川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

日本代表最後の相手はマルタ 他

2006-03-06 23:39:18 | サッカー
ワールドカップに向けて、山アリ谷あり調整中のサッカー日本代表。
本番前最後の試合が決まったそうです。6月4日・デュッセルドルフで。
対戦相手はマルタ。

W杯直前の相手はマルタ サッカー日本代表(共同通信)

…丸太ぁ、じゃなくてマルタ?

それはまあ、あまり強いところと試合して、最後の最後で自信を無くすのも困る。特に5月末には開催国ドイツと試合をするため、ここで大敗するようなことでもあったりすると(個人的にはそんなに酷い試合にはならないと思うが)、確かに自信回復のために適度な相手にしたいというのは分からないでもありません。

ただ、マルタは相手として弱すぎでしょ。選手に誰がいるかも知りません。
変な話、もう一度BiH(ボスニア・ヘルツェゴビナ)でもいいじゃんという気すらします。彼ら喜んで来るでしょうし。

それ以前にマルタの位置を正しく理解している人自体がまず少ないのでは…
マルタはイタリアの南、ちょうどイタリアをブーツに仕立てると靴がシチリア島という島を蹴っているように見えますが、そのシチリアの南あたりに位置しています。

で、マルタのサッカーですが…
全然、分かりません。ので、ちょっと調査してみました。

その結果。

何と国内リーグ戦の試合がほとんど国立競技場で行われています。1日2試合立て続けで土日に集中開催。
これは高校野球や高校サッカーではありません。れっきとしたリーグ戦です。
いやま、時に別の競技場も使ったりしているようですが…あくまで時に。
アマチュアなので多少は仕方ない気もしますが、同じ競技場で土日四試合とかやらなくてもという気はします。
むぅ、マルタ恐るべき。世界は広い。そんなサッカーもあるんだと勉強になりました。

勉強にはなったけれど、こんなところと試合して…ってのは禁句ですね。
もうやめましょう。
ちなみに、代表チームについては主力メンバーの類も分からず。くくく、無念です。
uefaのページにはユーロ2004の予選中、召集メンバーにGKが1名しかいないとかいうマンガのようなお話がありました。
でも、実は今大会の予選でクロアチア相手に1-1のドローとかやったりしています。試合の際にはこれが強調されそうだ…。覚えておきましょう、マルタはクロアチアに引き分けた恐るべき相手です(笑)。

追記:皆さんのところでも「何でマルタ」が多数ですので、好意的にも考えましょう。川の果ては天邪鬼ですので(笑)
これはあるいはJFAの深謀遠慮かもしれません。クロアチア、オージーに「日本今更マルタとやってるよ。しかも苦戦しちゃってるよ。あいつら話にならないな。アジアのレベルなんてまだまだガキんちょじゃん」とか思わせておいて、いざ本番になればガラリと仕様を変える。「何だ? あのマルタ相手にオタオタしていた奴らはどこに行ったんだ?」と驚かせている間に何とか点を取ろう、というもの(だからマルタ戦は内容の伴わないドローとかでなければならない)。
日本代表をどうこうしようというマッチメークではなく、対戦相手を油断させるためのマッチメークなのです。
と信じたい……


マルタを調べれば、サッカーの色々な話を知ることができそう(とりあえずGKは2人連れてきてね)ですが、とりあえずそれは置いておくとしまして。
フランス・リーグアンの名門対決パリ・サンジェルマンとオリンピック・マルセイユの試合。
何とマルセイユがアマチュアを含む控えメンバーばかりで試合に臨んだなんていう話がありました。何でもアウェーサポの席の割り振りに抗議したとかそういう話なのだそうですが…
もっと凄い話は、このアマチュア4名を含む控えばかりのマルセイユが、何とパリ・サンジェルマンとスコアレスドローを演じてしまったということ。アウェーでアマチュア軍団大健闘ですね。弱にPSGには歴史的汚点といっていいでしょうか。

何て話だ、無茶苦茶だなという印象もありますが、上には上がいるもの。
以前、国内カップ戦の試合前に「メンバーが8人しかいないから試合を延期してくれ」とチームキャプテンが申し出て、主審が「馬鹿言うんじゃないよ」と一蹴すると試合をボイコットしてしまったチームもあります。

そんなアホな。とんだ大恥さらし。どこのアマチュアチームなのやら…
しかし。みんなはそのチームを知っているはず! いや、そのエンジと青のユニフォームを知っているはず!
スペインで二強の一つとされている伝統チームですね。白じゃない方(笑)
ファン・ガールというオランダ人が監督をしていた頃のお話。
相手はアトレティコ・マドリーだったはず。
申し出たキャプテンはジョゼップ・グァルディオラだったような気が…

予告先発ぶっ飛ばせ

2006-03-06 22:52:54 | 野球
関東では春一番が吹きました。暖かかったらしいですけど、花粉とかのせいかあまり心地よい一日ではなかったですね。
さて、パ・リーグには必死に春一番を吹かせようとしている人がいるようです。

予告先発廃止を訴えていたにもかかわらず、却下されてしまったイーグルスの野村監督がその人。
「却下するなら、先発をルール上の最短で降板させてやる」とか言っていたなんて話が夕刊フジに出ていました。
夕刊フジは基本的には信用できないところですが(東スポ同様、これを書いても名誉毀損になりそうにないところがメディアとしてどうなのかと思いますが)、この話についてはノムさんなら本当にやりそう。
相手投手によって打順を決めているマリーンズあたりには特に有効といえそうで、さすがというところか。

というか、打者一人は一応私も考えたりしていましたが(笑)。後攻の場合は1回投げないといけないというのは初めて知りました。
予告先発については、反対論も色々あるようで、中々難しい問題という気もしますが、こうした抜け道を多発して使えば事実上

ただ、一応予告先発自体は大半の球団が合意した上で成り立っているルール。それをあからさまに無視していいものかどうなのか…
「勝ちさえすれば何をやっても許される」というのは、イーグルスの親会社のライバル企業だったところ(生きる窓[笑])の社長の論理に近いような気がしないでもないですが(笑)

まあ、そうは言っても、これはこれで面白い気もします。けれど、現時点のイーグルスはまずチーム力をつけることが大切なような気もしますが、そこはどうなのでしょうか。
今から目先の一勝を必死に追い求めていくようなやり方が必要なのかなという気がします。ある程度強くなってきて、熾烈な順位争いをやる中で時にこうした奇手を打てば、「さすがに狸のノムさん」ということになりましょうが、弱い中で必死にそういう手をやっていても、何か悲しいだけって気も…。この話を聞けばヴァレンタインは左右バランスのいい打線で来るでしょうし、そうなると悲しいかなイーグルスの投手陣でしっかり抑えきるというのは難しいような…

あるいは、いきなりマリーンズと優勝争いをやるくらいに充実感を感じているのでしょうか。そんなことはないような気が…
巨人ファンだと言っていただけに、元巨人の王さんを優勝させるべく、ストップ・ザ・マリーンズを密かに誓っていたりするんですかね…

現時点ではボビーのコメントの類はありません(そもそも本当にノムさんが言ったのか怪しいですしね)が、またまた一つシーズンに向けての楽しみになるかもしれませんね。

たった一試合で解任?

2006-03-06 19:59:52 | サッカー
今更昨日の欧州話を出してくるのも何かということで、今日はサッカーネタはないだろうなと思っていましたら、結構びっくりなニュースがありました。

J2の横浜FC・足達監督が解任されてしまったそうです。後任は元日本代表のタワーマンこと高木琢也氏が就任しました。同氏はカズとともに副監督のような立場として今季フロント入りしていましたね。かつてはカズとともにツートップを組んでいたこともある間柄です。
横浜FCはJ2開幕戦で昇格チームの愛媛FCに敗戦。よもやの黒星スタートとなってしまい、翌日の新聞にはカズが激怒していたとかそういう話がありましたが。

たった一試合で解任とはまた思い切ったことを…
海外リーグを観ていても、たった一試合でというのは中々聞きません。で、たまにある早期解任については、フロントとの対立、選手との対立があったというサッカーの内容と関係のない理由がほとんどです。
ま、今回も残念ながらその類に入るのでしょうね。たった一敗で解任する程度の信用しか置いていないなら、いっそシーズン前に高木氏に任せてカズを補佐役とすべきだったのではないかということになります。同氏をしばらく指導者として勉強させるつもりがあった、といってもそもそも違うサッカー観なら学ぶこともできないですし、似たサッカーを志向していたのならば、逆に高木氏のカリスマの方を監督として利用し、実務型の足達氏をサポートとしてつけた方が正解でしょうから。

内実は分かりませんが、高木-カズ派と足達派閥との間で争いがあって、フロントは後者を選ばざるを得なくなったのではないかとかそういう余計なことを詮索してしまいたくなりますね。

ま、いずれにしましても、これはマイナスの方が強いでしょうか。開幕までの積み重ねがいきなりなくなってしまうわけですからね。ま、元々積み重ねなどないのだというくらいに愛媛戦の内容が最悪だったのかもしれませんけれど、それならそういう人物をそもそも監督にするなということで…

高木氏については、スカパーなどの解説を聞いている限り、何と言うか人が良さげで監督向きではないのではないかという気がします。解説を聞いていても志向するサッカーなどがイマイチ分からないという側面もありますし、果たしてうまくやれるのでしょうか。何となく否定的な見方をしたくなってきます。

あるいは、カズの傀儡政権である、なんて見方もできるのかも…

超音波とクジラ

2006-03-06 06:24:32 | 日々のニュース
対馬沖で、高速船がクジラと衝突して寄港を余儀なくされたなんてちょっと信じがたい話がありました。
高速船がクジラと衝突か、乗客14人けが…対馬海峡(読売新聞)
リンク切れ対策として引用させてもらいます。
5日午前10時20分ごろ、長崎県・対馬の東約38キロの対馬海峡で、JR九州高速船(福岡市)の韓国・釜山発博多行き高速旅客船「ビートル3世」202便(162トン、乗員・乗客97人)がクジラとみられる物体に衝突、船体前部の水中翼が脱落し、対馬・比田勝港に臨時入港した。
同社によると、日本人男性4人と韓国人男女10人の乗客14人(44~59歳)が軽いけがを負った。ほとんどの乗客は後続便に乗り換えて博多港へ到着した。
ビートルは船底前後の水中翼で浮力をつけ、船体を海面から約2メートル浮かせ、時速80キロ前後で運航する。
脱落した水中翼は鋼鉄製で、長さ約5メートルの柱部分と、両翼約4メートルの羽根部分からなり、イルカほどの大きさなら、ぶつかっても衝撃はないという。船長らは「クジラなどには気づかなかった」と話している。
この海域では「ここ数年、クジラの回遊数が増えている」との関係者の指摘もあり、衝突が相次いでいる。昨年4月には、博多―釜山間を運航する韓国の高速船の乗客17人が重軽傷を負った。同社は昨年から4隻のビートルの前部水中翼に特殊装置を付け、クジラが嫌うとされる高音を発しながら運航している。
韓国から帰国中だった長野県諏訪市の自営業中楯幸雄さん(58)は激しい衝撃で後ろに1メートルほど飛ばされ、腰とひじを打撲した。「船同士の衝突かと思い、転覆するのではと怖かった」と話していた。

千葉でイルカが大量に打ち上げられたなんて話もありますし、近海を泳ぐクジラやイルカとの接触事故も多いのでしょうね。
船に乗る経験などはあまりありませんが、人間にも魚にとっても迷惑(イルカとクジラは魚ではありませぬが…)な話です。

この船は超音波でイルカやクジラの嫌いな音を出していたそうですが、それがが功を奏していなかったそうです。
海賊対策として、超音波装置を取り付けていればそこそこ効果があるなんて話もありますし、イルカやクジラのように人間より音に過敏に反応するらしい生き物に通用しなかったというのは何となく疑問です。機械が巧く作動していなかったんじゃないのなんて思ったりして…

ま、とにかく重傷者などはいなかったようで、それは幸い。
今後もクジラと船が共存できるような方法を模索してほしいものです。