせいですかね…?

サンフレッチェ広島 1 - 0 大宮アルディージャ
田中達也が代表に行ってからイマイチ良くないのですが、小林大悟も何か代表に行ってから良くないですね。広島は前節のレッズ戦は負けながらも内容は良かった感じですが、ホームではしっかりと勝てたようです。

横浜F・マリノス 2 - 1 名古屋グランパス
ヨンセンが今日も決めました。しかし試合はマリノスが勝ちました。グランパスは開始1分もしないうちに決められるあたりチーム全体の精神状態に問題がありそうです。
名古屋はタマがベンチにもいないですがケガですかね。戦力外なんですかね。

ジェフ千葉 2 - 0 京都パープルサンガ
千葉もナビスコ決勝進出で多少ホームで勝てない恐怖症がなくなりましたかね。

平山相太・Ⅲ

2006-09-22 20:38:34 | サッカー
といっても平山についてのエントリではありません。

ヘラクレスを退団してFC東京に入ってからというもの、何かと話題になる平山。
今日あたりも、レギュラー組で全然ダメだったとか、これではJデビューはお預けだろうとか、容赦なく書かれております(笑)
このあたりの平山を取り巻く環境についてのエントリです。

個人的にはこれはいいことだと思います。
もっと言うと、むしろ平山だけでなく他の選手についてもこういう風にJでもプレッシャーをかけていかないと選手は育たないとも思うんですよね。
実際に観たことがないのでどの程度の文面を割いているのか正確なところは分かりませんが、例えばイタリアとかイングランドでは地域紙などが毎試合、地元チームの選手の採点などをして時に辛辣なことなども書いたりするわけです。
一方、日本はどうかというと東京新聞がFC東京やヴェルディの採点をするなんてことはありません。「梶山は途中で試合を抜け出ていたらしい」とか「今日の徳永はピッチの幅が50mだと思っていたようだ」なんて辛辣な記事を目の当りにすることもないですしね(笑) 地域紙だと多少は変わっているのかもしれませんが、例えば東奥日報がベガルタやモンテディオについて試合レビューを詳しく書いたりすることもないかと思います。
 
で、たまに取り上げても基本的に甘い。
たまにさいたまTVでレッズ関係の番組を観ていたりするのですが、何か褒め殺すことしか頭にないのかというような感じがします。まあ、チームが上位にいるのでそれでもいいのかもしれませんが、「最近DF陣に任せまくりの攻撃陣にそろそろ奮起願いたい」とかそういうコメントとかあってもいいような気がするんですけれど…
日頃ぬるま湯に浸らせておきつつ、ちょっと熱いお湯に入ってパニックになったら「闘う意識がない」とか「向上心がない」というのも正直かなり無理があると思うんですけれどね。

日頃取り上げもしないのに代表になったから、「やれ頑張れ。どうして決められないんだ」という極端な落差では選手が平常心でいられず、プレーが恐ろしいくらいに消極的になるのも仕方ないんじゃないかと思うのですが…監督も怖いし(笑)

J1にいる選手の大半が平山の半分くらいの扱いやプレッシャーを受けるくらいになれば、代表に選ばれた選手がもっと溌剌としてプレーするのではないかという気がするんですけれどね。

ガーナ戦への駆け引き

2006-09-22 13:21:14 | サッカー
年内海外組呼ばず
ガーナ戦に呼ぶとかいう話もまことしやかにささやかれておりましたが、チケットの売上げを増やすためのものだったんですかね。
まあ何度も書いていますが、ガーナ戦では日本が誰を呼ぶかよりもガーナが誰を呼ぶかということの方が気になるわけですが(笑)

中澤が代表引退会見へ
既に代表引退自体は発表していますが、10月4日のガーナ戦のメンバー発表の前にあらためてはっきり宣言するつもりなのだとか。
これを見ると、CBが坪井と闘莉王しか呼ばれていなかったのは、あるいは「日本にはこの2人とお前しかいないんだ。俺は代わりで妥協などしない。ただお前を待っている」というオシムの意思表示なのかなという気もしたりしなかったり。となると、中澤が正式に発表した後にはガーナ戦には坪井と闘莉王以外のCBは呼ばれるのでしょうか…
ストッパータイプがいないなら栗原や青山とか育ててくれないものかという気はするのですが。仮に彼らがガーナ戦で失態を演じたとしても、(指摘はしますが)二度と呼ぶなと言うつもりなど私はないですが。

小笠原、評価はまずまずのよう
メッシーナの試合は見ていませんが、試合後のスタッツを見ていて警告を受けているところにちょっと感心、「最初から警告をもらうのはチームのためにという意識があるのだろう」という印象を受けましたが、実際そうだったようで概ね高評価のよう。あとはその評価がシーズン通じて続くようになってもらいたいものです。
しかし、「柳沢に悪気はないが、彼は本物の選手のようだ」という新聞紙の採点は中々辛辣でいいですね。

トリノ、また監督交代?
シーズン開始直前に監督を交代させたトリノがまたまた監督問題で揺れているのだとか。1分2敗は確かにあまり望ましい数字ではないですが、期間を考えると結果を出すことなんて不可能のような気が…会長の心理状態に相当危ういものがあるようです。
しかし、大黒は本人が悪いわけではないでしょうけれど、何か移籍した先のチームの運を下げてしまっていますね。

レッズ全員集合
鈴木啓太とワシントンも戻ってきて、シーズン開始後初めて選手がフル稼働できる状態になったのだとか。何となく大人しい印象のあったFWは別として、鈴木の代役で出ていた酒井はまあまあの動きをしていましたし、24日の試合はどういうメンバーで来るのでしょうか。

ベルバトフが負傷で10月の欧州選手権予選2試合を辞退
ブルガリアにとっては痛い話です。
そろろそ10月の予選2試合に向けてのメンバー発表もクロアチア、スロヴェニアなどがしております。スウェーデンはズラタンの代わりをどうするのか、負傷者続出のデンマークはどうするのかとか北欧勢の代表発表も気になります。

20日のサッカー

2006-09-21 13:36:05 | サッカー
小笠原出場
ミッドウィークのセリエA三節が行われて、後半8分からメッシーナで初めて公式戦に出場したようです。チームは2-0で勝ったそう。
気になる対戦結果はインテルがアウェーでローマに勝利。持て余すくらいの戦力は相手が強くてちょうどいいのか全体的に内容は良かったようです。ズラタンがPKを含めて3度あった決定機を一つでも決めていれば楽勝だったそう(苦笑)。
ミランは三試合で勝ち点をプラスに戻しました。
首位には三試合で得点11失点7。取られる以上に取る豪快サッカーのパレルモがたっております。グイドリンのチームっぽくないんですけれどね(笑)

釜本氏、平山バッサリ
というのはまあ別にいいのですけれど、結局話題が平山、平山となるあたり、いかにも他の選手のPRが下手かという気が。JFAだけでなく、Jクラブももっと所属選手の価値を高めるような活動をやらないといけないのではと思います。

リヴァプールは勝利
良かった良かった。
本当はリーズですが、とりあえずプレミアに戻ってくるまではレッズを応援しております(笑)

アラーダイス激怒
裏金疑惑が報じられたことに対して怒りの弁明。
BBCに対して法的措置をとることも辞さないとか言っているのだそうです。
もっとも、今日発売のワールドサッカーダイジェストには「サビオラがリーベルからバルサに移籍した際には、バルサ側からリーベルの幹部に賄賂が渡された」なんて普通に書かれていますし、建設業界の請負とかカルテルではないですけれど、一種の手付金みたいな形で存在していたのかもしれないですね。
アラーダイスの本音としては今までは自由だったのにどうして俺だけ槍玉にあげられるんだという怒りもあるのかもしれません。逆に一旦完落ちしてしまえば「みんなやってんだよ!」とか言い出すかも。

セーレン・ラルセンが靭帯負傷
話としては1日遅れですが。
何でも数週間の離脱だとか。シャルケ04にとってはそれほどのダメージでもないかもしれませんが、グラヴェセンの代表引退、グロンケアのケガに続いてラルセンまで欠けるとなるとデンマークにとっては結構痛いです。
正直ユーロ予選でベントナーをスターターでというのはまだないでしょうし。

リーグ1・ナントで政権交代
ル・ティゼが解任されて後任はエオなのだとか。
期待されて加入したヴィルヘルムションも今のところイマイチな感じでスタメンからも外されております。

ナビスコ決勝は鹿島-千葉

2006-09-20 21:37:09 | サッカー
ナビスコ準決勝
結局横浜にも千葉にも行きませんでしたので結果のみ。
横浜F・マリノスと鹿島アントラーズは2-1でマリノスが勝ち、トータル2-2ながらもアウェーゴールで鹿島の勝利。柳沢が久々に仕事をしたということになります。
千葉と川崎はホームの千葉が11分で2点を先制しながらも結局同点に追いつかれて2試合トータルも4-4で延長戦。その14分に阿部がPKから決勝点を叩き込んで試合を決めたよう。
ハーフタイム中にベンチの井川が退場するなど、中々色々なことがあったゲームだったようです。
決勝戦は鹿島-千葉ということで、鹿島は10冠へ。千葉は連覇を目指す試合になるわけですね。

プレミア不正工作疑惑。ヒデのいくところ不正あり?
ペルージャからローマに移籍したときも一部の移籍金が不正処理されたなんて話がありましたね。まあ、もちろん、本人に責があるわけではないんですけれどね。
ボルトンに移籍した際に監督へと裏金が動いていたという話があるのだとか。もっとも裏金を受け取っていたのはアラーダイスに限らず、現在好調のポーツマス監督のレドナップも代理人と禁止された形で接触をしていたとか、過去現在を含めて18人くらいの監督にそうした話があるらしいということで。
プレミアもこの話でしばらくうるさくなったりするんですかね。
追加:現時点で以下の人物あたりの名前が出ておりました。
ボルトン監督:サム・アラーダイスと息子のクレイグ・アラーダイス
ポーツマス監督:ハリー・レドナップ
チェルシーユースコーチ:フランク・アルネセン
ニューカッスルコーチ:ケビン・ボンド
代理人:ピーター・ハリソン、テニ・ヤリマ

U-21神戸に勝利とか
練習試合ですから何ともいいようがないですけれどね。谷口や前田あたりの出来がよかったらしく、逆に平山はさっぱりだったようで。
まあ、今度の中国戦では前回の選手+今回の一部という感じになるのではと思っておりますが。

マテラッツィの胸は強い
そんなCMが流れているのだとか。ボールや4WD車も胸で受け止めているのだそうです。
当然、次はジダンが頭突きで大木やビルを破壊していく続編があり、第三弾でその両者が激突…なんてことになったら面白いなぁと(笑) まあ、内容以前にマテがナイキでジダンがアディダスですから、ありえないでしょうけれどね。

ロビーニョ「スペインは本当の自分を知らない」
まだまだ自分はこんなものではないという自信の表れでマドリディスタにとっては頼もしい限りでしょうが、結局本当のロビーニョを知ることなく彼自身がスペインを後にしてしまうのかも…(笑)

ナビスコ準決第2ラウンド

2006-09-19 20:05:23 | サッカー
ナビスコ準決勝第二ラウンド
横浜-鹿島(第一戦0-1)。千葉-川崎(第一戦2-2)が行われます。
横浜に行くか千葉に行くか、どちらにも行かないかを現在思案中です。千葉は最近ホームでめっきり勝てませんが、カップ戦でその流れを止めることができるでしょうか。また、前節清水にいい勝ち方をした鹿島はその流れを引き継げるか、横浜は久保不在をどう切り抜けるかが注目ですね。

海外組のために弾丸ツアー
海外組については「2日に戻って練習に参加しろ」というのが代表関係者の立場なのだそう。時差もあり休憩時間もないということで大変ですね。
もちろん、これは日本人だけに通用する話であり、ガーナ代表が当日やってきて、練習もせずに秋葉原で遊んだ後、横浜に乗り込んできたとしてもJFAは何ら強制力を発揮することができません。ってかそれを認めない限りエッシェンとかムンタリは来ないですよね(笑)

オシムが孤立化?
 なんてのが。あながち嘘とも思えないところが今の日本代表の状態を示唆していますね。
ただ、オシムも元々フレンドリーな監督ではないのだし、コミュニケーションが取れないのなら恐怖政治…というのでは彼の考える「日本にあったサッカー」はできないんですかね?

オーウェン、復帰に意欲
何かケガ続きでベテランみたいな印象ももってしまいますがまだ26歳。何とか復帰してほしいところではありますね。
最近のサッカーはスピードがどんどん早くなっていますが、当然それだけ肉体にかかる負担も大きいということになります。こういう怪我人が今後とも増えていき、またトップクラスのサッカーがNFL並に選手寿命の短い競技になるのかも…

ロブソン辞任
WBAの監督のブライアン・ロブソンが辞任したそうで。
というより、去年降格して続投していたことの方がちょっと驚きであったりします。

ビルバオは依然ピンチ
開幕戦こそドローだったものの今年もスタートが良くないアスレティック。試合終了後に「会長は出て行け」とか抗議活動もあったのだそうで、早ければ次節にも辞任してしまうかもな状況なのだそう。
バルサ、レアル・マドリーと並んで唯一降格したことのないクラブであるわけですが、一方でバスク純血主義の伝統も抱えるところでありこのあたりのギャップが辛いところですね。数年前と異なり、今やスペインでは下位チームでも各国代表クラスを抱えているわけですから、純血主義だけで戦えるほどもう甘くないというのが現実のよう。そもそもバスク人の有望選手ですら、今やビルバオでやりたいというのではなく、バルサはマドリーでやりたいと考えるわけですし。

U-21B代表選出

2006-09-18 15:04:15 | サッカー
裾野を広げる…という目的があるそう。軸もないのでどこから手をつけていいというのが分からないという本音も見え隠れしているような気もするのですが、ともあれ、本当に事前予告通りにほぼ総とっかえとなりました。

GK 佐藤昭大(広島)、松井謙弥(磐田)
佐藤は唯一、前回に引き続いての選出なのだとか。西川の壁は高いですけれど、頑張ってもらいたいものです。

DF 柳楽智和(福岡)、細貝萌(浦和)、河本裕之(神戸)、一柳夢吾(東京V)、家長昭博(G大阪)、田中輝和(大宮)、森下俊(磐田)、丹羽竜平(神戸)
家長はDF登録ですか…前の試合で久保を退場させた柳楽は勝利のためには手段を選ばないダーティーなCBになるみたいな形でアピールできますかね(笑) 
田中輝和は当然第四の田中の座を狙うべくこのチームの軸になってもらわないといけません(笑)

MF 寺田紳一(G大阪)、谷口博之(川崎)、高萩洋次郎(愛媛FC)、高橋義希(鳥栖)、渡邉圭二(福岡)、上田康太(磐田)、古部健太(立命館大)、関口訓充(仙台)
この中では谷口が中心になるような形ですかね。寺田以外はそもそも知らないというのが実際のところですけれど…

FW 平山相太(FC東京)、石井謙伍(札幌)、田中佑昌(福岡)、前田俊介(広島)
スケールの大きい平山、前田にバランスの石井、ちょこまか動ける田中あたりがどう絡めるかというところですかね。

今回は公式試合の類はないようで、そのあたりがいかにもB代表な扱いという気がします。ただまあ、B代表とはいいましても、A代表の面々と実力差があるわけでもないですし、この世代の選手は若さに溺れて自滅していくのが多々おりますので、自分の現状を見据えつつ一歩一歩前進していれば最終的には生き残れるという可能性も大です。
頑張ってほしいですね。

プレミア上位対決

2006-09-18 12:34:38 | サッカー
プレミア上位対決
チェルシーはホームスタンフォード・ブリッジにリヴァプールを迎えました。序盤からレッズが攻勢…というか、チェルシーが機能していないというべきか。今まで各ブログで散見していた「バラックとシェヴァはイマイチである」というのがよくよくもって本当のことだと分かって…
そんなこんなでレッズは攻めますが、撃てども撃てども点にならず。逆にチェルシーはドログバ…右からのスローインをPAライン付近でゴールに背を向けた状態で胸トラップ。即反転左足ボレー! がゴールネットを直撃。いかにもドログバなパワフルなゴール、キャラガーは仕方ない。レイナも仕方ないでしょうね。ちょっと集中を欠いた? って感じにも見えましたが。
後半、チェルシーはバラックが報復行為ととられたか一発退場しますが、逆にロッベンを入れたあたりからシンプルに攻められるようになります。逆にレッズはクラウチを入れて流れが停滞しまいました…
ともあれ、チェルシーが1-0でいかにも成金チームな勝利。モウリーニョっぽい勝利じゃないですけどね。
しかし、バラックとシェフチェンコどうするんですかね。二人合わせて100億くらいは投じたんでしょうけれど、このままだとどっちもベンチ…バラックはスタンドなんてことになるかもしれないですね。

オールド・トラッフォードでのユナイテッド-アーセナルは40分にアデバヨールのゴールが決まってアーセナルがシーズン初勝利。逆にユナイテッドは初黒星。
これでポーツマスの首位が暫定ではなく正式なものに。2位をユナイテッドとチェルシーということで、ポーツマスがどこまで粘るかというのも楽しみですが。チェルシーはもうしばらくとまどりそうで、ユナイテッドも怪我人がいたりしてイマイチですし、何とか勝ち点を拾えば意外と長期間上位にとどまっていられるかも。
レッズは1試合少ないものの15位で、我慢の前半戦を強いられることになりそう。後半戦になれば「絶望の」が前についているのかもれませんが(苦笑)
他のチームはチェルシーほど前に来てくれないでしょうし、そうなると崩すパターンをどうするか。正直ないように見えるんですよねぇ。

高原、リーグ戦でゴール
DFBカップでは3部チーム相手でしたが、今回はレヴァークーゼンから。さて、好調を維持してポジションを磐石のものにできるでしょうか。ポジションを磐石のものにしたら、オシムあたりがどう評価するのかも見物ではあります。

U-17、アジアを制覇
北朝鮮に2点先制されたものの、セレッソ柿谷のゴールとアシストもあって、延長戦。途中投入の河野が2点を決めての逆転勝利!
ただ、実は深夜に放送していたそうですけれど見逃しました。不覚…
ともあれ、おめでとう。
今後は世界ユース、更に上の世代でも励んでいってほしいと思います。

平山、FC東京合格デビュー
しつこいようですけど、今のFC東京は「問題児・平山」であってもすがらなければいけないチーム状況ですから、とりあえずホッとしたところでしょうね。
その東京については白羽の矢が立つ人がいるなら、倉又さんには辞任してもらって今年の残りはもう立て直しと仕切りなおしにあてた方がいいんじゃないかという気がします。ガーロもよくありませんでしたが、倉又さんはもっとマズいです。チームとしてのモチベーションを感じられないのでその部分で疑問点があるうえ、ここ4試合は毎試合ハーフタイムで選手交代(うち2試合は2人交替、清水戦は前半終了間際に徳永退場があるのでこれはやむなし)しているわけで事前準備も失敗しつづけているわけですからね。じゃあ監督として何を評価しろと…?
チーム生え抜きではあるのかもしれませんが、彼が指揮し続けていると選手自身も伸びるより縮んでしまいかねませんし。

いいモノは奪え

2006-09-17 23:08:14 | サッカー
朝のエントリで、スウェーデンの2トップを考えている時に参考にしたホジソンおじさんの「困った時は同一チームから2トップ」というのを日本代表に当てはめてみたエントリです。
つまりまあ、何かと理想の11人というのをみんな頭の中で集めてみたりするわけですが、ただま、現実問題としては寄せ集めの11人を思うように機能させるというには極めて困難であります。
となると、実際に機能しているユニットの力をできるだけ頼るという、オシムが最初浦和勢に任せたことを更に推し進めた方が「ああだこうだ」と語録を紐解いたり夢想するよりも実は強くなるのではないかと。
もちろん、単純にユニットだけ集めても仕方ないでしょうから、ポジションごとに核になりそうな選手を集めて、それに応じたチームからユニット強奪というパターンで。

となると、各ポジションでまず核となりうる選手を探してみる…
FW → 佐藤寿人か巻誠一郎、悔い改めれば平山相太(笑)
OH → 松井大輔か中村俊輔、若手世代では梅崎司
DH → 特にいない、敢えて言うなら阿部勇樹、若手も現状はいない
DF → 田中マルクス闘莉王か坪井慶介、若い世代では青山直晃
GK → 川口能活、若い世代では西川周作

ただし、FWに関しては佐藤の相方はウェズレイで巻はチームにいいFWがいないので誰かと組むケースが少ないです。で、日本で1トップを採用しても機能しないことが目に見えている以上、この2人はユニットが組めませんので落第です。まあ、この二人がジーコ時代に冷遇されていたということでユニットになりうるという見方もできますが。
そこでまあ、朝出してみた大分2トップ採用論が出てきます。元々高松はアテネ五輪の代表ですし、松橋は大久保以上に足が速いと評価されていた選手。シャムスカに継続して鍛えられればかなり幅のあるFWになる可能性があります。当然控えは高橋ということで。また、この場合GKを西川にすることでロングフィード一本から得点という可能性を探ることもできますし、サイドに梅崎を使うことで若手の核となりうる梅崎にとってやり易い環境を与えることができます。
となると、大分から4人を選ぶわけで、順位以上の評価ということになりそうですが、傑出した外国人不在の状況で中位をキープしているわけで、外国人が核となっている川崎、浦和、ガンバに偉そうなことは言えないともなりそうです。
ということで、
-----高松----松橋-----
-LH------------梅崎-
-----DH----DH-----
SB---CB----CB---SB
--------西川--------
次に中盤ですが、キープしすぎるのが困り者の俊輔が、大分カルテットを使うことで生きてくるという可能性は出てきます。速い攻めは大分勢の判断に任せて、中盤でキープしているときは俊輔のキープ力と展開力に任せてしまえと。
残る2人をどうするかですが、ここは現状のファーストチョイス鈴木啓太に闘莉王という手を取ってみます。最近の浦和は坪井がやたらと安定していて、闘莉王が結構自由にやっています。そのままでもいいのですが、闘莉王の攻撃センスをより活かすために更に一つあげてみるということで。また、この今やこのポジションにもヘッドの強い選手が必要とされる時代ですから、そういう意味でも闘莉王は一つあげたい。98年のスペインのイエロのDHみたいなものと思っていただければ。
中盤が完成。
-----高松----松橋-----
-俊輔------------梅崎- この二人は逆でも
-----闘莉王----啓太-----
SB----CB----坪井---SB
--------西川--------
最後にDFラインですが、ここはバランスを考えると鹿島勢でしょうか。ガンバ勢というのもアリなんですけれどね。このどちらかということになるのでしょう。

パターンA--------------パターンB
-----高松----松橋---------梅崎---高松---松橋--
-俊輔------------梅崎----------俊輔-------
-----闘莉王----啓太-----------闘莉王----啓太----
新井場--岩政----坪井---内田--家長--山口----坪井--加地
--------西川-----------------西川-------
パターンBは俊輔にとって理想的なチーム編成です。

3-5-2にするなら浦和勢に任せましょう。浦和+大分+俊輔(笑)
-----高松----松橋------
--------俊輔---------
三都主--------------梅崎
-----長谷部----啓太------
---堀ノ内---闘莉王---坪井----
--------西川---------
残った松井大輔とか稲本とか佐藤寿人は適度に織り交ぜつつ使って合うようになってくれば織り交ぜるということで。
オシムは最初の召集の時に「選ぶ選手は日本人でなければならない」と言いましたが、選手を鍛えるのは外国人でも構わないので(笑)、シャムスカ、アウトゥオリあたりには大いに期待したいところです。
オシムは一からジックリ鍛えていくつもりなんでしょうけれど、このくらいの方が代表監督として楽できるじゃないですか。

まあ、シャムスカが来年どこか別のチームに移籍してしまえば全て頓挫してしまいかねませんが(笑)

みんな大暴れ

2006-09-17 12:11:07 | サッカー
プレミア・ポーツマスが一暴れ
今日試合のあるユナイテッドに先駆けて勝利。暫定トップにたちました。

ズラタン大暴れを受けて
さてブローギューラはどうしよう。
1.アルベックとエルマンダーの2トップ
リヒテンシュタイン戦ではこれ。エルマンダーは単純な北欧系FWでズラタンのような技巧は望むべくもないも、無骨に邁進してくれるという点では頼りになる存在ではあります。
2.エルマンダーとロセンベリの2トップ
若手二人で2トップ形成。向こう5年はこれで行くという形。問題はロセンベリがアヤックスで完全にポジションを失ってしまった点。
3.エルマンダーとアンデシュの2トップ
国内で好調のアンデシュに頼ろうという事実上の1トップ。ただドイツ戦で大失敗したので多分使われることはなさそう。
4.エルマンダーとリュンクベリの2トップ
アーセナルでFWもやらされるリュングベリの決定力はスウェーデン一。ならば前で使ってしまえというもの。リュングベリの位置にはステンマンかベルグルンを起用すればさほど力は落ちない。個人的には最高の解決策と思うものの、序列を重視するラガーベックがこの采配をとることはなさそう。
5.アルベックとベルグルンの2トップ
最近好調のフィンランド方式・同一クラブチームで2トップ(フィンランドはヤーリとヨハンソン)を形成しようというもの。FWは微妙な連携・呼吸で全く変わるので少々の能力差は補えるうえ、エルマンダーが絶対的な存在でないことを考えれば急場しのぎとしてはこれもアリか。ちなみにこれを現在実践している代表チームは意外なほど少ない。
ま、この5つのうちのどれかでしょう。

久保も大暴れ
前半26分で退場していたので何をしたんだろうと思っていたら、対戦相手のマーカーにぶち切れて頭突きを三発見舞ったのだそう。数試合の出場停止が決定的で、何とも残念。

福岡サポも
試合終了後、1時間近く抗議活動をしていたそうです。チーム状態が良くないとこういうことにもなってしまうでしょうね。

気付いたら播戸が
13点で日本人得点王なのだとか。試合出場時間が他の代表FWと比べてかなり短いですし、かなり頼りになりますね。佐藤とチビッコ2トップ(田中達也は昨日の出来ではちょっと厳しい)を組むなんてことも?
ちなみに上述の同一チーム2トップ方式を採用するなら日本の2トップに今一番最適なのは高松と松橋の大分コンビのようです。昨日は沈黙しておりましたが。