川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

翼君大活躍

2006-03-04 22:32:10 | サッカー
世界でもっとも売れているマンガは何なのか。

統計とか調査とか全然していませんけれど、何となく『キャプテン翼』なのではないかという気がしています。タイトルは変えられたりしているそうですが、イタリアでも大人気。
トッティやココがキャプテン翼の話をしているなんてことを聞いたことがありますし、誰か忘れましたけど有名選手が著者の高橋陽一氏にサインを求めたなんて話も聞いた記憶が…
似た話としてビートルズのポール・マッカートニー(だったと思う)が、スーパーマリオを企画した任天堂の人にサインを求めたなんて話もあったはずです。

イタリアだけでなく、南米でも人気なのだそうで、ほぼ全世界で放映されているのだとか。他に有力マンガ数あれど、多くの地域に例外なく愛されているのは翼だけなのでは…きっと世界中のリーグで活躍しているんでしょうね(笑)

その翼君、イラクでもボールを蹴ることになりそうです。
イラク復興支援「キャプテン翼」無償提供、TV放映へ(読売新聞)
リンク切れ対策として引用させてもらいます。
サッカーを題材にした日本の人気アニメーション「キャプテン翼」が近く、イラクのテレビ局で放送されることになった。
国際交流基金(小倉和夫理事長)が、イラク復興支援の一環として無償提供するもので、全国ネットの現地テレビ局「イラク・メディア・ネットワーク」がアラビア語の吹き替え版で放送する。
「キャプテン翼」はサッカー好きの少年、大空翼の成長を描く物語。1981年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載が始まって以降、日本でのサッカーブームの火付け役となった。
欧州、アジア、南米などほぼ全世界でテレビ放映されている。主人公の大空翼の少年期を描いた旧作品は、「キャプテン・マージド」というタイトルで中東全域でも放映され、イラク人の少年にも「翼」の大ファンが多い。
陸上自衛隊が復興支援活動をするサマワでも、日本が提供した給水車26台に「翼」のシールが張り付けてあり、現地の子供たちに喜ばれている。
今回、無償提供するのは、2001~02年に日本で放映された新作のシリーズで、外務省文化交流課は「イラクの将来を担う子供たちに夢や希望を与え、親日感情がいっそう高まるのではないか」と期待している。
同放送局は、地上波のイラク国内カバー率は約75%で、国際交流基金はNHKの朝の連続ドラマ「おしん」を提供したことがある。


中東でも放映されているということでびっくり。まあ、取り扱っているテーマがサッカーなだけに、細部を手直しするだけで特に教義とかには問題もないでしょうしね。

どうせなら、例えば翼君をスンニ派、岬君をシーア派、日向君をクルド人にしたりすれば、子供の友好感情なんかは変わってきそうな気もするんですけどねぇ。登場人物への好き嫌いが激しくなるだけですかね。

それにしても、翼君は世界中で愛されているんですね~。

将来的に高橋陽一氏にノーベル平和賞が贈られたりして…(笑)。
というか、実は普通に受賞資格あるかも(笑)

あっさり。WBC

2006-03-04 21:46:25 | 野球
中国よりはやや難敵かなとは思いましたが、カタがつくのは中国戦よりも早い7回でしたね。
日本、14-3でチャイニーズ・タイペイ(台湾)を圧倒し、これで二戦二勝。同じく二戦二勝の韓国とともに、あっさりと上位2チーム以内に与えられる2次リーグ進出を決定しました。

速っ!
それが本音ですかね。
二日で二試合、野球では当然でしょうけれど、間が全くないと緊張感とか展望とか何かをやる前に全て終わってしまうという感じです。正直なところ。

台湾はメジャーの選手がいる分強敵かと思いましたが、早い回から効果的に得点を重ねるなど、むしろ中国戦よりもバランスのいい攻めを展開したんじゃないのという感すらあります(全く見聞きしていない自分が言っても参考にもなりませんが[苦笑]。ちなみに今日はラジオで聞いていました)。

これで最終戦は消化試合ということになってしまいましたね。チームにとっては望ましい展開、渡辺俊介にとっては、ちょっと拍子抜けのする展開かもしれません。案外集中力を欠いて球が高目に集まるなんていうことも…
もっとも、今回に関して言えば、すんなり日本が勝つのではという気がします。
もちろん、日韓戦というのは状況・競技如何を問わず熱くなりうるものではありますが、今回に関しては予選突破を決めた安堵感もあるでしょうし、そういう展開では楽に構えられて、案外すんなりと勝つのではないでしょうか…

よくは知らないのですが、やっぱり一位と二位では二次リーグ以降の展開が変わってくるんですかね?
そもそも最初は上位1チームしか上に行けないと思っていましたからねぇ

と、色々予想しつつ、明日は多分自転車で行ける東京ドームではなく、京王線を使わないといけない味スタに姿を現すのではないかと思いますが…
理由はいわずもがなですね。
時間的には両方行ける?
さすがにそこまで暇じゃないです…

プレミアリーグ・警視総監が…

2006-03-04 20:04:22 | サッカー
これはいい!
と見つけた途端に思ったニュース。
サッカーブログ数あれど、この話をエントリにする人が私以外に一人でもいたら下着姿でアルペンを…ちょっとびっくり。もちろん、見て真似るというの以外で。久しぶりに誰も使わないだろうネタを発見! とちょっと悦。

本当はJリーグでも取り上げようかと思ったんですが、帰ってきたときにはもう試合終わっていましたし。1-1ドローで、レッズはワシントンのゴール、ガンバは加地のゴール。たったこれだけで終わりますので(笑)

イングランド代表監督のスベン・ゴラン・エリクソンの辞任契機となったおとり取材の中で出てきた選手移籍にまつわる黒い噂。
まあ、エリクソンの話だけでなく、この手の話は多々でています。
そうした噂を根絶させるべく、イングランド・プレミアリーグは選手移籍に関する不透明な金銭授受などがなされているかをチェックするための調査機関を設置したそうです。
そしてその責任者には前スコットランドヤード警視総監ロード・スティーヴンス氏(63)が就任したそうです。
BBC SPORT の配信記事

スティーヴンス氏といえば、ダイアナ前英国皇太子妃の死亡について「夫が自分を事故を装って殺そうとしている」というダイアナ妃の手紙があったことから、チャールズ皇太子に事情聴取をしたことで有名ですね。
その人となりは当然知りませんが配信記事には「現役時代は『警察官の中の警察官』と呼ばれていた」なんて話もあります。いずれにしましても、前警視総監を引っ張り出してくるというのはすごいですね。
関連エントリ:チャールズ皇太子を事情聴取
スティーヴンス氏の名前無し… 配信記事のリンク切れ… おまけに最後に余計なものまで入ってますけどね(苦笑)。

とはいえ、現実には選手の移籍金(の一部又は大半)がマフィアやその関連事業に渡っているかもしれないなどの良からぬ話も多いです。
また、アフリカ系選手が欧州にやってくる際にも金銭疑惑、密航疑惑など色々あるみたいです。あとは期待に反してアスリートとして大成してくれなかった場合に、放逐してそのまま難民にしてしまう…みたいなかなり恐ろしい話もあったりするそうです。
スポーツの話だから社会とはあまり関係ない…ではなく、華やかな世界にまとわりつく闇を取り払う努力もしっかりとやっていくべきなんでしょうね。

金銭だけにとどまらず、スポーツなどに端を発する違法ビジネスの存在(ドーピングとか八百長とか)などは今後大きな社会問題になるかもしれませんし、他国もこのくらい思い切った手を打ってほしいものです。

そういえば、平山相太選手の横領事件はどうなったんですかね。代理人が否定した後の続報を聞きませんが。あれなんかはスティーヴンス氏が手がけなければならない重要な事件ですよね。リーグが違いますけど。

長いものに巻かれろ

2006-03-04 18:31:15 | 日々のニュース
公職選挙法違反で有罪判決を下された秘書との連座制が適用される見込みということで辞職した松本和巳衆院議員の千葉7区。
その補選の公募者を自民党が募っていた(知らなかった)そうですが、ここ2,3日で応募者が急増しているそうです。現在200名を超えているのだとか。

最近ノリにノッている武部幹事長(半分はもちろん嫌味)は「理由はお分かりだと思う」とコメントしていたそうです。おそらくは得意気な顔だったんでしょうね。
逆に民主党は次の選挙に向けての公募を延期したりといいことなし。せっかく4点セットで攻撃して優位に立てるところ、物の見事に自滅してしまったという感じですね。永田議員は30日間の登院停止で済みましたが、これによってある意味彼は人質みたいな立場になってしまったわけですし。
そのメール問題について、民主党は提供記者に法的措置をなんて言及したりしているそうですが、よくよく考えると意味が分からないですね。元々貶めるつもりで提供したのだとしても、最低限の裏を取る努力はしないとダメですしね~。魑魅魍魎とした政治の世界で不確定情報をもたらしただけで法的手段に訴えるなんてしていたらどこからも情報なんて集まらないのでは…
もちろん、仮に記者が自民の差し金だったのなら、それを立証すれば面白いことになりましょうが、立証という言葉に民主党はトラウマをもってしまったかもしれませんしね。

話が逸れました。補選の話に戻します。

ただ、何となくですが。
この応募者達は応募者達で、情けないなぁという気がします。
要は「民主はダメだ。勝ち馬に乗ってやれ。長いものには巻かれろ」という意識だけで応募しているということになるのでしょうからね。日和見しつつ自分の有利な状況になるまで待つ、という点で政治家の資質は備えているのかもしれませんが、ちょっと政治家としては志が低いのではないでしょうか。
かの杉村太蔵議員にしたって、自分が勝ち馬に乗ろうという意識など全くなかったはず、たまたま「小泉さんは正しいだろうから、応援しよう」みたいな志で応募してみて、それが結果としてああいう形になったわけで。
何だか低劣な感が…
もちろん、全員が全員そういうわけでもないでしょうが、大半はそういうのなのでは。

むしろ「地に落ちてもがいている民主党を、自分の新しい政策で変えてやろうじゃないか」くらいの人がいてもいいんじゃないのかなぁ、と思ったり…
「今の民主党ではダメだ。自分が民主党をぶっ壊し、政権担当能力のある政党に変えてみせる」なんて気骨ある人とかはいたりしないものでしょうか。

ま、こういうのを英雄願望というのであり、英雄願望は往々にして全体主義へと繋がるものなので、期待するのはやめておいた方がいいですかね…