川の果ての更に果てに

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お酒と自殺の不思議な関係

2006-03-01 22:56:34 | 日々のニュース
酒は少量なら百薬の長という言葉を聞いたことがありますが、まさにそういう話が配信記事の中にありました。

酒量多いと自殺リスク倍増 厚労省研究班が調査[共同通信]
リンク切れ対策として引用させてもらいます。
週1回以上飲酒し1日当たりの飲酒量が日本酒3合以上に相当する男性は、時々(月に1-3回)飲酒する程度という男性に比べ自殺の危険性が2・3倍とした大規模疫学調査の結果を、厚生労働省研究班(主任研究者・津金昌一郎国立がんセンター予防研究部長)が1日、英医学誌に発表した。
日本酒3合はアルコールに換算すると59グラムで、ビールなら大瓶3本、ウイスキーならダブル3杯に相当。自殺リスクは飲酒量が多いほど高まる傾向がある一方、「全く飲まない」男性のリスクも2・3倍だった。
研究班は「飲まない人で高い理由は不明だが、酒量を適度に減らすことが自殺防止に役立つということは言えそうだ」としている。

多くても自殺
少なくとも自殺
に至る可能性が高いというのは奇妙ですね。

多くて自殺するのは元々ストレスが多いから酒に走ること。酒の勢いで「いっちょ死んでやるわ~」みたいな気分になる、ということがあるのかもしれませんね。
これは何か納得できます。
飲まない方については…逆に全く飲めないことにある程度のストレスを感じていたり、あるいは完璧主義者である分思いつめてしまったりするということでしょうか。何ともいえません。

まあ、記事にもあるとおり、あまり飲みすぎずにいくのがいいですね。
ストレスを適度に発散させるために、近場を走るとかたまには違う場所を歩いてみるとか、そういうのがあって良さそうな気がします。
…まあ、自殺する人はそういう余裕が無いから、ということもあるのでしょうけれど。
とすると、最後の一歩をやめさせるために、例えばJRや私鉄の職員などに『命の電話』サービスのビブスとかつけさせてみるというキャンペーンなんかやってみた方がいいんですかね。電車自殺とかも本当に多いですし。
死んだ人には悪いですけれど、迷惑ですしね。ロマンスカーが走らないなんて話もありましたし。

FIFAランキング

2006-03-01 22:21:09 | サッカー
昨日の試合ネタで連チャンですけれど…
代表Aマッチなどをする際によく取り上げられるFIFAランキングについて。
昨日の試合結果を受けて、「ランキングが下なのに…」という意見なんかも多く見受けられたりしましたので…

まず、このランキングはどんぶり勘定的ではかるのならともかく、対戦国との力関係を的確に示しているとは言えないと思います。
というのも、メキシコやアメリカがイタリアやドイツよりも上位にいたりするからですし、二強以外の南米国もさほど高い位置にはいなかったはずです。
もちろん、実際に何試合かさせてみれば、メキシコよりはイタリアの方に分がいい結果になるでしょう。

少なくとも実力的に正しい反映はされていないわけで、正直「FIFAランキングが上なのに」という理屈を持ち出すのはどうなのかなという気がします。

ただ、まあ、じゃあ、通を気取る人が言うように「あんなのは何の意味もない、大まかな目安程度のもの」に過ぎないのかというと、何の意味もないとは言えない気もします。
といいますのも、ランキング自体は色々な試合結果などを基に決められるわけですが、試合ができるというのは、それもまたその国のサッカーの発展度合いを示しているのではないかと思ったりするからです。

要は、単純に強い弱いというのではなく、当該国のサッカー協会の総合力、のようなものを示していると考えれば、これは納得がいくのではないかなと。
サッカーにまつわる経済力、インフラ充実度、治安、観戦マナー、代表環境など、これら総合したものがFIFAランキングという数値になって表れていると考えれば、日本が一部の強国よりも順位が上だったりするのも、イタリアがある程度の下位に低迷しているのも納得がいくのではないでしょうか。

そう考えると、FIFAランキングが高いということは「どうでもいい」というのではなく、一応は日本のサッカー総合力が評価されているということになるわけで、それはそれで誇らしい。
ただし、代表Aマッチの結果にランキングを絡ませるのは正しくない、というようなことになるのではないでしょうか。

BIHとクロアチア

2006-03-01 21:57:45 | サッカー
昨日の試合なんですが…
惨敗とか、完敗とか踊ってますねぇ…。
元々敗戦するだろうと思っていたので、内容には正直そんなに驚いているわけでもないのですが。「そこまで批判しますか」ってむしろ驚いたり…
ウクライナはアゼルバイジャン相手にチャンスほとんど作れずのスコアレスドローだったよう。彼らの予選敗退も決定的ですね(笑)
そもそも、試合当日になってBIHのことを知ったという人多数の状況でしょうし。BIHについては「スペインに2分けした」とか「W杯本大会に出られないチーム」という印象しかないでしょうし、私も大差ないですけれど、それでも色々調べれば、彼らが中々に侮れない相手であることは分かるわけで…
個人の体力・技量を含めた部分では日本はまだまだ欧州中堅であってもアップアップなのが現実なんじゃないですかね。
特定個人ではなく全体で。

だから、その辺りをどう補うかという点について道半ばなわけでして…
まあ、それは今更やっても遅いので…ドイツが終わってから。

昨日は「BIHの明日は明るい」ということで満足してしまった点があったので(愛国心が無い奴…)、日本の課題とか問題点はあまり考えなかったんですけれど。
私は一番問題なのって向こうがペースアップしてきた時にアップアップの状態になってチーム全体が途方に暮れてしまった、その点にあるんじゃないかという気がするんですけどね。選手個々の意識統一がないということと、修正能力が無さ過ぎるということ。
この試合はたまたま相手がギアを上げたのが後半に入ってからだったので、そこからやられ放題になってしまいましたが、今までも前半入りだけちょっと良くても相手が慣れると途端に手詰まり。何もできずに相手にペースを握られる…なんてあるので、結局構造的な問題でしょうね。

これは監督ではなく選手の問題でしょう。
監督は近くの選手に呼んで細かい指示を出すので精一杯。それ以外の部分は選手達が自分で解決しなければならないのですが、それができていない。
困ったら外角低めにストレート。そういう鉄則みたいなものが日本にはない。
野洲のような高校ですら、巧くいかないときには色々自分達で修正していた(左右が入れ替わる、青木を徹底して狙う)のに、代表ができないのかと。

相手ペースになった時にやりやすいやり方でやる。極端な話福西がリベロ気味になって打開策を練るとかそういうのがあって良さそうなものです。「相手にペースを握られたら、君達はこうしなさい」なんてことまで教えないといけないとなると、ちょっとどうしようもない気がします。

ま、サイド守備とかそういうのは色々な方が書かれていますし、そんなものだと私も思いますので、ここで一々やらない。
というより、彼らより遥かに下手な私なので、「○●は全然ダメだ」とか偉そうに批判したくはないので。
緩慢プレーとか相手を舐めきった態度なら話は別ですけれどさ。


さて。
BIHのスルシェコビッチ監督は「こんなんじゃクロアチアには勝てない」と言っていたそうで、クロアチアの記者も「これなら大丈夫だ」と余裕だったという話もありますが。
ちなみに、スルシェコビッチはどの民族なのかよく分かりませんが、ハイデュク・スプリトでプレーしていたので、多分クロアチア人でしょう。

でも、他人のこと偉そうに言えるほどクロアチアも強くないわけで。
といいますか、クロアチアの場合は「ブラジルに引き分けることができる反面、弱い国にも引き分けうるチーム」という印象ですからねぇ。
アルゼンチンには善戦するかもしれませんが、じゃあBIHより遥かに強くて日本をケチョンケチョンに叩きのめすのかというとそういうのでもないわけで。

BIHと比較すると…

守備は遥かに強い(国際経験豊富なトゥドル、コバチ兄弟ら)
サイドも強いが、ムラがある(スルナ、バビッチともいわゆるスラヴ人っぽいところがある。この二人以外は正直あまり見たことがないですが…右は控えがシミッチと出てますので、これは守備固めに入った時でしょうかね)
トップはほぼ同じ

くらいな感じじゃないですかね~。

おそらく、日本戦になると「これがクロアチア?」みたいなサッカーをするんじゃないかと思うんですね。正直勘ですが。スウェーデンと同じグループだったので、ある程度動向とか見ていた勘。
攻めは完全に封じられるけれど、相手の攻めもイマイチ不発みたいな感じでじわじわ時間が経つ…まあ、98年の時みたいな感じで。
そうなると、意外とロスタイムで点を挙げた昨日の試合みたいなのもありうるわけで…98年の時には勝負強さはなかったですが、今は戦術レベルはトルシエ時代に比べて退化した反面、勝負強さだけはついていますからねぇ。
昨日、ヒデの最後のゴールには思わず「本番に取っとけ~!」と心の中で叫んでしまいましたが、親善試合でも諦めない姿勢があるからこそ、本番でもこういうことができるという部分はあるでしょう。それは間違いなくジーコのもたらしたものだと言えそうです。

ま、それでも勝つのは中々難しいとは思っていますが、ドローになることは可能なんじゃないですかね。
というか、最初から私のクロアチア戦展望はそんなものなんですけどね。
直前にはまた色々変わってくるでしょうけれど。

日本ブログ協会

2006-03-01 18:54:50 | ブログ関連
少し前にブログ普及委員会なんてものが出来ていましたが(何と、活動を終了したそう)、今度は総務省が妙なものを立ち上げたようです。

日本ブログ協会

何でも、今後ますます盛んになっていくであろうブログの普及促進を図るものらしく、活動期間はやはり短く、約1年ということになるようです。
ブログ利用者は去年の何時だか忘れましたけれど、400万かそこらになっているとかいう話も聞きましたし、まあ、今後も数字は伸びていくんでしょうね。
ホームページについては、選挙活動中も解禁というニュースがありましたし(メールはダメらしい。チラシ投函が自由ならメールもいい気もしないではないですが、スパム並に「選挙では●×党をよろしく」と来られても確かに困りますかね)、こういう分野に対する興味は今後も継続して増していくことも予想できます。

ただ、このブログ協会…
入会などは自由になっているようですけれど、活動内容を見ていると評価の高いビジネスブログの表彰とか、市場動向、将来予測といった極めて専門的な知識が要求されているようで、今ひとつ一般向けではないような気が…。どちらかというと、景気対策など考えて、新たな経済分野として開拓していきたいという考えのように思います。

ただ、それよりも何よりも気になるのは設立趣旨のところにある以下の一文…
本協会は、ブログユーザーが自由な立場でブログ活動を行うことに役立つ活動 を目指します。
ブログ活動って元々自由な立場で行うものだと思うんですが…。それはもちろん、立場などによってはある程度義務などを受けることもあるのでしょうけれど、それはそれで当然の話であり、あえて自由なんて掲げるほどのことではない気が…

ブログ活動を規制したいと誰かが考えているらしい魂胆がここに透けて見える…そんな気がするのは私だけでしょうか?

ついでに入会申込がいきなりメンテナンス中というのも、さすがに役所仕事といったところでしょうか