川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

NFLオフシーズン

2006-03-13 22:21:31 | NFL
労使間の対立で、あるいはサラリーキャップが適用されるのはあと数年なのでは…とも囁かれているNFLですけれど、とりあえずスーパーボウルから一ヶ月半ほど経ち、各チームが色々と動き始めているみたいです。

エジャリンがカーディナルズに!
コルツRBエジャリン・ジェームズがカーディナルズに移籍しました。マニング、ハリソンとともにインディ・トリプレッツを形成しましたが、コルツのサラリーキャップは苦しく、RBとしての耐用年数に近づいているということもあって、とうとう放出ということに相成ってしまったようです。
コルツは衝撃のスティーラーズ戦敗戦の後、マニングが「ただ言えるのはプロテクションに問題があったこと」とOLを批判したらしく、色々と物議を醸しております。トリプレッツ解体で一時代が終焉するのでしょうか。あるいは攻撃力が低下する分はダンジーが更に強固な守備を形成することでどうにかするのでしょうか。

ブリーズはどこに行くのか
次代のエースQBリヴァーズを獲得したら突然覚醒してしまってリヴァーズをお蔵行きにしてしまったチャージャーズQBドリュー・ブリーズ。去年も囁かれましたが、どうやらFA宣言して移籍するみたいですね。今のところはセインツとドルフィンズが候補のようです。セインツはハリケーンの影響で全試合アウェーということもあって惨敗。地元メディアにはアーロン・ブルックスが酷評されているそうです(ケガの多いマカリスターにも問題ありという気もしますが)。ただ、惨敗ゆえにドラフトでの順位が高く、大学No.1QBライナートも取れるかもという状態。果たしてどういう路線でいくのでしょうか。
ドルフィンズは「ファーロットではなぁ」というのが本音だそう。ヴァイキングスのカルペッパーあたりも視野に入れて、QBを探しているのだとか。

ヴァイキングスは精力的
カルペッパーが離れるらしいヴァイキングスはオールプロGのハッチンソン(シーホークス)と契約したそうです。レイヴンズのチェスター・テイラー、パッカーズのライアン・ロングウェルなども獲得し、ロビンソンとは再契約。キャップに余裕があるからでしょうけれど、デプス補強に余念がありません。
ベアーズにとっては痛い話だ…

リパースパスの名手・ランドールエルはスキンズへ
スティーラーズもキャップが苦しいという話でしたが、ギブスがランドールエルにあんなパスを投げさせるのか疑問なので残念な話ですね…あのトリックプレーが見られないとなると興味が一つ減ってしまいます…

オルストットはもう1年
引退を考えていたというバックスのオルストットはもう1年プレーすることを決意したそうです。ショートヤーデージでのあの力強い走りをまた見せてほしいです。

まあ、この内、何人が開幕までそのチームにいるのか疑問なのがNFLの特徴といえば特徴ですが、たまにこうしたエントリを作成できるような話題の多いオフシーズンであってほしいものです。

パラリンピック+荒川

2006-03-13 21:52:44 | その他スポーツ
連日、熱い戦いが繰り広げられているトリノ・パラリンピック。
車椅子カーリングなんかがあると知りました。この競技は特殊な練習もいらず、スケートリンクに入れればできそうなので、一般の人にも普及してくれればいいですね。カーリングは奥深い競技です。

で、初めて知りましたが、滑降女子座位で銀メダルを獲得した大日方邦子選手、個人で6つのメダルを保有しているそうですね(金1、銀2、銅3)。おそらく日本で彼女より多くメダルを保有している選手はいないのではないでしょうか。
今後も頑張ってほしいです。

光物ばかりにこだわっているのも何なのですけれど、国別メダルの数なんかも普通のオリンピック以上に興味があります。
まだ半分も経過していないので、あまり参考にもならないでしょうけれど、試しに見てみると、まずドイツ・アメリカ・フランスあたりが日本より上位にいます。ノーマライゼーションの思考が進んでいるので理解できなくもないですね。
ただ、意外なのが1位と2位にロシアとウクライナがいること。あまり人権とかそういう意識のない国という印象があるのですけれど。ちなみにアテネを見てみると中国が1位でウクライナも6位に入っていました。ソルトレークではアメリカ、カナダ、ドイツ、ノルウェーあたりが上位でロシアが6位。
……資金を投じて育てた選手達がケガしたためにパラリンピックに回ったとかそういう感じですか。あるいは端からこちらで勝たせるために育てているとか? 怖ーっ。

ま、とにかく最終日まで感動させるような競技を見せてほしいですね。

昨日はイナバウアーを取り上げましたが、今日は荒川静香選手本人にまつわる話゛色々ありました。メディアも考えて集中投下していたりするんでしょうか?
かねてから噂されていましたけれど、西武の開幕戦・彼女が始球式を行うそうですね。これはやはり東伏見リンクを抱えていることの縁故などがあるのでしょうか?

彼女がCMに出ていたという金芽米の売上げは予想通り好調。倍増なんだそうです。美味しいかどうか分からないけれど、とりあえず買っているというところでしょうか。近くの米屋にはありませんが、一応置いてある場所は知ってますので買いに行ってもいいのですが…

巨人戦縮小

2006-03-13 20:58:41 | 野球
フジテレビが巨人戦の放送規模を縮小するそうです。
年間放映試合数を3試合減の19にして、延長時間も30分から15分にするのだとか。去年までの低視聴率を考慮してのことらしいですね。

まあ、試合数を減らすというのは分からないでもないですね。
ただ、延長時間を15分に減らすのはどうなのかなぁと思わないでもありません。別に巨人の味方をするつもりはありませんが、時間を減らすのは賛成できません。

去年までの2時間30分の放映枠では野球中継を全部行うことは不可能です。もちろん短縮のための努力をプロ野球側が怠っているという部分はありますが、ある程度巧くいったとしても3時間くらいが限度でしょう。要は、民放の放映には初めから誠意がないわけですね。
で、大抵のファンはそんなことが分かりきっています。試合を最後まで見られないということも分かっているわけですし、視聴率獲得のために露骨な宣伝めいた放映をされることも嫌います。一般の人は別かもしれませんが、純粋にスポーツを楽しみたいという人にはアイドルの余計な時間潰しは邪魔以外の何者でもありません。もちろん、競技の知名度如何によっては普及と満足度のどちらを優先するか難しい部分もあるので、あまり否定的にもなれませんけれど。
ですから、熱心なファンになればなるほどわざわざ民放で見ようという気が起きない。ですから、CSなどに流れていくのだと思います(昔からずっと日テレで見ていて、日テレでなければダメというような人は別ですけれど)。
CSを見られる環境にさえあるなら、今時熱心な野球ファンで民放で見ようという人はほとんどいないでしょう。

そんな状況ですから、30分の延長時間を15分にしても、ますます逃げていくばかりで、ある意味最初から視聴率を放棄しているようなもの。放映時間を短縮してしまうのであれば、むしろ放映試合数をもっと減らしてしまうかゼロにしてしまってもいいのではないでしょうか。フジもCSを抱えているわけですから、そちらに渡せばいいわけですしね。
代わりにフジ本体では一試合も放映しない。バラエティ・エンタメ路線一本でいくと。

その方が視聴率の健全な配分が計れていいんじゃないのと思いますけどね。
中途半端な退却戦は大怪我の元だと思いますが…

ちなみに、その巨人はオープン戦絶不調。
今日も阪神相手に何とか引き分けですが、ここまでほとんど打てないらしく、中々深刻な事態になっているようです。

何年経っても忘れられないこと…

2006-03-13 19:01:24 | 犯罪・刑事関係
大阪府・池田市にある大阪教育大付属池田小学校は15日に卒業式を迎え、あの連続殺傷事件で亡くなった8人のうち2年生だった7人が「一緒に卒業する」のだそうです。
遺族は「自分の子供がいないのは辛い」、「仲の良かった友達に受け取ってほしい」、「式典会場と別の場所で渡してもらえたら」と各々思いは違うようです。

難しい判断ではありますが、亡くなった子供と普通に卒業する児童を一緒にする、というのはちょっと違うような気もします。

例えば病気で亡くなったり、事故で死亡した一人の児童がいた場合に卒業証書が必ず渡されるわけでもないわけですし、そういう観点からいくと事件が大きかったとはいえ、若干不公平。
また、一緒に手渡すとなると、卒業する児童にとっても、事件のことを思い出させることになるわけで、わざわざ心の傷に触れることもないのではないかなという気もしないではありません。別の場所で受け取りたいという意見はこの点、他の児童のためにもなるのではという気もします。
風化させてはならない反面、何かにつけて一々取り扱ったりすることも一緒に居合わせた子供達にとっては良くないような気もします。最近、PTSDにかかる人がやたら多いですが、これは一面では精神科医が分からないから何でもPTSDと診断してしまうことがあるのではということと、他方では何かにつけて事件のことを思い出させる周囲やメディアに責任があるのかなと思ったり。

物騒なことをと思われるかもしれませんが、例えば卒業生が何か事件を起こしたりして、「あの事件のせいで自分は変わった」とか言うなんてこともありうるわけですしね。一周年だ、さあ取り上げようではなく、色々慎重に判断してほしい気がします。


山梨県ではヴァンフォーレ甲府の前身であった甲府クラブの監督を務めたことのある教師が刺殺されたそうです。逮捕された42歳の男は容疑を認めた上で「自分は教え子だった」と供述、さらに「高校3年の時の恨みを晴らしたかった」とも言っているそうです(今のところこの動機を出しているの読売新聞だけですが)。
仮に本当だとすると、この男は24年間恨み続けていたことになります。
推理小説ならともかく、現実世界で25年近く経って復讐(他人にとって理解できるか否かはさておき)を晴らすというのは正直、信じられないような話です。
ともあれ、殺害された教師の冥福を祈りたいです。


忘れるというのは困ることである反面、悲しみや絶望を忘れさせてくれるという効用もあります。
ただ、時代を超えて語り継がれるものは言うに及ばず、個人にとっても忘れられないことも幾つも存在します。
そうした記憶といかに付き合っていくのか、あまり取り上げられることはないですが、実は生きていく上でとても重要なことなのかもしれません。

ただ、ネガティヴな忘れられないことが取り上げられる機会が多いのが残念。
記事にはしにくいでしょうけれど、何十年前の感謝の気持ちとか、ポジティヴな忘れられないこととかそういう話題も取り上げてくれればなぁという気もします。

WBC・サヨナラ負け+α

2006-03-13 12:40:57 | 野球
アメリカにサヨナラ負けですか…

何ともいいづらいですね。善戦といえば善戦なんでしょうけれど…
2回までしか見ていませんでしたけれど、そこまでは良かったんですけれどね。というか、これで勝てないなら、勝つ方法ないよというくらいのいい試合の入りだったと思うんですけれどね。

微妙な判定ばかり取り上げられていますが、現実には3-0になっていたのも事実であり、そこから3-3になってしまったのも事実。不当な判定で本来6-0くらいになっていなければならないところを3-0にされていたというわけでもないでしょうし。
序盤のリードを守れないという点では工夫が足りなかったとも言えるのではないでしょうか。

まあ、例の判定は確かに覆すほどのものかなと言われると疑問ですけどね。
ただ、ま、ある意味アメリカの気迫勝ちという部分もあるかもしれません。なりふり構わぬ勝利への執念というやつ。
ちなみにスポーツイラストレイテッドやESPNは概ね「誤審だ」と主張していますね……逆だったら、日本のスポーツメディアはどうするんだろうという気がしないでもないです。
あと、オーバーコールした主審の名前はボブ・ダビッドソンというらしいです(笑)。22年間メジャーで審判をしていた後、1999年の労使紛争でクビになってマイナーリーグでやっていたのだとか。


結果的には黒星スタート。ま、それ自体は予想していましたけれど、何だか後に尾を引くような負け方というのが気になりますね。
とにかく、今更判定が覆るわけでもないですし(もっと言えば、アメリカでやる以上そういう判定がありうることくらい覚悟しておくべきだし。それを示唆するイチローの発言もあったってどこかのスポーツ紙が出していましたし[苦笑])。
「たら」、「れば」を言っていてもどうしようもないので、メキシコ戦と韓国戦をどうこうするしかないですね。
どうにもならないのではという予感もしますが…

まあ、反発力に期待したいです。

メキシコ戦は松坂でしょう。いい時と悪い時とでやや違いがあるのが気になりますし、ペナントレースでもしばしば勝負弱いところを見せるのが気になります。
が、いいピッチングをしてくれるしかないですね。
打つ方は中盤以降も気を緩めないことでしょうか。相手が上げ潮ムードになると途端に元気がなくなる悪い部分をどうにかしてほしいですね。

もう一試合は韓国がイ・スンヨプのホームランもあったりしてメキシコに勝ったそう。意外といえば意外な感じ。韓国がアメリカ相手にどんな試合をするのかも興味深いですね。
例によって試合を見ることはないですが…