川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

フェラーリの逆襲?

2006-03-11 22:29:29 | その他スポーツ
2006年のF1第一戦のバーレーンGPが始まっています。F1でエントリ作成ということは、他に何もなかったという証拠なわけですが(笑)

予選が行われて、ポールポジションを皇帝ミヒャエル・シューマッハーが確保したそうです。2位には同じくフェラーリのフェリペ・マッサがつけて、フェラーリ勢がフロントローを独占してしまったわけですね。去年はやや不振だったフェラーリ勢。早くも逆襲となるのでしょうか。

シューマッハはこれで65回目のPPだそうで、これはアイルトン・セナに並ぶものらしいですね。また一つレコードを作り上げました。
で、この二人がダントツでプロストにしても33回だそうです。ファンジオは27回。勝利数になるとシューマッハが84で独壇場ですけどね。
さすがに皇帝だけのことはあります。

気になる日本勢。ホンダのバトンが3位だそうです。もう一人ホンダ組のバリチェロは6位。佐藤琢磨ファンからのバッシングが怖いのですが、個人的にバリチェロは好きなので今季頑張って欲しいところです。
オールジャパンの亜久里チームはさすがに現実を見せ付けられたというところでしょうか。佐藤選手が22番手、井出選手が23番手です。トヨタ勢は14位のトゥルーリが最高と苦戦気味。ちなみに最後尾は現時点ではタイム計測を行えなかったキミ・ライッコネン(マクラーレン・メルセデス)のようです。残念ながら、日本人ドライバーはかなり苦しい状況にあるようですね。

去年のチャンピオンのフェルナンド・アロンソは4位。フェラーリが好調っぽいので、彼の真価も試されるかもしれません。

ところで、FIAの会長が鈴鹿の他に富士でもF1を開催するかもなんてことを発言しているらしいですね。20大会が行われるとなると、スタッフなどはロクに休養も与えられないくらいになるそうですが、ファン心理としてはもちろん一大会でも多く見たいところでしょう。商業上の要請とクオリティを保つことの要請、その両者の調和を図らないといけないという現代スポーツの宿命はF1の世界にもひたひたと押し寄せているのでしょうか。

ま、とにもかくにも明日の第一戦、どこが好スタートを切るのやら。
亜久里チームは現時点ではもちろんポイントなどの結果は残せないでしょうけれど、まずは次に希望をもたせる走りをしてほしいですね。

パラリンピック開幕 +α

2006-03-11 21:07:28 | その他スポーツ
トリノ・パラリンピックが開幕しましたね。
冬季大会の中では史上最多の39ヶ国から486選手が参加するそうです。今日から10日間に渡ってもう繰り広げられるもう一つの五輪…こちらも気になりますね。

以前のエントリで「中々広い関心を向けてもらえないし、自分もまた積極的に見るかと言われれば疑問」というようなことを書いていましたが、考えようによっては、今回のようにメダルが一個だけとなると「パラリンピックで借りを返してくれ」なんてことになる可能性もありますね。活躍如何によっては荒川静香選手並に大ブレイクなんてことがおきうるのかも…

追記:早くも金メダルが出たそうです。ノルディック・バイアスロン女子視覚障害の小林深雪選手、おめでとうございます。

そういうことはなくとも、色々なメディアでパラリンピックの存在は取り上げられるようになり、段々とではありますが認知されているのがうれしいといえばうれしい。こんな感じで少しずつ普及していってほしいものです。

…もっとも、今のような普及の仕方がいいのかなと思えば若干の疑義もあるのですが。

例えば、インカ帝国とか沖縄(かつての琉球)では、障害などがあるというのは特別なことであると神聖視されていたといいます。エジプト・プトレマイオス朝で近親婚がもてはやされたのも近親婚の方が遺伝的に奇形児の生まれる可能性が高かったからという説もあるらしいですし。王族としての特別性を維持するために、むしろ奇形児が望まれた時代だってあったわけです。
もっとも、このあたりの可能性などについては一般に近親婚の方が奇形児などが生まれやすいとはされているものの、正確な統計ではないという批判もあるそうです。『近親婚は是か非か』なんてテーマも実はやってみたかったりするのですが(笑)
日本で見ても、確かに、街で現実にそぐわないことをブツブツといい続けている人と、卑弥呼との間にいかほどの違いがあったのか、ともいえますよね。

少なくとも500年ほど昔においては、今よりも遥かに障害者などの立場は高く、社会の構成要素として普通に受け入れられていたという部分があるそうです。
それが近代化が進むにつれ、宗教学的に、また科学的にも異端視されるようになってしまった…そのあたりの詳しい経緯は専門家ではないのではっきりとは言えませんけれど…
ただ、精神的ゆとりが効率にかき消されたなんて部分があるのかもしれませんね。
21世紀になってもこの部分は進んでいるのかも。

そんな中で進む融合にしましても、過去のように特別さを神聖視するのではなく、より低いものとして見るようになってしまっているのは間違いありません。
バリアフリーなどにしましても、何となく「我々が彼らのためにわざわざ降りていって対等に…」みたいな傲慢な部分もうかがえるのでその部分ではどうにも不愉快な部分もあります。
もちろん、東横インのように端から相手にしないのは論外でしょうし、自分が偉そうなことを言えるのかと言われれば、それほど大したこともしていないのが実情…

少なくとも、効率が大切な現代では過去のような融合はないのでしょうけれど、こちらが降りるだけではなく、向こうを上げるような配慮なども色々していってほしいものですね。

まあ、何はともあれ、パラリンピックが成功裏に終わることを期待したいです。

風呂場の電球がお亡くなりに…

2006-03-11 20:21:29 | その他
珍しい日常エントリです。

風呂場の電灯の電球が先程お亡くなりになられました。
先代と同じく、突然迎えた不慮の死でした。
どうやら風呂場の電球、チカチカ点滅しながら寿命を迎えるというはかない最期を迎える気質ではなく、「我が一生に一点の悔いなし!」と突然雷を受けて亡くなるような豪気なタイプ(?)のようです。

と、書くのはたやすいのですが、実際は無茶苦茶迷惑です。
もちろん、チカチカ点滅されるタイプも何だか気になって仕方なく、結構鬱陶しいと思う場合が多いでしょうけれど、いきなりバッチーンと停電のごとく消えられると本当にびっくりします。しかも、入っている途中ですしねぇ。「電気代払ってるのに?」と思います。以前にも一度PC使っていてバッチーンと強制電源オフとなったことがありましたけどね。そのときの原因は未だに分かりません。東京電力に調査してもらったら、「漏電かもしれないけど…」と非常に曖昧でした。

まあ、PCの話はいいとしまして。
とにもかくにも風呂場で電気が消えられたらどうしようもありません。非常に不便です。仕方ないので、外の電気をつけて、ドアを開けたまま、風呂場に戻るという非常に寒い思いをしなければなりませんでした。
ヨドバシまで買いに行ってもいいのですが、風呂を出て今更買いに行こうという機にも正直なれません。といって、明日になればなったで忘れている可能性が大です。

とりあえず予備は用意しておけということですかね。日頃のニュース関係のエントリでよく「○×は準備不足だ」とか言っていますが、人のことは言えない、それは誰も同じということで…
ただ、もう少し「あ、もうそろそろだな」と思わせるような最期を迎えてほしい…

フロンターレ バースト中

2006-03-11 18:59:18 | サッカー
J1第二節。
何といっても、川崎フロンターレに尽きるでしょう。
開幕戦、我那覇のハットトリックなどでアルビレックス新潟を6-0で粉砕したフロンターレは、今日の第二節でも京都パープルサンガを7-2と絶望のどん底に叩き落してしまいました。パープルサンガは去年のJ2で圧倒的なスコアを見せたのに、J1復帰の二戦で3得点、11失点という惨状。柱谷監督の責任ではないと思いますが、選手の心理状態などが心配ですね。

逆にフロンターレは今節も我那覇が2点、ジュニーニョがハットトリックとウハウハ状態です。というか、入る時はこんなに簡単にゴールって決まるものなのかというくらいですね。箕輪は「FWはゴールから近いところにいて卑怯だ」とばかりに自分のゴールに押し込んでましたし(失礼)。
かつてJ2で得点王になった経験のあるマルクスが中盤に下がっているという充実ぶりですよ。反町退任で不安にかられる新潟と、J1に昇格したばかりの京都であることは若干差し引く必要があるでしょうけれど、破壊力抜群ですね。次もまたJ1昇格したばかりの甲府です。力の差は歴然としているでしょうから、あるいは大量得点なんてやらかすかもしれません。
我那覇がまた点取ったら代表待望論とかも…それはないか…かつてC大阪の優勝を阻むVゴールを挙げたものの、その後J2で長くプレーしたりした苦労人。ルカ・トニみたいになってくれればいいですね。

浦和は磐田に3-1で圧勝したみたいです。見てません。得点はトゥーリオ、三都主(FKを決めたらしい)、ポンテだそうです。磐田は初戦も福岡相手に痛いドローでしたし、上位チームとサシで対抗できるだけの力はなくなってしまいましたねぇ。
今まで一度も触れなかったですけど、山本監督ってどうなんでしょう。アテネの成績はあんなものでいいとしまして、育成者としての評価、個人的にはイマイチなんですが…

横浜FMはマグロンの2得点などで3-0と鹿島に完勝。マグロンが点取っているというと、どうしてもあのデカいマグロンを連想してしまうんですが…(笑)

甲府は千葉相手にドロー! アウェーでドローは立派。
ただ、最近とみに思うこととして、何かJのホーム・アウェーって選手達にとって変わりないのではという気がしないでも…
サポーター達はどちらかといえば自分達の好きなように応援しているという感じで、相手に「やれにくい」とか自分のチームの選手に「ミスったけど、次も頑張ろう」と思わせるような部分が若干薄いような気がします。私がそう思っているだけなのかもしれませんが…

他、開幕戦大敗の新潟はFC東京に勝利。開幕戦、先制点を取るまでのFCはやや不安定な部分もありましたし、今シーズンは先制点を取れるか否かで変わってくるんですかね? 
また清水が名古屋との東海対決に勝利。名古屋は開幕戦勝っていいのかなとも思わせましたが、セレッソもそんなに強くないですからね~。

さて、明日はいきなりの大阪ダービーがありますね。ガンバは代表主将の宮本が控え降格のようですが、果たしてどうなることなのやら…