川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

首位決戦は浦和快勝

2006-03-25 21:25:40 | サッカー
強いな~。
何か日本代表だけでなくオーストラリアやクロアチアより強そうだな~。

J1第五節。
前半戦の大一番と思われていた横浜Fマリノス-浦和レッズは1-3で浦和が快勝をおさめましたね。マリノスの1点は浦和が少し緩めた後半終了間際で、その直後に長谷部のゴールでとどめを刺すあたりにが何とも。
長いシーズン、浮き沈みもあるのでしょうけれど、好調マリノスにほぼ完勝。何かこのまま突っ走ってしまうの~と不安になってきます。不安というとレッズファンに怒られるかもしれませんが、ある程度は競り合いを見たいですしね~。
もっとも、ファンは去年のような本当に競り合った展開で終わると、「本当に強いチームがいなかったんだよ」としたり顔で言ったりするわけで(笑)。贅沢なものです(笑)

ジーコはこの試合見ていたらしいですけれど、何か思うところとかあったりしたんですかね。今更新しいのを呼んでもとか思うのも事実ですけれど、山田や闘莉王とか呼んだりしようかなとちょっと思ったかも(笑)。

何か四月末くらいには、「浦和をそのままドイツに連れていって、外国人のところに海外組を入れる方がいいんじゃないの」とかいう声も出ていたりして…(笑)。でも、ワシントンはいないですか。

他の試合では、不調で監督解任が早くも噂されていたセレッソがようやく勝ちましたね。もっとも、相手もあまり良くない新潟ですから、それほど大喜びはできないのかもしれませんが。
ヴァンフォーレ-アビスパという昇格組同士の試合はドローだったみたいですね。ヴァンフォーレはいまのところ健闘しているといっていいような気がします。

ガンバはマグノ・アウベスの活躍もあって勝ちました。
明日は開幕戦に引き続き、味スタでFC東京の試合を見てきますよ。本当は今日日産に行こうかなとも思っていたのですけれど、横浜まで行ってチケットなかっただとちょっとショックなんで…(苦笑)


ところで、イングランドのレッズはFAカップ準決勝でチェルシーと当たることになってしまったみたいですね。
決勝戦や~んみたいなカードですけれど、まあ、去年もチェルシーに勝てたのはCLの準決勝でしたし、準決勝で当たるというのはある意味ゲンがいいのかもしれません。そう考えることにしましょう…

射水・人工呼吸器取り外し

2006-03-25 19:36:45 | 日々のニュース
富山県・射水市の病院で50代の外科医師が患者の人工呼吸器を外して死なせた疑いがあるとして富山県警が捜査に乗り出したのだそうです。
この外科医師、去年の10月に「患者の人工呼吸器を外したい」と院長に申し出、これを拒否した院長が内部調査をしたところ、この医師の診ていた7人の患者が不審死(人工呼吸器取り外しによって死亡したと記載している記事も)をしているのだとか。なお、発覚のきっかけとなった男性患者はまだ存命のようです。

警察は、これは「安楽死」であるとして殺人か嘱託殺人になると見ているそうです。病院側の発表では「本人の同意はないが、家族の同意はあった」とのこと。
ちなみに積極的安楽死が認められる要件として、東海大安楽死事件で横浜地裁が出した四つの要件(地裁なので絶対的なものともいえませんが一つのリーディング・ケースではある)があります。1,激しい肉体的苦痛があること。2,患者の死が避けられず、死期が迫っていること。3,患者の明示の意思表示が存在すること。4,苦痛緩和の方法が尽くされ、他に代替手段がないこと。
今回の射水の事件が積極的安楽死であるとし、病院側発表がその通りであるとすると、少なくとも3はないことになりそう。


ただ、個人的には本人や家族の同意を得ているという前提の下(なければ単なる医療怠慢であり殺人になる)で考えれば、これはそもそも「積極的安楽死」になるのかなという疑問があります。

それはつまり、尊厳死と安楽死の区別をどこに見出すのかということ。
安楽死と似た概念として尊厳死というものがあり、この尊厳死は一般に認められているそうです。
もちろん、私はかいつまんだ程度でしか知りませんが、一般に
延命治療を放棄し、自然死をさせるのが尊厳死
そうではなくて積極的な作為をもって死に至らせるのが安楽死
となったのではないかと思います。

人工呼吸器を外すという行為は、もちろん外した行為に着目すると安楽死ということになるのかもしれませんが、そもそも人工呼吸器があるからこそ患者は延命できていると考えれば、延命行為を放棄するという点で尊厳死にもなりうるのではないかとも思えるからです。
例えば、今月2日に米・ペンシルヴェニアで起きた安楽死事件では看護婦が大量の心不全薬を投与したりしていました。東海大安楽死事件でも被害者の静脈に塩化カリウムを投与するという明白な作為行為があります。
とすると、この部分で単純に安楽死と言い切っていいのか、少しばかり躊躇を感じます。実際、この病院の麻野井院長が「尊厳死だが道義的に問題」とコメントしたという記事もありました。

このあたりの区別は非常に微妙ですし、そもそも安楽死も認めるべきではないかという考え方もあるでしょうからますます難しいところです。

ただ、一方で医師があまり独善的に人の生死を決めるべきでないということも事実です。本来的に命を救うことが使命であるところの医師が命を絶つという形に関わる以上、何人かの医師との相談して合意などを形成していくべきではないでしょうか(手術などについてセカンドオピニオンが認められていることを考えれば特に)。現実的に難しい部分もあるのかもしれませんが、独善で死に至らしめるとなるとやはり賛同しえません。
結局、内部調査をして初めて発覚した7人の死について、同意云々があったか否かにかかわらず、この医師が正しいことをしたと言い切ることには若干の抵抗があります。
もちろん、明るみになっていないだけで、この医師が他の外科医と相談して人工呼吸器を外していたのかもしれませんけれど。発覚した事件についても院長に申し出たという経緯があるわけですし…

パ・リーグ開幕

2006-03-25 18:59:17 | 野球
パ・リーグが開幕しましたね。
ライオンズの炭谷は高卒一年目で開幕スタメン。51年ぶりなのだとか。すごいですね。マンガのドカベンですらなしえなかったことをやってしまいました。ただ、残念なことにチームはブルーウェーブに逆転負けを喫してしまいました。「仰木さんのために死ぬ気でやる」と言っている清原を筆頭に今年のブルーウェーブは侮れない存在となりそうな予感です。

ノムさんを監督に迎えたイーグルスは今年は黒星スタート。前日には「命がもたん」とか言っていたそうですけれど、ぼやきが多くなりそうですね。先発投手を1イニングで降ろすという裏技はいつ見せてくれるのでしょうか(笑)
一方で三木谷さんの存在感はヴィッセルでもそうですけれど、これまでのところほとんど感じませんね。さすがに去年のことで懲りているのでしょうか。何連敗かしてくればまたぞろ弄りたがるんですかね?
ファイターズは何となく存在感がないですが、初めての札幌ドームでの開幕戦を白星スタート。結果で世間の注目を集めることができるでしょうか。

去年の1,2位対決はまずはエース斉藤が力投を見せたホークスが先勝したようです。まあ、マリーンズはあれだけ多くの選手をWBCに抜かれてしまいましたから、多少は時間がかかるのかもしれません。
当初はWBCに派遣することで選手の調整難が心配されましたけれど、優勝して帰ってきた現在ではむしろ『燃え尽き症候群』の不安などもあったりするのだとか。

三試合で観衆は11万弱とまあまあの出足だったそう。WBCの影響などが大きいのかもしれませんね。

これから10月まで長いシーズンを送ることになるわけですが、今年はプレーオフルールが改定されて1位チームが1勝分ボーナスを与えられて、2勝でOKということになっていますね。今年ホークスが2位に終わって、2勝2敗で終わったとしたらどうなるのかなと思わないでもないのですけれど(苦笑)。
…個人的にはやはりどうなのかなと思う部分はあります。プレーオフをやる以上は互角の立場でいいんじゃないかと思いますからね。ルールがおかしい。一番勝ったチームが評価されるべきだとマリーンズの優勝にケチをつけていた人は多かったですが、その理屈を貫くと、「じゃあWBCの日本はどうなるの?」となるわけですしね(笑)

ところで、西武-オリックスの始球式はトリノ五輪唯一のメダリスト・女子フィギュアの荒川静香選手が務めたことは皆さんもご存知の通りでしょう。「五輪より緊張した」という当人のコメントが残されているのだとか。
一方、同日女子フィギュアの世界選手権が行われており、トリノ五輪で4位に終わった村主選手は参加していて2位だったのだとか…
立場が逆だったらどうこうなどと考えるのも無意味なことでしょうけれど、何となくこの二人の今日の差異が妙に印象的な気がしました。