川の果ての更に果てに

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ラーメン店主と通販の不思議な関係

2006-03-27 23:19:00 | その他
今日の夜は都内でもそこそこ有名なラーメン屋(店名を出さないのはこの後を読めば分かります)でミソラーメンを食べてきました。
まあ、5時過ぎくらいに入ったということで、自分以外の客がおらず、狭い店舗に自分と店長一人だけという状態。

で、まあ、ラジオを聴きつつ、ラーメンを聞いていたのですが…
たまたま、ラジオのCMが製薬会社の通販製品の紹介となりまして、肩こりか肩痛に効くらしい薬の紹介を始めたんですね。肩に負担がかかると夜、手の置き場にも困るらしいということで、そういうのに効く5種類の薬を配合したものがあるとかそういう薬の紹介。
「肩こりか。自分は今のところ関係ないな~」と暢気に構えているうちに、電話番号の連絡先を紹介しはじめたのですが…

途端に、店長がガバッとメモの前に飛びつくように移動し、ラジオから流れる電話番号をガリガリとすさまじい勢いで書き出したんですね。あまりにおもむろに始められたのでビックリ。
というか、仕事中…のような気も(ので店名は伏せ。別に極端に問題行動というわけではないですけどね[笑])。
もう何か、仕事終わったら絶対に電話をするんだというくらいの気迫を感じました。いやいやいや、びっくりした。

やはり、ラーメン店なんかやっていると肩こりなどが激しいんですかね。鍋とか重そうですもんね~。
思わず、例えば昔やっていた「料理の鉄人」なんかに出場が予定されていたコックが「肩を痛めてしまったためコンテストに参加できなくなった」なんてことなどもあるのかなとか考えてみたり。鍋持ちくらいは自分でやらなくても他人に任せて良さそう、とか思いますけれどフライパンでジャンジャン揚げるのは他人には出来ない芸当ですからね。料理も本格的なものになると十二分に重労働ですし。
プロのコックたるもの、負傷と付き合っていたりするのだろうか…と馬鹿なことなんかも考えてしまった次第なわけであります。「イタリア料理のコックにとってはパスタの鍋を持ち上げるという労苦があるために、腰痛が職業病だったりする」なんて話があれば嫌だなぁ。

あるいはそれとは関係なく単に個人的な資質の問題なのか。
まあ、なんだか分からないですけれど、店長の肩こりがその薬で治ることを祈るばかりです。

と思わせておいて、あるいは単なる通販マニアだったというオチだと嫌だなぁとも思ったりします。

上原が痛撃を浴びた?

2006-03-27 22:11:46 | 日々のニュース
何て酷い事件なんでしょうかねぇ。これはもう、規定ギリギリの禁錮5年をもってのぞむ他ないですね。
次のWBCの時には出してあげるということで(笑)。

上原投手が人身事故=WBC凱旋帰国の翌日-東京(時事通信)
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表チームの優勝に貢献したプロ野球巨人の上原浩治投手(30)が東京都内で人身事故を起こしていたことが27日、分かった。
警視庁世田谷署の調べに対し、上原投手は「前方をよく見ていなかった」と話しており、同署は業務上過失致傷などの疑いもあるとみて、任意で事情を聴いている。
調べでは、上原投手は23日午後4時前、世田谷区世田谷の都道で乗用車を運転中、信号待ちをしていた清掃車に追突。清掃車の男性(36)=同区在住=が腰に軽傷を負った。上原投手にけがはなかったという。
同投手は22日に米国から凱旋(がいせん)帰国したばかりだった。


韓国戦では一試合に一本打たれる痛いホームランを喫することがなかったのですけれど、やっぱり痛撃を喫してしまいましたね(苦笑)。とりあえず大きな事故でなくて何より。

凱旋翌日ということは、まあ、時差ボケも解消できていなかったでしょうし、祝杯でイチローにシャンパン吹きつけて機嫌を損ねさせたりしたと、色々ノリまくっていた後ですから、半分寝ていたのかもしれませんね。
ならば自分で運転しなければいいものを、という気もしますが、会社の幹部とかならともかく、プロ選手は大抵自分で運転するわけですからね~。コンディション調整の細かい部分まで突き詰めれば、他人に運転させて別のことに集中させるなり寝かせるなりした方がいいのかな、という気もしないではないですが。

事件の話に戻ると、負傷の程度は分かりませんが、有名人でなければ話題にもならないようなことで、そういう点では上原が若干気の毒という面も否めませんかね。ま、もちろん、有名人だからこそ、厳刑で臨んで世間を震え上がらせるという考え方もあるにはあるのでしょうけれど(笑)。この逆はいただけませんね。有名人だから軽めにしてあげるというのでは偉くなれば許されるという風潮を招いてしまいますからね。

まあ、少し事情聴取をして、一応の謝罪をして釈放というところでしょうね。間違っても裁判で懲役五年なんてことにはならないでしょう(笑)。ただ、そのくらいのことは警察で訓示した方がいいかもしれませんね。別に上原にしろというのではなく、例えば万引き犯なんかに「懲役10年だぞ」とか。
もちろん、これで自白を強要すればそれはそれで問題になるわけで社会は中々難しいものなのですが…

ところで上原は何に乗っていたのかが妙に気になりますね。
昔の愛車はセルシオらしいとありましたが、今もそうなんですかね?

追記:上原は以前にもUターン禁止のところでUターンしようとして事故を起こしたことがあるそうです。やっぱり運転手雇った方がいいのでは…?

慰霊祭でも除外予定

2006-03-27 18:48:38 | 日々のニュース
早いもので、JR福知山線の脱線事故からもうすぐ一年だったそうですね。
で、JR西は事故発生時刻に黙祷を捧げたりするようですが…

またまた、事故を起こした高見運転士を除外する意向なのだとか。
発生時刻に一斉黙とう 死亡運転士は対象外(共同通信)
JR西日本は27日、兵庫県尼崎市で起きた福知山線脱線事故から1年となる来月25日に尼崎市総合文化センター(同市)のアルカイックホールで催す追悼慰霊式の式次第を発表した。
慰霊の対象は犠牲になった乗客106人で、高見隆二郎運転士=当時(23)=は除いた。式は午前9時ごろから始め、事故発生時刻の9時18分に参列者が一斉に黙とうする。
その後、山崎正夫社長が事故をあらためて謝罪し、遺族代表が慰霊の言葉を述べる。犠牲者の友人らによる曲の演奏、参列者の献花と続き、午前10時半ごろ終了予定。
午前11時-午後8時に会場で一般献花と記帳を受け付けるほか、福知山線の尼崎、宝塚など6駅と大阪駅にも記帳所を設ける。


確か10月に殉職者の慰霊法要でもJR西は高見運転士を除外していたはずです。で、その際には「過失で死亡した人については今までから除外している」ということでした。
それは一応納得はできるものの、しかし過失者を殉職と考えないのは「殉職」という言葉の意味とも違うしどうなんだろうと考えたりしておりました。
過失が殉職でないとするなら、建築現場で働く鳶などが転落死しても、それは殉職ではないことになるわけで…
殉職とは?(10月6日)

ま、しかし、一応、そういう基準は基準かなと辛うじて納得もできようもの。
ただ、今回については、事故の犠牲者を慰霊するためのもので、そこに入れないというのはどうなのでしょうか。運転士は犠牲者ではない、ということは乗客を道連れにして自分も死んだような加害者であるということが言いたいわけなのでしょうか?
極端なノルマを課していて、若い運転士に過度の精神的負担を強いていたことなどを鑑みても運転士に犠牲者的要素はなく、慰霊にすら値しない存在だということが言いたいのでしょうか。

今回はJR西のコメントの類もないようで、彼らが自分達と事故をできるだけ切り離そうとしている魂胆が透けて見えてくるようで気に入りません。
JR西日本・ホームページ

もちろん、遺族の中には高見運転士個人を許せない人もいるのでしょうし、彼が全く問題がなかったというつもりもありません。
ただ、世間的に運転士が悪者、JR西はいわれなき損害を被った者、みたいなアピールをしようということはどうしても腑に落ちない。
前回も言いましたけれど、会社の方針に必死に従おうとした者を、邪魔者みたいに切り捨てる態度がどうしても納得できないんですね、少なくとも私は。


ところで、慰霊式典は尼崎市のホールで行われるそうですね。
利益重視・安全重視・顧客重視に生まれ変わったというのなら、当日一部ダイヤ変更をして、事故現場でするくらいのことをしてもいいと思うんですけれど、どうなんですかね?
こんな口先だけ、書面だけの安全向上計画を出されるより、そうした態度で示してくれるほうがよほど納得できようものですけれど…?