川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

イナバウアーあれこれ+α

2006-03-14 22:06:52 | 日々のニュース
現在パラリンピックか現在進行形で行われておりますが、既に終わったトリノオリンピックについては、トリノ=イナバウアーというくらいイナバウアー現象が起こっている列島ニッポン。
今年の流行語大賞もおそらく取るのではと思ってしまいますが、「想定内」とか「小泉劇場」よりは明るくていいでしょうか。

新聞関係のサイトを回っていると、そんなイナバウアーの話題が幾つも転がっていました。年末、流行語大賞になった時に、「あれは今…」みたいな形で紹介できるよう、記しておこうと思います。

カワウソがイナバウアー
高知の動物園で雌のコツメカワウソがイナバウアーのような上体を反らす運動をしているそうです。地元では「イナバウアーだ」と人気だそうですけれど、動物園は「自然のカワウソはあんなことしないから、喜んでばかりもいられない」とコメントしているそうです。
何かの病気でカワウソ当人が苦しさを紛らわすためにイナバウアーをしているのだとしたら、確かに大変ですね。金メダルも大切ですが、命はそれ以上に大切です。
県立のいち動物公園のダブちゃん 金メダル級妙技(高知新聞ニュース)

おそばもイナバウアー
静岡県ではイナバウアーそばが出ているそう。
こちらは工夫して海老天を反らせたような形に揚げた天ぷらそばのようで、裏メニューとして発売されたそうですが、大人気だそうです。
反り返るえび天、イナバウアーそば人気 静岡・新居(asahi.com)
「静香うどん」完成 佐賀・鳥栖市のうどん店(asahi.com)
類似商品ですね。

盆栽もイナバウアー
サツキの盆栽まで反ってしまえばイナバウアー。
サツキの盆栽「イナバウアー」披露 長野の民家(信濃毎日新聞)

カメのイナバウアーもありましたね。あれは立っているだけでイナバウアーという感じには見えませんでしたけれど。
まだまだあるのかもしれませんね~。イナバウアー人気はすごいです。今更言うのも何ですけれど、得点になるわけでもないんですけどね。

それがここまで多くの人に親しまれるということは、結局のところ、派手な大技ではなく、はっきりと魅せる基本技術と表現力が大切で、見る者を感動させるということですね。
大きなお世話かもしれませんが、ジュニアのシングルで金選手に負けてしまった浅田選手も極端な大技にこだわるよりかは、基本技術をよりしっかりしたものに変えた方がいいのかなとも思ったりします…
まあ、手足が長い荒川選手だからこそ、イナバウアーが見栄えのあるものになるということがあるのかもしれませんが。

追記:
悪魔のイナバウアー
…まで登場してしまったそうです。
実在の悪魔払いの少女エミリー・ローズの映画のCMで悪魔憑き状態になったエミリーがイナバウアーそっくりの仕草をしているのだそう。
悪魔のイナバウアーは不評らしく、抗議が殺到しているそうです…
悪魔のイナバウアーCMに抗議が殺到!(Yahoo!ムービー)

ライブドアブログの最近

2006-03-14 21:08:20 | ブログ関連
最近、当ブログとライブドアブログとの相性が悪いみたいです。
向こうからのTBは高い確率で重複TBとなっていますし(ここは重複は一つにまとめる方向ですので、ライブドアブログの管理人の皆様、ご了承くださいませ)、こちらからTB記事を送ろうとしますと、エントリまでの時間が異様に長いです。

何でなんでしょう。ここ最近、一週間前くらいからそうですかね。ライブドア本社がやばくて、上場が廃止されちゃったからでしょうか(苦笑)。今日のTB送信なんて送っている間にコメントしておこうかと思うくらいに長かったですけれど、これは起訴された堀江・熊谷容疑者らとともに起訴された法人としてのライブドアの怨念なんでしょうか(苦笑)。
しかし、完全に取引停止までに1ヶ月、4月14日までがリミットですか。その間、ライブドア関連の株をもっている人は修羅場なんでしょうねぇ。今日は廃止が決まっているにもかかわらず、海外からの提携をあてこんで少しばかり株価が上昇したのだとか(それでも76円ですけど)。

といいますか、ライブドアブログはどうなっちゃうんでしょうかね。平松社長はポータル運営と金融とビジネスソリューションの中核業務は切り離さないと明言していたそうですけれど…。

ライブドアのサイトはアクセス自体は好調なようですが、「企業倫理上の問題から」と広告撤退、配信撤退をしているところは後をたたないみたいですからね。フジも見放したといいますし、海外から支援の手を待つ以外にないんでしょうかね。

まあ、そのあたりのことは正直当事者ではないので、ある意味どうでもいいという部分もあります。
とりあえずはライブドアブログからのTB、ライブドアブログへのTBが円滑に行われるようにだけは何とかしてほしいものです。望んでいるのは私だけかもしれませんが(笑)
あるいはライブドアの方に問題があるのではなく、最新のgooのRSSとの問題もあったりするのかもしれません。
というか、開設して半年経ちましたが、未だにRSSの使い方が分からず、RSSの存在を宙に浮かせているのはかなり問題なような気も…

韓国、アメリカ撃破

2006-03-14 15:45:47 | 野球
今日は日本の試合がないですね。ま、あんな負け方だっただけに気分転換になるかなと思っていたら、
韓国がアメリカ相手に7-3と快勝してしまいました。
うーむ…、お見事。
昨日、日本について思っていた課題点を韓国が実践してくれました。先制して、きっちり中押ししていく…9回の2失点だけが余計でしたかね。ま、グリフィーとジーターが良かったので仕方ないかというところでしょうか。
というか、イ・スンヨプ打ちすぎです(笑)。
メジャーが強奪するんじゃないの? というか、して(笑)

…もちろん、結果についてはアメリカ側の問題の方が大きいと思います。打線はややもすると淡白な感がありましたし、守備はエラーなどのミス乱発ですし。
メキシコ戦大丈夫? という感じですね。

まあ、考えてみると、メジャーの選手達も能力はともあれ、国際舞台経験がないということは日本と同じであり、よもや国内からもバッシングを受けてしまう状況になるとはと動揺したのかもしれませんね。あの誤審は日本のダメージも大きかったものの、アメリカも無傷では済まなかったと。面白いなー。

個人ではウィリスですかね。カナダ戦に続いての背信のピッチングになってしまいました。
日本はアジアラウンドで韓国相手にきっちりと勝っていれば、不調のウィリスが相手だっただけわけですが…
ま、そういうめぐり合わせですかねぇ。

しかし、アメリカが負けて愉快だよという人が多いかもしれませんが、日本にとっては結構困った事態になってしまいましたね。これで韓国が2勝、アメリカが1勝1敗という状況。日本は残り試合を連勝して2勝1敗にするしかありませんが、そうするとアメリカがメキシコ相手に勝った場合に、2勝1敗でまた3チームが並んでしまうなんてことになるかもしれません。
その前に日本が連勝できるのかが甚だ疑問でありますが…

そうすると、例によって失点率がでてくるわけで。
アメリカは2試合終えて10(17回)
韓国は日本戦を残し3(9回)
日本は韓国戦を残し4(8回1/3)

これは日韓戦のスコアで上に上がるチームが決まるわけですね。何かすごくややこしそうですが。おそらく全チームに可能性があると思います。
2連勝して、2戦目を5-3くらいで終えれば日韓で進出。さらばアメリカ。今度は日本が2連勝さえできれば十分ありえそうですね。

それを狙うしかないでしょう(ちなみに日本がメキシコに負ければその時点で韓国は決定のはず。もちろん、日本が韓国に負ければ韓国は三連勝であっさり)。

ま、とにかく明日のメキシコ戦、頑張ってくれ~。

Forever…Legend of Celtic

2006-03-14 14:36:30 | サッカー
グラスゴー・セルティックの伝説ジミー・ジョンストンがALS(? Motor neurone desease)のために亡くなったそうです。61歳でした。

19歳の時にセルティックでデビューしたジョンストンは162センチの小兵ながらも機敏な動きと巧みなドリブルワークを持ち、当時の監督だったジョック・ステインをして「マシューズ以上だ」と讃えられていたそうです。

そのキャリアのハイライトは66-67シーズンのチャンピオンズカップ決勝。インテル・ミラノを相手に勝利して英国で初めてチャンピオンズカップを制したチームとなりました(翌シーズン、マンチェスター・ユナイテッドが優勝しています)。
これを含め、実にセルティックで16のタイトルを獲得したジョンストン。スコットランド代表ではあまり活躍できなかったものの、まさしくセルティックの伝説といっていい選手でしょう。

ここ数年は難病であるALSとの闘病が続いていましたが…何とも残念な話です。
セルティックは一昨日の勝利で今年のリーグ優勝をほぼ手中にしていただけに尚更です。

現在バルサにいる同じくセルティックの伝説ヘンリク・ラーションもジョンストンに追悼の意を表しているそうです。ジョンストンのつけていた背番号7を背負っていたこともあって、二人の間には大きな親交関係があったのだとか。

俊輔のコメントは今のところないみたいですね(笑)。

というより、ずーっと疑問なんですけれど、どうして宗教色の強いセルティックに創価学会員の彼がいるんでしょうか。いや、別に創価学会がどうこうと言いたいわけではなく、セルティックはカトリック系しか入れないはずなのに…。それをいうとスウェーデンもプロテスタント系だからラーションはどうなのかということになるんでしょうけれど…

グラスゴー・セルティック公式サイト

ベストに続いて、偉大な7番が去りました。
セルティックの栄光を築いた伝説に、謹んで哀悼の意を…

デビッドソンはモレーノか?

2006-03-14 10:54:07 | 野球
モレーノというのはフルネームは忘れましたが、日韓ワールドカップの韓国-イタリア戦でトッティを退場にした主審の名前ですね。
個人的にはトッティではなくバッジォだったら倒れることなくそのまま最後まで突き進んだような気が未だにし、「トッティは気の毒だがバッジォ以下である」という個人的評価を確立させたシーンの主役です。
試合の後、イタリアメディアなどは「仕組まれた」と大騒ぎし、「モレーノとはどんな人物であるか」など特集なんかも組んでいたりしていたそうです。

昨日から同じことが日本でも起きていますね(笑)。主役はモレーノではなく、ボブ・デビッドソンに変わりましたが。

ま、個人的には試合内容でそもそも課題にすべき点が多いので、それを棚に上げて審判批判ばかりしているのもまたどうなのかと思う部分もありますが、とりあえずその部分は置いておいて、問題のジャッジについて。

正直、主審のオーバーコールの権限などについてはさっぱり分かりませんので、ルールを探してみようと思いましたが、見つかりませんでした。
ただ、検索のホットワードに「野球 タッチアップ」とか「野球 ルール」などが多かったのは関心が高い証拠のようであり、周囲の喧騒に巻き込まれず、「とりあえずルールを見てみようじゃないか」という人が多いよう。そのあたり冷静な人も多いようです。

見つからなかったので何とも言えません。今までなかっただけで「主審は塁審のジャッジを覆してはならないわけではない」のかもしれませんし。ただ、その考えにたつと「じゃあいいんだ」ということになりますので、「それは問題である」という考え方に立ちます(笑)。

で、これはMLBと主審が組んだものであり、日本は仕組まれたのだという論調も多いですけれど、どうですかね。
とことんまで結果にこだわるのは分かるにしましても、それをこの試合にもってくる必要性があるのかという部分が疑問。まだ2次リーグであり、この試合負ければ終わりというわけでもないですからね。
もちろん、接戦の試合を勝ちにしておけば、後々優位という心証は働くのかもしれませんが、同じことはカナダ戦でも言えるわけで。カナダ戦で特にそういうことはなかったといいますしね。
アメリカの運命が決まってしまう試合であったメキシコ-カナダ戦でも何かあったんじゃないかという話も聞きませんし。

どちらかといえば、主審が場の空気に流されてついつい判定を覆しただけ、というのが正確なところで、アメリカを優勝させるためまでの大志は抱いていなかったのではないかと思いますが(笑)
MLBと非MLBの違いはあったかもしれませんけれど。

ワールドカップとかでは時に仕組まれた試合なんてのがあるというのは知られざる定説ではありますが、今回については単に審判がオマヌなだけということになりそう。
マリーンズのヴァレンタイン監督がインタヴューで「彼はボークをすぐ宣告する目立ちたがり屋だ」と言っていたそう。

で、審判がダメということは今更もうどうしようもなく(元々最初の段階で問題視されていた)、ダメさゆえにメキシコ戦・韓国戦では逆に得をするかもしれないわけですね。
ま、そう思いなおして頑張るしかないでしょう。敗退した後で「あの判定が3試合のすべてだった」と言い訳しているのも何か情けないという感じがしますので。
「米国戦の全てだった」ならまだ分かろうものですが。

ところで、今回の一件では朝鮮日報も「アメリカの詐欺だ」みたいな記事を書いていたのだとか。当事者でもないのに日本より露骨な表現を使うのは、ソルトレークでのオーノの一件を忘れていないということでしょうかね。
ショートトラックで金東聖選手がアポロ・アントン・オーノの進路を妨害したとして失格になった。韓国関係者は「日中韓に対するジャッジが酷い」と怒っていたらしい。
ソルトレークの時には直後のワールドカップで韓国はアメリカ戦でゴールを決めてオーノが突き飛ばされるパフォーマンスとかしていましたが、今度はデビッドソンがジャッジ変更をする仕草でもやってみますか(笑)
そのためには、何とかアメリカにグループEを突破してもらって、日本はグループFを首位で通過しないとね。

もちろんWBCの決勝で誰かがホームランを打った後、同じ仕草をしてもいいのですが(笑)