川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

チャンピオンズリーグ・頂点が見えてきた

2006-03-10 21:34:57 | サッカー
チャンピオンズリーグ・ベスト8以降の組合せが決まりました。

a.ユヴェントス  -  アーセナル
b.ビジャレアル  -  インテルvsアヤックスの勝者
c.ACミラン  -  オリンピック・リヨン
d.ベンフィカ  -  バルセロナ

第1レグは後者のホーム、第2レグは前者のホームで行われます。
その上でabの勝者同士、cdの勝者同士で準決勝。決勝という流れになります。
いよいよ頂点が見えてきましたね。

各試合を簡単に展望(3/10時点で)。

a.合理的なユーヴェをアーセナルが崩せるか。正直辛い気がします。ただ、若手が多いだけに意外な奮闘を見せてくれるかもしれません。
因縁としてはヴィエラですね。
CLで勝つためにガナーズを捨てたヴィエラ、そのヴィエラとガナーズが対戦するというのも非常に興味深いですね。ユーヴェ有利は揺るぎないでしょうけれど、もしかしたらヴィエラが去年のオーウェン状態になってしまうかも(笑)
ただま、ユーヴェ有利だと思います。

b.片方がまだ未定ですが、おそらくインテルと仮定します。
ただ、アヤックスであったとしても、一番いい相手といえるでしょうね。というか全チームが一番当たりたかった相手がビジャレアルでしょう。確かにリケルメの一発は怖いですし、フォルランも侮れないですが、しっかりとした守備のできるチームを彼らが崩せないことはグループリーグを見ていてもある程度明らか。
インテルがすんなりと勝つのではないかと予想します。

c.一番注目のカードはこれでしょうか。今やリヨンは優勝候補の一角ですし、昨年のファイナリスト ミランにも当然その資格はあります。
第1レグでジュニーニョが出場停止らしいですが、逆にこれはリヨンにとっていいかもしれませんね。第二戦で満を持して出てきた彼のFKからアウェーゴールなんて展開も予想できます。リヨンは選手層の薄さが懸念されますが、ミランも主力はほとんど同じ。この部分では両チーム大差がありません。
ジュニーニョのいない第一戦の結果が勝敗を分けそうですが、リヨン有利でしょうか。

d.オープンマインドの強いチーム同士の対戦になりました。
もちろん、バルサ有利でしょうけれど、打ち合いになればベンフィカも結構やるかもしれません。セットプレーで高さがあるというストロングポイントもありますしね。
バルサはメッシー不在がどう響いてくるかという部分もあるでしょうね。個人的にはラーションのゴールなんぞ見たいですが。
ベンフィカに波乱を起こしてほしいのですが、現実的にはバルサでしょう。

ありきたりでつまらない予想…保守的な自分にガッカリだ(笑)

普通の人にインシュリン

2006-03-10 21:14:13 | 犯罪・刑事関係
糖尿病治療薬のインシュリンを糖尿病でない夫に大量に投与して血糖値を低下させ、意識不明の重体にさせたとして、中国出身の鈴木詩織容疑者とその友人の田口久美子容疑者が逮捕されたそうです。田口容疑者の方は鈴木容疑者の計画を知りつつインシュリンを与えたのだとか。というか、そもそもこの人がインシュリン注射を教えたなんてことのようですけど。
現状、鈴木容疑者は否認、田口容疑者は認めているそうですね。

鈴木容疑者については、夫の両親も11年前に殺害されているとかで、その関連でも調べられているそうです。両親は撲殺と絞殺されていたらしく、その上で放火していたのだとか。で、今度の夫については毒殺未遂。
問題にすべき点が違うのかもしれませんが、何か随分手口が多彩だなという印象。普通、同一人物が極端に異なる殺害方法なんてとらないはずですが。あるいは何か国内外の組織とか絡んでるんじゃないのー、と思ったり…

しかし、この毒殺未遂の被害者の人はインシュリン投与の前にも熱湯をかけられたことがあるらしく(鈴木容疑者逮捕はこの事件によるものらしい。本当に手口が多彩)、普通そういう扱いを受けて離婚とかしないものなのだろうかと首を傾げたくなってしまいます。このあたりも裏に誰かいたのかなーと思えたり。
あるいは余程熱をあげていたということなのか…
インシュリン大量投与のために意識不明の状態が続いているそうですから、このあたりの事実が判明する可能性はかなり低いのではと思いますが。


ところで、鈴木容疑者、中国での見合い婚を経て結婚して来日、帰化したそうです。確か長浜市で幼稚園児を殺害した鄭容疑者もそういう感じで日本に来ていたはずですね(彼女は今日起訴されたそうです)。
最近は晩婚化や過疎化の影響で、農村地帯では中国あたりから女性を招聘して嫁とりなんてこともよく行われているようですが、とりあえず結婚してみたが話が違うと思ったなんてこともあるそうです。
そういう部分での不満もあるのかもしれませんね。元々何らかの違法目的だったという可能性もなきにしもあらずですけれど。
もちろん、中国だから特別そうなるというわけでもなく、日本人同士でもたとえばホステスと結婚したら金遣いがものすごく荒くて借金こさえられた挙句、保険金目当てに殺されたなんて事件もあります。
何というか安易に結婚してしまうとロクなことにはならないということでしょうかね。

結婚は人生の墓場であるなんて言葉があったような気がしますが、墓場は極端にしましても、終点であるくらいの認識を持った上で冷静に判断してほしいですね~。違法目的がないなら、慌てて結婚しなくてもいいのではないでしょうか?

メキシコ、可愛げなく完勝

2006-03-10 19:07:01 | 野球
アイスホッケー界のカリスマ ウェイン・グレツキーのいるカナダ。
近代ボクシングの伝説 フリオ・セサール・チャベスのいるメキシコ。

WBCの2次リーグ進出をかけてこの両チームが決戦!

行けカナダ、行けメヒコ、1-0で2チーム揃って勝ち上がりだ…
と思っていたら、9-1のメヒコ圧勝で終わりました(笑)
可愛げのないチームだなぁ。
…観衆も16,000弱ですか。重要な試合っぽいのに寂しい話です。アメリカの試合でも30,000人で満員にはならないわけですからねぇ。日本とメキシコ、韓国あたりの試合だとどれくらいの入りになるのやら…

まあ、ともあれこれでメキシコの1位抜けは決定、2位は明日のアメリカ-南ア次第ですが、まさかアメリカが南アに負けるとは思えない(多少苦しむ可能性はありますが)。
ということで、おそらくアメリカが2位。

って言うことは、日本の2次リーグの初戦はアメリカ。
日本の先発は昨日のマリナーズ戦で投げた上原が有力。マリナーズ戦では良かったようですし、国際試合では1試合に1本ホームランを打たれますが、概ねいいピッチングをしてくれます。
…ただ、現実路線としては、安定している上原は確実に勝ちたいメキシコ、韓国戦で使った方がいいのではと思わないでもないです。アメリカもカナダ戦の敗戦で大分気が引き締まったでしょうしね。スキがあるというより、むしろ一試合一試合を大切にしてきて、かえって手ごわくなったのではと思います。
むしろ出来不出来が極端な松坂、米国にはほとんどいないタイプである渡辺のどちらかの方がいいのではと思ったりします。渡辺については韓国戦で投げてしまいましたし、イ・スンヨプという元チームメイトが韓国にいる以上、研究されているでしょうしねぇ。

ま、あとは何も先発をこだわりすぎることもなく、例えば杉内あたり最初に投げさせてもいいのではという気もしたりします。去年の沢村賞なわけですしね。

その日本は失策絡みでレンジャーズに敗戦したそうですね。練習試合で敗戦をいくら喫しても気にすることはないでしょうけれど、今回は松井稼頭夫はじめメジャーに行った野手が散々苦しんだ天然芝のグラウンドという目に見えない相手もいます(韓国もどこ相手だったか練習試合でエラーが多かったそうです)。
しっかりと守備練習をこなし、むざむざ余計な失点を与えたりしないように注意してほしいですね。スモールベースボールを標榜しながらエラーで失点していたらお話になりませんので。

追記:石井弘寿投手が韓国戦でイ・スンヨプにホームランを打たれた責任を問われて左肩の違和感で帰国したそうです。代わって馬原投手が参加するのだとか。
今更国際球に慣れるものなのでしょうか。というより、久保田同様、指揮官の構想に入っているでしょうか?

熱血? 児童に飛び蹴り

2006-03-10 18:29:18 | 日々のニュース
石川県で小学5年の児童にバレーボールをぶつけられたことにカッとなり、その児童に飛び蹴りを見舞ったという豪気なのか無茶苦茶なのか分からない教師がいたそうです。
児童は壁にたたきつけられて鎖骨を骨折、全治2ヶ月ということで、児童には本当ご愁傷様という他ありません。ただ、教師が豪快に飛び蹴りをしている様を想像して、それはそれで何かすごいのですが。

教育委員会は「申し訳ない」と謝罪したうえで「教師としての資質に問題がある」と認めているそう。ただ、処分は停職1ヶ月なので、クビにするほどの資質は不可欠ではないという判断のようです。生徒に足を出して停職だけというの如何?
何か寛恕されるべき部分でもあったのでしょうか。この児童が極悪で学級崩壊を起こしていたような生徒だったのか。しかし、教師の謝罪には「感情的になってしまった」というものしかないですし(もちろん、学級崩壊を引き起こしている生徒が許せなかったとは、仮に本当だとしても中々言えないものでしょうが)。
うーん、猥褻のような陰湿な行為ではなく、飛び蹴りという迷惑だが豪快な行為ゆえに解雇とかにならずに済んだのでしょうか…

しかし、飛び蹴りなんて中々やろうと思ってもできるものでもないという気がします。この教師は格闘技の経験でもあるんですかね。

何となく、去年12月に起きた女子生徒を殺害した塾教師のことを思い出してしまいました。小6女児相手にそこまでやるかいとも思いましたが、小5に本気になる教師がいるのなら(しかも、あの同大生は23歳とまだ未熟さをギリギリ理由にできようものですが、こちらは40歳だしね~)、それ自体あまり不思議ではなかったのかも…
教育とは人と人との触れあい。一方的に教え教えられるのではなく、相互に人格発展をはかっていくという側面もあるんです。何か最近の教育は一方的なものが多いような印象があって、この点、何か忘れられているかなとも思います。
自分も忘れていましたが(苦笑)。

そういえば、あの京都の事件で07年から塾講師は検定資格になるという話もありましたが、それなら教師資格ももう少し見直してもいいのでは…
明るみになっていないだけかもしれませんが、教師の起こす変な事件の方が明らかに多いですしね。