川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

ナビスコ杯開幕

2006-03-29 22:42:14 | サッカー
昨日桜が満開になったと思ったら、夜半に大雨が降っていて、それで今日は何かすごく寒かったですね。風が吹き荒れていましたし、何とも大変でした。北日本では雪も降っていたようで…

で、外ここ数日の暖かい印象が完全にしみこんでいたので軽装で外出。歩いていて寒い寒い…身を凍らせていました。

とまあ、そういう与太話はどうでもよく、ましてや今日は一昨日のエントリとは違うラーメン屋で塩チャーシューを食べていたということもどうでもよく(笑…昼はインド料理店で豚バラ辛口カレー。バラは脂っぽくでカロリー高そう。美味しいんだけど[汗])、明日は時間限定食べ放題の串揚げ店に行こうと考えていることもどうでもよく…あ、これは更新がその分遅くなるからちょっと関係あるかもしれませんが(笑)。

今日からナビスコが開幕していたではありませんか!

土曜の夜以降と日曜しか空かないので、そうそうライブで見られない中、とりあえずライブで見られる可能性大。しかも新しい選手が出てくるので発掘の楽しみもあるナビスコ。
うっかりしていたなぁ。今日はG大阪と大宮の試合があるということは把握していましたけれど、ナビスコのことは完全に失念していました。
「ウィナーとチャピオンは違う」のだというサカマガの宣伝記事も読んでいたはずなのに、そういうものなんでしょうかねぇ。

なので、自棄っぱちに結果だけ(泣)
連覇を目指すジェフが白星発進…というか、昨シーズン優勝していたから本来は予選免除されるところ、実戦経験が欲しいということで敢えて参加するらしいですね。チームとしてはプラスになるかマイナスになるか分かりませんが、選手としては間違いなくプラスの方針でしょうね。結果もついてきて、まずは良かったというところでしょう。
他は浦和、鹿島、横浜Mというあたりが順調に勝ちを重ねたみたいですね。エスクデロが大会史上二番目に若い17歳6ヶ月28日でゴールをあげたのだとか。そういえばJ1で最年少ゴール記録をもつ森本は中々出番がないですねぇ。出番の多いチームに行く方が正解なんですかねぇ。あとは甲府、C大阪も勝ったのだそう。逆に名古屋はやっぱりか…という感じですね。今年も失敗してしまうのでしょうか。
しかし、4-3って一体。川崎フロンターレはよく点取るなぁ…

センバツ7日目・史上に残っていい一日?

2006-03-29 21:22:46 | 野球
高校野球も毎日取り上げているわけではなく、当然見ているわけではなく、ラジオでもチラホラという日もありますが…

今日は第三試合で早稲田実業と関西が延長15回7-7の引き分けだったそうですね。春の引き分け再試合は三試合目だそうで、いやはや、最終回に関西が3点取って同点に持ち込んで延長戦というところなど、さぞかし見ていて面白い試合だったんでしょうね。
くぅ、今日は横浜-八重山商工の試合の方に目がいっていましたが、惜しいことをしました。その八重山は横浜に7-6で敗戦。こちらもWBCの日韓戦第三Rを思い起こさせる八重山の集中打などが見事でしたが、如何せんその前に既に7点取られていては…点差だけ見ると接戦でしょうけれど、実力差はもう少しあったのかなという気もします。一発勝負でこういうことを言うのも何ですけれどね。
何時から始まったのか…第四試合では新潟代表として春初めて勝った日本文理が連勝。以前、エントリ高校野球ベストナイン部長さんに対するコメントで「県ごとのベストナインだと新潟とか山形が大変だ」とか失礼なことを言ってしまいましたが、日本文理にそうした偏見を断ち切るだけの更なる活躍を期待したくなってきました。
第一試合では個人的に優勝候補かなと思っていた智弁和歌山が岐阜城北を相手にこれまた打ち合いの末敗戦。別に智弁が好きというわけでもなく、初出場の岐阜城北にも更なる旋風を期待したいものです。
内容の濃い4試合だったということで、朝から夕方までセンバツという人もなかなかいないだろうとは思いますが、いたとすれば面白い一日だったのではないかと思います。

ところで、春は延長15回までである一方、夏は確か12回までです。
もちろん、健康上の要請とかそういうのは分かるんですけれど、12回ってのは短いような気がするんですね。
例えば、高校野球の名勝負というと、大抵が延長戦の展開だったりするわけです。古くは三沢と松山商業。最近では延長17回までいったPL学園-横浜とか。延長18回再試合、一人で200球以上投げた(もちろん、これはこれで確かにまずいのでしょうけれど)という言葉の響きに、我々は日常の世界から超越した何かを感じ取ったりするわけです。
それがもうルールとしてありえないというのは非常に残念です。健康上のルールなどはもちん分かりますが、例えば投手などはWBCの球数制限でもいれるなどして、何とかこの延長18回ルールを復活させてほしいなと密かに思ったりしているのですが…

ところで、関西-早稲田実業戦の名勝負に水を差す出来事として、この試合の前に毎日新聞の記者が関西高校の先発投手を早実側に漏らしていたらしいですね。
それで結果が変わったとも思いたくはないですが、何とも残念な話であるのは確かです。

外科部長の声明・射水 呼吸器取り外し3

2006-03-29 18:20:50 | 犯罪・刑事関係
富山・射水での尊厳死・安楽死事件はどうやら司法に重い判断を強いるような事件になりつつあるようです。
この、七人の人工呼吸器をはずしたという外科部長が取材陣の質問などに応じ、書面はないものの、全件において家族の立会いがあり、また別の医師の立会いもあったとコメントしていたそうです。呼吸器をはずしたのは六人が自分自身であり、残る一人は記憶にないということなのだとか。書面がないのは信頼関係を培った相手に対し、そういう書面を求めるのはかえって申し訳ないと思ったということなのだそうです(この見方については個人的には反対ですけれど、まあ、そういう見方もできなくはないでしょうね)。その上で、罪に問われるかもしれないが必要なことであり、司法の場における判断を求める、というようなことを言っていたのだそうです。
必要なことというのは配信記事(産経新聞)にあったもので、本当にここまで言い切っていたかは分かりません。ただ、本当に言っていたなら、この「必要なこと」という部分には若干違和感を感じますね。「やむをえない行為」とか「苦渋の決断」というのならまだ分からないではないですが。

ということは、二つ目のエントリで私が邪推したような部分はなく、この医師は(独善かもしれないものの)信念に基づいて人工呼吸器をはずしたということになるのでしょう。
となると、これはそもそも安楽死と考えるのか尊厳死と考えるべきかという最初の命題に立ち戻ることになります。私はなんとなく尊厳死とすべきかなという気がしているのですが、一応外科部長のコメントの中には安楽死に関する横浜地裁の判決に触れている部分もあるようで、このあたりは微妙なところというようですね。
第一エントリ…とりあえずこの問題に対する基本的な姿勢はこんなものみたい。
第二エントリ…リフレッシュしていたかどうかはともかく、ここでの主張の大半は的外れということになりそうです。もちろん、医師側が患者遺族を煙に巻いていたと考えることはできますけれど。

ただ、安楽死(積極的安楽死)についてだけ言わせてもらえば、果たして横浜地裁のいうようなケースであれば認めていいのかというのは疑問です。
形式的に考えれば、家族であろうと誰であろうと命を断つことは許されない、ということになるのが自然だからです。そもそも本人が同意していたとしても同意殺人罪というものが成立するのが刑法的な前提であり、ましてや当人でない家族が同意して、どうして罪にならないということがありうるのか。もちろん、刑法35条などの正当行為であればということになるのでしょうけれど、やはり医師の本業は救命という技術の部分によるところが大きいのであり、生命倫理という哲学的な仕事をもって医師の正当業務と考えることは難しい。
安楽死のような状況を処罰するのがたとえば憲法違反とまで言い切るのも無理があるでしょうし、そうすると安楽死というものを認定するのは医師法を変えるかしない限りは刑法に真っ向から違反することになる。そんな刑法違反を認めていれば、そら殺人を簡単にする人間も出てくるなというひねくれた見方もできたりするわけですね。
もちろん、「そんな簡単なものではない。家族は長年にわたって苦労してきたのであり、その同意があれば医師や家族の総意の下呼吸器を外したとしても」いうのもひとつの見方です。ただ、理屈で見る限り…負担になるからという理由で命を断つことが許されるのならば、出産直後に自我のない新生児を「育てる自信がなく、むしろ今のうちに殺す方が幸せだと思った」と殺害することも認められるべきなのではということになるでしょうからねぇ。
介護疲れで夫(妻)を殺害したという話もたまにありますが、これが100%有罪になっている(もちろん、執行猶予がつく場合はある)ことを考えると、合法行為とは言い切れないような気がします(自らが死なせれば殺害となり、医師に引き渡して死なせればOKというのは変でしょう)。一番の理解者であり50年苦楽を共にしてきたこうした事件で実行者が有罪になっていることを考えると、果たして一時期の信頼関係だけで医師が命を絶つことができるのか…

ただ、そうは言っても現実にその立場にいる人間はどうなのかというとこれは形式的に切って捨てることも難しいわけで…

昔、文芸春秋で末期患者についての記事がありました。人間は元来自然に老衰していき、痛覚も衰えた状態で苦痛のない自然な死を迎えるものである。それを科学の力で無闇に生かす術を覚えたからこそ、逆に苦痛の中で死んでいかなければならなくなった…みたいなことが書かれていたと思いますが。
実際問題として、そこまで単純に科学が発展したから、苦痛を伴うようになったというつもりもありませんが、そういう部分があるのも事実だと思います。クローン技術など倫理的に問題のある技術に手を伸ばしてまで寿命を延ばそうとする それにもっとも協力的な医師が命の本質について重い命題を迫られているのは、ある意味因果の流れというものなのかもしれません…
もっと極端なことを言えば、人間が自然のありのままに反する生き方を模索してきたツケと考えることもできますが、そこまでいくのは自然偏重思想が過ぎるんでしょうかね。

CLベスト8・裏切り者の末路?

2006-03-29 07:17:55 | サッカー
去年のマイクル・オーウェンの二の轍を踏むのはパトリック・ヴィエラということですか…
そういえばオーウェンはコップの涙が呪いとなってふりかかっており(昨日のニッカンスポーツではトリニダード・トバゴがイングランド代表に与えた呪いになっていましたが[笑])、散々な目に遭っていますが、果たしてワールドカップには間に合うんでしょうか?

アーセナル 2 - 0 ユヴェントス
2点差勝ちでアウェーゴールを与えなかったのは大きいですね。おまけに退場者も二人出たということで…
セカンドレグにはデル・ピエロも間に合うっぽいですけれど、カペッロのチームは3-0で勝たなければならない時に3-0をするためのサッカーができるチームでもないですし、ほぼ決まったかなと思います。
ヴィエラもCLでの優勝がしたくてガナーズを出たのだろうに、ユーヴェがガナーズに屈するなんてなるとシャレにならないですね。おそらく、その部分でガナーズのモチベーションが上がっていた部分はあるでしょうし、大型補強は諸刃の剣みたいな部分もあるのかなぁ。
あとは情報化の進む現在ではメガクラブの試合なんかは国内カップ戦ですら見られるわけで、毎日のように見ることができるわけですし、そういう意味では超一級のタレントをそろえていても丸裸にされてしまうわけで。名前だけで簡単に勝てないチームが相手だとその部分の格差で苦労するのかも。
となると、むしろ海外で毎試合取り上げられるわけでもない地味めで上り調子のユース出身の若者とか送り出してアクセントを変えてみた方が勝てるのかもしれないですねぇ。
ユーヴェはゼビナとカモラネージのところに誰をいれるのでしょうか。

ベンフィカ 0 - 0 バルセロナ
あとはカンプ・ノウで本来の仕事をしてくれということでしょうね。
…ベンフィカ、めぐり合わせはことごとく自分達に向いていたのですが、それでも力負けしていた感が…内容を見ると0-0でよかったという感じすらありますね。0-3でもおかしくなかった(笑)。
ま、それでも最後の決定機をシモンが決めておけば……と二週間後に悔やむことになるかも。

ま、とりあえずアウェーゴールは許していないということを前向きに捉えて、負けるべき試合を何とかドローで終えたことでまだまだ運があるのだと前向きに捉えて、何とか次の試合では点取ってどうにかするしかないですね。
レッズが獲得しそこねて、結局後になって泣きを見ることになったシモンの存在が、今度はバルサにも~。昔自分を追放したバルサに痛い目見せるとか、そういうことでも期待したいもんです。
ま、順当に考えるのならホーム以上にどうにもできずに惨敗ということになるのでしょうけれど…(苦笑)。ベンフィカ相手にホームなら大丈夫と油断してくれるのを期待するしかないか。

でも、度々言ってますけど、カンプ・ノウがクーマンをどう迎え入れるかは気になりますね。