川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

日本、準決勝へ

2006-03-17 22:22:06 | 野球
グラシアス メヒコ!
アディオース U.S.A!

…ということになるんでしょうかね。
棚ボタという部分が大きいので、嬉しいというよりかは「アメリカそこまでダメなのかい」という感じの方が大きいです。

今更書くまでもないでしょうけれど、WBCのアメリカ-メキシコ戦はメキシコが2-1で勝利しました。これによって、韓国以外の3チームが1勝2敗で並んだものの、失点率で一番上にいく日本が辛うじて準決勝進出を決めました。
アメリカが17回で5失点
日本は17回2/3で5失点
メキシコは17回で7失点
イニングが同じであれば、直接対決で負けていた日本が下回っていただけに、結果的にはアメリカ戦で藤川が取ったアウト2つが物を言ったということになりますね。そう考えれば、彼も大分救われるでしょう。

しかし、まあ、アメリカが強くないということは分かっていましたけれど、先の見えないメキシコに2点取られて負けるとは思いませんでした。
しかも、またまたデビッドソンが二塁塁審として微妙なジャッジをするシーンもあり、そういうのがあっても勝てなかったというのはかなりダメダメですね。互角の試合で勝負弱いという点では日本もアメリカもあまり変わらないようです。
ちなみにデビッドソンについては何と言うか、ある意味大したものだと感心しています(苦笑)。準決勝以降の出番があるんですかね? 途端にいいジャッジしだしたらどうしよう(笑)

ところで、試合後にアメリカ先発のクレメンスは「つまり、さようならということだ」というコメントをチームを通して出したそうです。
あるいはメキシコ戦が彼のラストピッチになるのかもしれません。そうだとすると、これだけは残念です。

ともあれ、これで日本は準決勝で韓国と三度戦う権利を得ました。
2次リーグを2つの組に分けてやるのに、どうして1組1位対2組2位みたいな形にしていないのかが理解不能ですけれど(笑)
理想としては、1勝1敗のラバーマッチとして臨みたかった試合…2敗で臨むのは何となく格好がつかないなとも思ったり…
まあ、せっかく繋がった立場なわけですから、無心でやってほしいものです。

三度目の正直となるのか
二度あることは三度あるとなるのか…

しかしまあ、とにもかくにもメキシコには「グラシアス(ありがとう)」というところですね。先もないのに、誤審にもめげずに、よく勝ちました。この気迫は見習わないとならないでしょうね。
で……確か10月か11月頃にメキシコではマルちゃんのカップ麺が大人気という話がありました。有志の皆さん、マルちゃん製品を大量にメキシコに贈呈しては(かえって怒るかな[苦笑])?

弁護人欠席に出頭在廷命令

2006-03-17 21:35:03 | 犯罪・刑事関係
山口県光市での母子殺害事件上告審で弁護人2人が公判をすっぽかしたという事件。最高裁第3小法廷は安田好弘、足立修一弁護士に対して4月18日とした弁論期日に出頭してくるようにという「出頭在廷命令」を出したそうです。
昨年改正された刑事訴訟法に基づく命令で、初の実施なのだとか。違反した場合は10万円以下の過料などを決定で下すことができるそうです。
…10万円ですか、何だか微妙ですね…

さて、この話、そもそもは少年の刑は重くすべき?を書いている時に「少年法」で検索してみたら、むしろこの話のエントリの方が多かったので、その時点で変えようかなとも思ったのですけれど、考え直すには重いテーマなのでスルーして、当初案でエントリーしたのです。そうしたところ、少年法つながりということでか時評親爺さんからTBをいただいたので、じゃあ改めて考えてみるか、何らかの措置とか出るしその時にかこつけて…というような感じでアップにこぎつけました。

で、まあ、最初はもちろん「冗談じゃないよ」と憤っていたのですけれど、少し冷静になってみれば(当事者でないのに当事者以上にカッカしているのも変ですし)確かに選任が直前であり、なおかつそれまでの弁護人がやめたということで資料を見直さなければならなくなったのは事実かなとも思います。裁判の資料なんてはっきり言って途方もない量なわけですから、10日ちょっとで目を通すというのは無理もあるのでしょうけれど。
そういう意味ではこの二人ももちろんそうですが、辞任してしまった弁護士の方も不誠実という気がしないでもないですね。ま、おそらくこの3人は知り合いだろうとは思いますけれど。
当初は冗談じゃないよと思っていましたが、裁判の資料なんて20000ページを超えるくらいのものもあるらしいので、仕事量を考えるとやむをえないのかなという気もしないでもない。
むしろ、辞任した弁護士に制約を課して、引継ぎをさせるようなことをすべきだったかなという気もしないではないです。

ただまあ、詳しいことについては裁判の専門家でもないので語る術がありません。最高裁小法廷が「遺憾だ」と言いつつもひとまず開廷せずに延期したということは何らかの理由もあるのかもしれませんし…

なので、それ以外の部分にも。
多くの人のブログなど拝見させてもらっていますと、やはりこの被告人の更生可能性の無さなどを指摘している方が多いですね。
メディアに出てくる情報だけを見る限り、多分ないでしょうね。
ただ、そもそも私は更生の可能性がある無いなんてのは刑の段階で考える必要があるのかとも思っています。
以前、責任無能力で垂れ流してみましたが、例えば更生しそうだから刑が軽い、土下座したから犯人に改善の見込みがあれそうだというので刑がコロコロ変わっていたのでは、犯罪行為自体が宙に浮きかねません(逆に言えば被害者の立場がない。刑はあくまで犯人主導で決まることになる)。
例えば、死刑に値する行為をしたのであれば犯人が土下座しようが何しようがその行為は死刑に処するべき以外の何者でもないのです。
ただ、そこまで機械的であればまた不適当な場合もあるでしょうから、刑事政策という概念を取り込むことで「犯人の行為は死刑に値するが、犯人自身に更生の余地ありそうだから一等減らして無期にしよう」となる。その方が自然です。

ま、もちろん、「そんなことはお前に言われなくても分かるよ」ということはあるでしょうけれど、何となく一緒くたにされているような印象がありますので。
だから、刑事政策的に刑とは別個に配慮するというのが責任であったり、少年であることであったり。刑罰論とは別個の政策論として何らかの理由があるのかもしれません。

次にこの手の事件で必ず出てくる「犯人の人権と被害者の人権」。
これについては、私は基本的に刑事事件における人権というものは「麻原でさえこれだけ尊重されるのだ、いわんや一般の人の権利は尊重しなければならない」という見方で捉えています。一般的ではないのかもしれませんが。守るべきは必ずしも犯人というのではなく、むしろそれ以外の将来刑事事件に関わりうる人達の権利とかそういうものなのではないのかなと。
例えば重大犯だから、凶悪犯だから、という理由で何か認めない、とか拙速に判決を出してしまえば、それが前例となり、別の事件にも「前例があるから」ということで罷り通ることになります。となると、蟻の一穴からあらゆる人権侵害の危険性が起こりうるのではないのかなというわけで。
ですので、犯人と被害者を秤にかけて計るのが必ずしも適当かというと私はそうとも思わないわけでして…

ちなみに、刑罰が何のために存在しているかについては、応報刑というものとかも書いてます。何だかんだ言って色々やってますなぁとちょっとだけ自分に感心。

で、多分これまでないものをちょっとだけ追加。
更生可能性とか再犯必至ということで「そんな奴は死刑だ」という意見がありますけれど、何度も犯罪をするような人間であれば、既に起訴事実以外の犯罪をやっているかもしれないという見方もできます。確か茨城かどこかで死刑判決を受けていた暴力団関係者が別の三件の殺人事件について自供したという話もあったと思います。仮にそれ以前にこの犯人の死刑を執行していたら、三人の事件は二度と明るみに出ることはなかったわけで…
となると、そうした事実にてんで触れずに死刑必至の事件について迅速に死刑だけ目指すことはどうでしょうか…
案外、別の事件の被害者にとっては損なことになるような事も起きているんじゃないかという気がしないでもないです。
もちろん、犯人が簡単に自供するとは思いませんが、全ての真実を明るみに出すような努力も刑罰を求める以外に必要なのではないかなと。
全ての被害者の立場を等しく尊重するのであればむしろ重加算刑のような方式を取ってドンドン載せていくほうが望ましいといえるのではという気もします。

あと、死刑問題について重箱の隅をつつけば、逃げればどれだけ長くとも25年で時効なのに、捕まれば(つまりより馬鹿だった、良心があった、社会に害を及ぼす能力の低い人間であれば)死刑や無期になるのは不公平という気もします。

以上、蛇足になりますが個人的には現状では死刑を無くした方が理屈が通るのではないかなという気はします(冤罪論なども含めて)。

ただ、ではがつく以上、もちろん死刑をしてもいい場合も想定しているわけで、例えば臓器提供を待つ人間と型が一致した時など。この場合は色々な要素を犠牲にしてでも得られるメリットがあるから、死刑にする意味があるでしょう(冤罪論の観点からは問題があるでしょうけれど…)。
逆に、どんなに更生不可能な人間でも、骨髄があるとか、血液型があるという点では、(手段如何によっては)世に貢献させうることもできるわけでして(不穏当な…)。
別の分野にまで考えを及ぼすと、中々まとまらないものです。

オリンピック顛末

2006-03-17 20:24:07 | その他スポーツ
荒川選手以外のトリノ五輪の話が幾つかありました。

日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部会で16日、トリノ冬季五輪での不振について、福田富昭選手強化本部長が各競技の強化担当者に怒りをぶちまけたそうです。
「マナーの悪い選手がいる」とか「負けているのに楽しみましたとはどういうことか」とか。
マナーが悪い選手については実際にいたみたいですね。現状を正しく認識せずにメダル独占かとか夢見させられた挙句に惨敗したスノー●ードのことでしょうね。勝敗は時の運ですから仕方ないにしましても、マナーが悪いのはいけませんよね。脚光を浴びる機会くらいは猫かぶっていればいいのにと思いますが。

ちなみに、アテネの時にはサッカーの男子代表のマナーが悪かったらしいですけどね…逆に女子の代表は良かったらしいです。というか、彼女達は移動の席などもかなりキツキツだったという何か結構厳しい境遇だったという話を聞いていますし。
でも、男子は当然のごとく予選敗退で、女子は健闘…ハングリー精神ってやつなのかな?

ただまあ、マナーの悪いのを怒るのは結構なことですけれど、負けたのに楽しんだとはどういうことだというのもまた怖いですね。それはまあ、メダル一個では惨敗といっていいでしょうけれど、勝敗を度外視した楽しみだってあるわけですしね。まあ、強化本部としては選手達には強くなってもらわなければならないのでしょうけれど、勝利至上主義というのも何か嫌な感じがします。

といっても、これは自民党に強化費支援を要請したら合同会議に呼び出されて厳しい意見を受けたことについてのもののよう。
要は政府が納得していないというわけね。ま、国民もそうなるんでしょうかね。一応、彼らは税金使ってトリノまで行っていたわけですし。

スピードスケート男子500メートルに出場した世界記録保持者の加藤条治選手は地元の報告会の途中に立ちくらみを起こして倒れてしまったのだそうです。注目度の高い中、五輪などのハードスケジュールをこなしてきたことの疲労からくることのようですが。
今回は惜しい結果に終わりましたが、今後もある選手ですし、大切に管理してあげてほしいですね。

春を感じる時

2006-03-17 19:19:03 | その他
何と、千葉では瞬間最大風速32.8メートルもの風が吹いたのですか。東京メトロの東西線と総武線も一時運転を見合わせていたのだとか…
すごいですけれど、でも頷ける話です。

今日の東京は風が無茶苦茶強かったですね。
横殴りのというのがそのまま似合うような風でした。自転車漕いでいても、もうそのまま倒れてしまうような感じ…
それでいて、空は晴れていて絶好の花粉日和

マスクをつけずに外に出ると、一分もしない内にくしゃみが出てくるくらいにひどかったですね。気象庁は今年の花粉は去年に比べると緩いみたいな予想を出していたはずなのですが、本当なのでしょうか。暖冬を外し、最高気温15度以上とかいうデマを流したり(その日の最高気温は7度)、何だか信用がおけません。

晴れていたし、日向ではそれなりに陽気でしたので気温は高かったのでしょうけれど、日陰で強い風を受けるとついつい寒さを感じます。くしゃみが花粉からくるものなのか、風邪の初期症状なのか判断がつかないのがこの時期は辛いですね。一度それを見誤って夜中フラフラの状態になったことがありますし。

地面にふと目をやると蟻が群れをなして歩いていたり、蝶も飛んでいたり…
もうすぐ春を思わせますけれど、早く花粉の季節だけは収まってほしいと切に願うばかりです(笑)

で、最近なんですけれど、気付けば結構リンク貼られたりしていて嬉しい限りです。で、できればこちらからもリンクを…と思ったりもするわけですが、相変わらず、リンク登録数を増やす方法が分からないんですよ。
一部Bookmark登録以外に別口のリンクを設定しているgooブログもありますので、できないことはないのだと思いますけれど…

登録数に特に制限がなくて、ついでにカスタマイズとか出来たりする別のところに移転しようかなと思ったりもしています(もちろん、告知とかした上でですけど。あ、ちなみにカスタマイズと偉そうですが、HTMLもCSSもほとんど分かりません[笑])。春は引越しの季節でもありますし。
ただ、そうなればそうなったでせっかく上がったリンクグレード(もちろん、高いわけではないですが、それでもとりあえず最低ランクではないはず…)がゼロに戻るわけですし、そのあたりはどうしたものかなと…

ま、仮に移転を決意しても少なくとも今週まではこちら。何かIPはあまり変わらないのですが、総閲覧数がいい感じの数字ですので、週刊最高記録はほぼ更新できそうです(過去最高が週5579、今週は何故か5日間でほぼ5000)。
それはできるならやっておこうかなと(笑)