川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

選抜出場校決定

2006-01-31 20:32:03 | 野球
すっかり忘れていました。選抜出場校が決まりましたね。
わざわざ紹介するまでもないでしょうけど(笑)、一応列挙。抜けてたら嫌ですね。
旭川実、駒大苫小牧(以上北海道)
光星学院(青森)
秋田商(秋田)
高崎商(群馬)
成田(千葉)
早稲田実、東海大菅生(東京)
横浜、東海大相模(以上神奈川)
愛知啓成(愛知)
岐阜城北(岐阜)
日本文理(新潟)
高岡商(富山)
北大津(滋賀)
京都外大西(京都)
PL学園、履正社(以上大阪)
神港学園(兵庫)
智弁和歌山(和歌山)
岡山東商、関西(以上岡山)
南陽工(山口)
小松島(徳島)
今治北(愛媛)
伊万里商(佐賀)
清峰(長崎)
延岡学園(宮崎)
八重山商工(沖縄)
最南端の八重山商工も出場を決めましたね。
希望枠は一関学院(岩手)で、21世紀枠は真岡工(栃木)、金沢桜丘(石川)の二校となりました。個人的なことを言わせてもらえば、そもそも基準が曖昧な部分もあるわけなのに、おまけにこういう特別枠があるということはどうなのかなと思わないでもないですが。

前評判では、やはり田中投手を擁する駒大苫小牧が一歩リードでしょうか。去年に引き続き、またしても夏春連覇のチャンスがめぐってきたというわけですね。
ただ、甲信越・東北・北海道のチームは中々練習が難しいでしょうし、果たして春の大会でどれだけ力を発揮できるのか、という懸念もあります。波乱も多いですから、意外なチームが躍進するかもしれません。
個人的には八重山に期待したいですが、近年の春は打ち勝つ傾向があるのが、ちょっと不安要素といえるでしょうか…

…去年の夏の大会は駒大苫小牧が歴史的な連覇を達成したものの、一方で不祥事などで揺れ動いた大会でもありました。
今回は、不祥事で出場辞退とか参加資格問題が発生するなんてことはないように願いたいものです。

組合せ抽選会は3月15日、開会式は3月23日です。熱戦を期待したいですね。

防衛施設庁談合

2006-01-31 19:37:51 | 日々のニュース
今日はヒューザーの破産申立がありましたが、そのことから目を背けさせるための陰謀第三弾(ライブドア・宮崎判決に続く…)なのでしょうか(笑)?

防衛施設庁の空調設備について談合が行われていたとされる今回の事件。
空調メーカーだけでなく、施設建設においても大規模な談合が行われていたかもしれないということで鹿島や大成建設などの捜索にも着手したらしいですね。
地検特捜部、鹿島・大成なども捜索…庁舎新築入札参加(読売新聞)
一連の談合事件。どうやら官の方が主導権を握っていたらしく、しかも目的はまたも天下りだろうということで。
…中々公務員も進化してくれません。
まあ、早期退職して天下りしたくなるような待遇にも問題がある気はするのですが…
出世レースから遅れたら取り戻しが効かないから、もう天下りするくらいしかないって話もありますしねー。つまり、トップ次官になれないような人達は全員、何かしら身の振り方を考えている…何だかなぁ。

新聞などには、談合防止には制裁の強化を、とありましたけど、どうなんでしょうねぇ。このあたりもちろん、刑罰を重くすれば「発覚されるとまずいなぁ」とは思うでしょうけれど、それでみんながやめるかというと疑問。
喩えのレベルが違うかもしれませんけど、ある意味自転車漕いでて車道に出るようなものとも思えなくもないんですね。もちろん歩道や自転車専用道路を走った方が安全だなんてことは猿でも分かる。でも、急ぎたいからとか諸々の理由で結局車道の方に出てしまうわけですね。

この部分、以前改正独占禁止法のところでも触れたのですけれど。
単純に刑罰を課するよりも、当事者達が互いに相手を信用できなくなるようなシステム作りの方が効果的だと思うんですね。
談合があった。それを告発した。告発した方に刑の減免とかそういうのだけではなく、むしろ褒美を与える。ま、例えば談合で得た不正利益に応じた経済的制裁を片割れに課し、その何パーセントかを告発した側に与える(もちろん、虚偽告発の場合は制裁を課す)ということで。もちろん、刑事訴追などは一切しない。告発された側は刑事告発しますけどね。
「不正をしていた側がただ告発しただけで利益を得るのはどうか」ということでもちろん釈然としないでしょうけれど、談合を発覚させるという捜査の必要性をも満たすでしょうし、何より談合当事者達が「あいつが裏切るんじゃないか」と思うことで談合とかしづらい雰囲気になるでしょうから、トータルで見れば効果的だと思うんですね。ま、もちろんこれに厳刑化を加えてもいいと思いますし。

人間、他人が成功するのはどうしても羨ましいわけで、ましてやそれが自分を踏み台にしてなんてなると絶対に赦せない。そういう部分を利用できないものかと私、ずっと思っているのですが、どうにも犯罪には厳刑をというステレオタイプな意見が多いのが残念です。

参加資格剥奪について

2006-01-31 15:36:36 | その他スポーツ
もうすぐ開幕というトリノ五輪ですが、何だか開幕直前になってもゴタゴタしております。
ボブスレーの日本代表に続き、スピードスケート追い抜きの安田直樹選手らの出場資格取消も発表されたそうです。

出場資格取消にいたる経緯は概ね以下のようなもののようです。
適当に記事を齧っただけなので正確性を担保しかねますが…
ボブスレーの場合は、当初資格がないところ、辞退国が出てきたので、繰上げ枠を設けて、それを日本が獲得した。ところがその辞退国が翻意して参加するので、繰上げ枠をなかったことにした、ということのようです。
スピードスケートの安田選手の場合は、単に人数が多いので、参加標準記録を少し高い位置に移動させたというもののようです。新しい参加標準記録には及ばなくなったということですね。

安田選手の場合は微妙ですが、やむをえないといえばそうなのかもしれません。定員を遥かにオーバーしてしまったために足切りラインを上げた。結果、安田選手だけでなく世界で30人ほどの選手が出場資格を失った。可哀相ですけれど、仕方ない部分もあるのかなと。

ただ、ボブスレーの場合は何とも理解できません。辞退したけど、やっぱり出るというのを認めていいのか。
今のところ、この一度辞退したけど、出場するという図々しい国がどこなのか分からないのですが(IOCでは問題すら触れられていません)、どこなんでしょう? ひょっとしたら、そんな国は存在せず、ただ人員削減したいだけなのではとも思えないことがない…

どちらにしても出る資格をまがりなりにも与えたのなら、出してやるべきという気はします。
おそらく運営費用などに非常に不安があり、あまり多くの選手にいられたら困る、という事態になってきたから人数を切り詰めなければならないのでしょうけれど。
で、結果に関係無さそうな選手については排除する方向に出ることにしたと。
まあ、所詮は冬季五輪。クーベルタン男爵の考えていた五輪とは違うものなわけですからね。「参加することに意義などない」ということで、金に関係あるか競技成績に関係あるかくらいしか興味を向けないと。

浅田真央選手の時には、「メダルが欲しいから規定違反だけど参加させろ」という方が浅はかに見えて反論してましたけど、今回はねぇ。
誰かが代々木公園で五輪憲章とか旗とか焼いても文句は言わないなぁ。

しかし、ボブスレーはともかく、スケートの追い抜きなんてこういう事件が起きて初めて競技自体に光があてられたのでは、という気もしないでもないです。そんな種目があるということ自体、全然知りませんでしたからねぇ。
ボブスレーにしたって、むしろ取り消されたことでかえって競技自体の知名度が上がったかも、という気がしますし。

あと、どうでもいいんですけど、スポニチに帯広南で講演している檜野選手の写真があるんですけど、後ろにいる学生達、何かすごく態度悪そうに見えるのは私の気のせいでしょうか?

U-19・決勝進出 + α

2006-01-31 14:29:29 | サッカー
カタール・国際ユース大会に参加しているU-19日本代表。
滝川第二の森島の2ゴールによって、ドイツに2-1で勝利したそうです。
英文記事を読んだ限りでは、試合内容も押していたようですね。
まあ、以前書いたように、この世代でドイツに勝てたから将来的にドイツより上ということもないのですけど。

相手は韓国だそうで、決勝の舞台で日韓戦が実現することになりました。
といっても、実は去年も同じ顔合わせだったそうで、その時には0-3で日本は敗北しているのだとか。
リベンジはなるのでしょうか。

さて、そのU-19の奮闘から、日本サッカーの将来を考える企画が始まったわけですが。今回がとりあえず最終回です。
きっかけ:ヤングジャパンの躍動…と未来w(日々玉蹴)
日本サッカー・ユース育成の進むべき道(前編)
日本サッカー・ユース育成の進むべき道(後編)

1.日本のユース世代は世界と互角に戦える
2.が、世界の強豪とはその後の試合経験など環境の差により格差が開く
3.格差を埋めるべく世界に旅立つ選手が多いと、Jの空洞化が進む危惧がある

1については前編、後編を参照していただくとしまして。
2の欧州リーグでは各種カップ戦などで色々な土地で色々なサッカーを知ることができ、Jにいるよりも濃い経験を得ることができる…のくだりは同感です。
日本でもACLなどがあるので、経験できないことはないのでしょうけれど、現実として、JFAはこの大会をあまり重要視していないのではとも思えます。
この部分を埋める方法として、
a.徹底的に組織を重視し、個々の技量の差をとにかく組織と速さで埋める(かつての共産圏のサッカーをイメージ)
b.ユース世代から一貫したシステム論、戦術論のもとで育てて、同じく組織を熟成させる(かつてのアヤックス、トルシエ時代もこれに近い)
などがありますが、選手もさることながら、指導者も発展途上にあるというのが日本の現状かと思いますので、正直無理かなと思います(ビエルサとペケルマンをまとめて招聘できれば話は別ですが[笑])。

そこで、3の部分、つまり海外に出ることで2の経験を得ようとする選手が出てくるわけです。この流れは今後も続くでしょうが、反面能力の高い選手が多数海外に出るとJリーグが空洞化してしまう。
そのギャップをどう埋めるか。
ま、言い換えるなら、今後の日本サッカーはどういう方向を目指すかという部分ともかかわってくると思います。いきなりJリーグがイタリアやスペインのように世界有数のリーグとなり、国内で揉まれるだけでトップレベルの選手が次々と輩出…なんていう展開は予想しにくいですしね。

ではどうすべきか。
私自身は日本サッカーが模範にすべき国はチェコとメキシコだと考えています。
共に世界の中でも強豪と位置づけられている反面、国内スポーツがサッカーだけでないことでも共通しています(チェコはアイスホッケー、メキシコはボクシング、闘牛など、日本はもちろん野球)。
なお、アメリカも似てはいますが前記二国と異なり多民族国家ですので、日本の模範とはならないでしょう。

チェコはまさしく3の路線を歩んでいる国といえるでしょう。
つまり、有能な選手が多数海外に出ており、その選手達が高い代表レベルを維持している。反面、チェコリーグは今ひとつ盛り上がりを欠いています。全盛期を過ぎたポボルスキなどが戻ってきているあたりも、SNAKEさんの想定する一つの姿といえそうです。
また、ホッケーからも能力の高い選手(ツェホ)を多数育て上げるなどの柔軟性は日本も手本とすべき部分があると思います。

一方、もう一つの模範例メキシコは海外に出ている選手が数えるほどしかいない点で現在のJリーグよりも一層国内型といえそうです(代表で海外にいるのはマルケスとボルヘッティくらい)。体格的にも日本とさほど変わらない選手が多い(帰化選手が何人かいる点も似てます)。
にもかかわらず、代表は世界のどことやっても勝つ可能性があるレベルを維持しています。
欧州・南米ばかりに目が行く日本ですが、理想の模範は間違いなくメキシコといえるでしょう。

というはたやすいのですが、メキシコサッカーがではどう成功しているかと言われると、メキシコのことをよく知らないので答えづらいのも確かです(笑)。
ただ、リベルタドーレスやコパ・アメリカに参加しており、とにかく高い実戦の舞台を積んでいることがメキシコの成長を促進していることは間違いありません(おまけにゴールドカップも出る)。ボクシングでもそうですが、メキシコ流はとにかく数をこなすこと。どうすべきかをあーだこーだ考えている暇があるなら試合して確認しなさい、という非常に分かり易いものだといえます(但し、過密日程のせいかゴールドカップではお疲れのことが多いようですが)。
高い試合経験を生かして国内リーグのレヴェルを上げ、それにつれていい選手もやってくる(中米・二強以外の南米の選手がメキシコリーグには多数います。ピオホもいましたね)という好循環になっている、そういう感があります。

リベルタドーレスに参加するのは時差の関係もあってほぼ無理でしょうから、メキシコをそのまま真似るのは無理でしょう。しかし、ゲスト参加という資格でもう一度コパ・アメリカには参加したいところです。あるいはゴールドカップに参加するというのも手でしょう。金に物を言わせて親善試合を組んでも足元を見られるだけ。注げるお金を継ぎこんでゲスト参加資格を買い取る。真剣勝負の舞台に入れてもらう(要はアジアカップだけでは不足ということ)。
逆に親善試合は強化試合とは考えず、スポンサー対策のための試合と割り切るべき(実際、結果的にはそうなっているわけですし)。そのくらいやれば強くなれるのではないでしょうか。

あともう一つ、メキシコの強みはやはりワールドカップを二度開催したという事実でしょう。これによって、世界の第一線のサッカー眼前で知ることができたのだと思います。
メキシコの86年の開催はコロンビアで地震が起きたからだったと思います。それで実績のあるメキシコに偶発的に回ってきた。
大きなイベントの開催能力は備えている日本です。運営能力を常にアピールしつつ予期せぬ事態を狙いましょう(笑)。ドイツはともかく、南アはチャンスがないわけではないですからね。

ヅラボクサー・因縁の再戦

2006-01-31 13:51:50 | その他スポーツ
因縁の再戦、ってやつですか。
個人的には最近の受け狙いすぎの格闘技関係よりもツボに入った感のあるマッチメーク。goodです。

去る去年の12月13日に対戦した小口雅之と柴田大地が4月24日に再戦するそうです。
前の試合は7R・小口のKO勝利。であれば、普通は白黒ついたということでリマッチなんかしないのですが、この試合、途中小口が着用していたかつらが外れるというアクシデントが発生したために、柴田は試合に集中できなかったのではないか、加えて、余計なものを着用していたということで反則負けになるべきではなかったか、という部分が問題になりました。競技の性質上、集中が完全に途切れたところにまともに入れば生命も危険なわけですからね~。
実際柴田陣営は「納得できない」と再戦を申し入れ、この再戦が実現する運びになったようです。
前回のかつら着用は「悪意はなかった」ということで反則にはなりませんでしたが、次の試合でそれをやればもちろん反則負け。小口選手もそれは分かっているらしく、「今度は外して勝負する」と言っています。
ただ、リングに上がる前まではかつら着用で上がるつもりのようで、上がってから外す演出を考えているのだとか。

あの試合で、一躍「亀田の次くらいに有名なボクサー」になったかもしれない小口選手、かつら会社からモニター依頼が来る一方で、何と努めていた会社をクビになっていたのだそう。今年の目標はランキング入りだそうで、話題だけでなく、実力手でも注目されるようになってほしいものです。
しかし、何でまたクビになったんでしょう? 会社に黙ってボクシングをしていたということでしょうか、あるいは勝ち方がずるいということで社風に合わなかった? あるいは育毛会社だったとか(笑)

試合はスーパーフェザーの8回戦で行われるということで、その中では破格のメーンイベントで行われる予定だそう。注目度ということでしょうか。
今度は体重オーバーで試合不成立、なんてことだけは勘弁してほしいものです。
しかし、後楽園ホールなら見に行けるな…

アメリカ戦が(違う意味で)楽しみ!

2006-01-30 17:13:07 | サッカー
日本代表の合宿がスタートしました。まずは2月10日に行われるアメリカ代表との試合が当面の目標ということになりますが、その会場はSBCparkということのようです。
SBCparkといわれても大抵のサッカーファンにはピンと来ないでしょうが(私もそうでしたが)、あのバリー・ボンズのいるMLBサンフランシスコ・ジャイアンツのホームスタジアムです。ライトスタンドの向こうが海っていうあのスタジアム。

SBC Parkの公式HP

昔はいざ知らず、現在、日本で野球場でサッカーが行われることはありません。陸上競技場が多いから、そちらで代用できるという部分が大きいのでしょうけれど。
あの変則的な形のスタジアムでサッカーをするとどうなるのか、非常に楽しみですね。誰かサンフランシスコの海まで飛ばすような派手な宇宙開発をやってくれないでしょうか(笑)

実はアウェーでのアメリカ戦が決まった時から、会場どこになるんだろうって期待していたんです、私。
何といいましても、以前MLSを見ていた時、ニューヨークメトロスターズがジャイアンツスタジアム(NFL)で試合しているのを見たわけですし。
アメリカには当然ながらサッカー専用スタジアムなんてほとんどありませんし、代表試合をやれるような大型競技場といえば野球場かアメフットのスタジアム。
サンフランシスコということは分かっていましたから、オークランド・レイダースのホームスタジアムのネットワーク・アソシエイツ・コロシアムかなと予想していました。そうあの過激なレイダーズファン(愛称忘れました)が勘違いして試合に来てくれないかなどという想像をして楽しんでいました…

アメリカサッカーはサッカー界の神秘です。
クライフがアメリカでプレーしたとき、ロサンゼルスでプレーしたのは「人工芝ではなく、天然芝の上でサッカーがしたかったからだ」なんて話がありましたし(それが本心なのかどうかは知りませんが)。80年代の段階で、人工芝の競技場でサッカーをしていたのは世界でただ一国、アメリカくらいでしょう。

与太話はさておき、変則競技場で行う楽しみがあるアメリカ戦。試合も楽しませてくれるものを期待したいところですが、どちらも海外組はお休みらしいですね。
まあ、アメリカも国内組にいい選手がいるみたいですけど。
ノルウェーを5-0で粉砕してしまったみたいですしね。
日本時間だとどのくらいに行われるのでしょうか…

追記:ちなみにノルウェー戦はこちらのスタジアムで行われたようです。
The Home Depot Center 公式HP
サッカー専用スタジアムあるじゃん。

更に追加:SBC park公式HPの写真を見ていると、サッカー用として使えることが判明しました(レフトスタンド側と一塁ベンチ前にゴールを置くようです)。マウンドだけ取っ払うんでしょうね。これだと海まで飛ばすのは難しいなぁ…

地面で眠るコアラ

2006-01-30 16:46:16 | 日々のニュース
わーい、楽しいB級ニュースだー。

コアラは木にしがみついているからコアラ。
地面でゴロリと転がる姿なんて想像もつきませんが、そのありえないことをしでかすコアラが名古屋に現れたそうです。

地面で寝るコアラ 外敵おらず 進化?退化? 名古屋・東山動物園(西日本新聞)

このコアラ、気が弱いのに危険な地面で眠るとのことです。人間で言うなら外の公園で眠るくらいのことなのでしょう。前の動物園ではそういうことはなかったらしく、記事にあるように、何か特別自分が使っている木が気に入らないのでしょうか。あるいは逆に濃尾平野の大地がこのコアラを一際惹き付けるのかも…
一度地面で寝てみたら、それがことのほか気持ちよくて病み付きになったとか? 
安田講堂や大隈講堂の前で眠るのは気持ちいいとか言う学生がいるらしいですし。

そういえば、去年には歩くレッサーパンダやアザラシも現れたりしましたし(アザラシは高齢のためにさぼっているということでしたが)、動物も自然から隔離されることで一代の内に変容を遂げてしまうということなのでしょうか。環境ホルモンなどの影響で動物も妙な行動に走っている?
そのうちユーカリではなく、ササを寄越せと言い出すとか?

ただし、来園者が見たわけではないので、客寄せのためのデマなのかもしれません。もちろん、動物園側がビデオなどで珍行動を放映できないか考えているとありますが、それも信憑性を増すためのものに過ぎない…。コアラは一日20時間くらい寝ているらしいですから、来園者のいない時間帯だけ地面で寝ているっていうのも何か変ですしねー。
川の果ては人を信用しない心の狭い人間ですので(笑)。

でも、本当ならビデオでいいから見たいですね。コアラが地面で丸くなっている姿、おそらく可愛いでしょうし。

追記:再度元記事読んで気付きましたが、何で名古屋の事件なのに西日本新聞?

応報刑というもの・2

2006-01-30 11:21:35 | 犯罪・刑事関係
以前、応報刑というものでTBさせて頂いた「死刑廃止と死刑存置の考察・BLOG版」からTBを頂きました。
死刑存置の理由 <2> 応報刑論~その2
死刑存置の理由 <3> 応報刑論~その3
死刑存置の理由 <4> 応報刑論~その4
コメントを返させてもらったのですが、ライブドアブログのコメント欄、予想以上に受け付けてくれる文字数が少なく、結果として非常に消化不良の感じになってしまいました(なら、コメントするなということに本来はなるのですが…>_<)。
結局、何か自分以外の人には何を言っているか分からないだろうみたいなものになってしまいましたので、改めて<3>の部分につきTBすることにしました。
<2>と<4>については概ね言いたいことが伝わっているだろうと思いますので。

まず、これは私のイメージなのですが、おそらくShinさんとの間に刑罰の理由について大きな違いはないと思います。少なくとも応報絶対論を唱えられているわけではなく、幾つかの概念が連携しながら刑罰が存続していると考える点にも特に相違点はないと思いますので。
違いがあるのは、社会共同体による応報が可能と考えてそれを想定する(Shinさん)か、あるいはそれも無理と見てより幅広い概念に逃げてしまった(私)か、という点に帰すると思います。
全部無理として幅広い概念に逃げたからこそ私は応報の機能を低下させようと考えるのであって、社会による応報機能が果たせるなら、あえて刑法学会の通説に反して、応報の主たる役割は既に放棄された、などとは言いません。ですから、<4>で仰られている刑罰存続理由の根源的部分の展開なども根本的に相違しているということはないと思います。

で、相違点についての再展開をさせてもらうわけですが…

まず応報の主体として、私の見解からは幅広い概念としての「国家」がでてきます。
これは結局、本人、遺族、社会共同体のすべてがダメということで、これらをひっくるめて全体として抽象化した国家、というイメージが私にはありました(それを語る術を途中まで見出せなかったのが情けないですが)。
ただし、全部ひっくるめても個々がそれぞれに難点をはらんでいる以上ただ合わせただけでは結局無意味で、そこに国家統治機関の機能的な部分も加味してみた、というところですね。
ま、そうしたトータルな部分ということで、憲法の教科書に出ていた「領土と人と権力」という言葉を拝借してみたのですが、自分がはっきり理解していない概念を使うものじゃないです…
ただし、結局のところ統治機関を持ち出す以上、他の見解よりは統治機関寄りである点は間違いありませんので、一々「自分の見解はトータル的なものだから」などと言い逃れるのでなく、むしろ統治機関を前提とした部分で答えていきたいと思います。

まず、統治機関による刑罰運営は功利主義に走り、このような形態ではむしろ冤罪が奨励される点に難点があるのではないかとShinさんは指摘されます。
これは一面、そういう部分もあろうかと思いますが、だからといってダメだということもないと思います。
どういう形態であれ、刑罰論は冤罪の危険をはらんでいるのであり、それは刑罰論内部で解消するよりもむしろ別な要素(私は「無罪で裁かれない権利」、つまり人権という部分で)で解消した方が分かり易いからです。刑罰論としての傾向で冤罪が奨励されるから、すなわち刑事訴訟全体で冤罪を奨励するということにはなりません。
蛇足ですが、私は刑事訴訟で人権の果たす場面をはっきりと識別することが今後課題となるのではないかと考えます。これがなされず、刑罰論と人権論の境界が曖昧なままですと、結果的にあらゆる場面で「人権、人権」という主張をされてしまうことになり、行き過ぎた人権主張の弊害を呼ぶことになってしまうのではないでしょうか。
人権主義者の行き過ぎた主張が気に入らないのなら、むしろ人権が及ぶ範囲をきちんと考えて、その範囲ではしっかり認める。かわりに、それ以外の範囲では「趣旨が違う」とはね返すのが適当ではないかと思います。


次に社会共同体の応報というものに対する矛盾点が出てくるのですが、私が指摘したのは以下の三つです。
a.メディアの影響力が刑罰において国家権力の役割を凌駕する(権力機関がメディアの追認機関になりうる)。
b.刑事訴訟の事実認定は伝聞によってはならないのに、刑罰には伝聞があてはまるのが矛盾
c.事件によっては社会が応報感情を抱かない。

aについての反論なのですが、おそらくこの部分だと思うのですが、正直やや分かりにくいところがあります。
現在のところこのメディアの規制が「メディアの自浄作用」に委ねられていることが問題なのであり、メディアが近代民主主義を健全に機能させるシステムの一環であることは間違いないと思います。民主主義国家に必要不可欠であるからこそメディアがその思想傾向等に基づく偏向的な報道等は大前提として非難されるべき対象となると思います。つまりkawanohateさんが仰るような「知る過程において歪められた場合」メディアを制裁するような手段が必要なのではないでしょうか。
おそらくは国民主権に資するものとしてメディアが存在しており、そうである以上、「国民がメディアによって事件を知る」過程というのは正当な要請に基づく過程である。正当な権限に基づくから、メディアを通じて応報感情が生まれる過程自体も正当である、ということなのだろうと思いますが(だから歪められるのはよくない)。
とはいえ、近代民主主義にかかるメディアの役割をいくら強調されたとしましても、メディアは基本的に私的団体という点がやはり問題だと私は思います。もちろん、公共的側面があることは否定しませんが、私的団体としての側面はどうしても存在しています。
結果としまして。

   捜査機関 → 私的(益)団体としてのメディア → 主権者たる国民

という流れを通じて応報感情が発生することになり、私的団体を通じて応報がなされる以上、私刑たる性質を帯びることは否定できないのではないでしょうか。

bについてはaと重複する部分があるので、ひっくるめられたのかもしれません。ただ、私は違う部分として捉えていますので、違うものとして改めて展開します。
刑事訴訟において犯人に有罪の判決を下すにあたっては証拠によらなければなりません。その上で刑事訴訟は伝聞証拠を原則として排除しています。
しかしながら、上にあるように社会の応報感情というのはまず間違いなく伝聞をもって形成されることになります。
もちろん、メディアが捜査機関の報告を一字一句間違えず書き写すだけでそれ以外に何も書かないならそういうこともないのでしょうけれど、それではメディアが独自に存在している意味がありません。
実際には目撃者・関係者の話なども掲載しますし、事件と全然関係ない学者の勝手な分析なども掲載します。これは必ずしも報道機関が事実を意図的に歪めたものとはいえませんが、それを受け取る社会は犯人に対して膨らんだイメージ(歪んだイメージ)を有することになってしまいます。「あいつはガキの頃からキレる奴だった」という知人の話は事件そのものとは関係ないですが、社会は「そんな危険な奴なら厳刑にすべきだ」と考えます。それは伝聞による(歪められた)応報感情になるでしょう。
有罪認定について証拠によらなければならず、伝聞が排除されるのに、処断刑については伝聞がそのまま通用するのはおかしいのではないか、とそういうことです。
もちろん、実際はそのようなことはなく、修正されています(ナイフで何回も刺したという事実行為を認定して、単なる殺人よりも犯人の悪性を強く見るとか)。ですから、その修正部分を指摘して「訴訟理論たる部分と刑罰理論は違うのだ」と突っぱねることもできるでしょう。が、それすなわち「理論の修正がなされていること=社会による応報を単純に貫くのは無理があること」ということになるといえるのではないでしょうか。

cは当初微罪というイメージが私の中にあり、Shinさんもそれを受けて「微罪については、それはそれでいいのではないか」という風に仰られておりました。
ただ、よくよく考えると微罪以外でも社会が応報感情を抱かない場合というのは想定できます。
例えば、暴力団同士の抗争による殺人事件。社会は殺害された暴力団員Aについて「彼は濁り、間違って生きてきた。その彼を殺害するなんて赦せない!」という応報感情をおそらく抱かないでしょうが、さりとて殺害した組員Bについて「僕達(社会)はAについて応報感情を抱いてないから、君は殺人罪の予定する最低刑(5年)でいいよ」とはならないでしょう。この場合、Bに重い罪を課すのは応報ではなく、「殺された奴も自業自得だが、殺したのも危険な奴だから一生刑務所から出すな」という部分の方が大きいはずです。
外国人同士の殺人などでもそうですね。
あとは、同じ事件を起こしても偶々同じ時期に別の人間がより凶悪犯罪をしていたとすれば、応報感情が異なるという場合も想定できます。

社会風俗に関する犯罪などについて、国家機能だけではこれらは犯罪とできないというご指摘もありました。が、これは、「国家は社会秩序とにらみ合いをしながら」という見解からはさほど苦しい論理に頼る必要もありません。社会秩序という部分に配慮すればこれらの罪を裁くことはできるでしょう。

とまあ、こんな感じでしょうか。

巨人、不安なスタート?

2006-01-30 09:40:50 | 野球
新外国人選手の公開入団発表を行った巨人。
ディロンの背番号5が不評だったらしいですね。
5といえばもちろん去年まで清原和博がつけていた番号。巨人ではあまりいいイメージを残していないはずの清原ですが、ファンに対する影響力はまだまだ大きいというところなんでしょうね。
可哀相なのは当のディロンで、せっかく日本語の挨拶も覚えて頑張ろうとしているのに、ユニフォームを着たら「えぇ~っ?」ですっかり困惑したそう。「過去にどんな選手がつけていたか知らない。自分ではコントロールできない」とちょっとブルーモードだったみたいですね。
フロントとしてみれば前任者を知らない外国人選手につけさせて、清原の負の幻影をさっさと取り払いたかった、というところなんでしょうか?
ただ、そうでなくても色々大変な新外国人選手に結果的には重圧をかけてしまったわけですから、これはミスでしょうね。
果たして、ディロンは自らの活躍で清原の幻影を振り払うことができるのでしょうか?

高橋由伸はケガをしないために「やせる水」を探しているそうです。
ほぼ同期の二岡がケガをしていきなり二軍スタートですからね。正直、この二人数字の割に凄みがなくなってきているような感がありますから、そろそろ何か見直さないとまずいでしょうね。
ただ、う~ん…
ケガをしやすい総合的な体質なんてものは子供の頃からの食生活にも影響しているようですから、突然翻意したとしても大抵遅いみたいなんですね。30くらいで一念発起して簡単に体質改善ができるくらいなら、誰でも改善できるわけですし(だからアスリートになりたい少年は今からしっかり食生活を意識しましょう)。
もちろん、やらないよりはやった方がマシでしょうけれど、それこそ覚悟を決めてやらなければ。水に頼っているようでは、ちょっとダメだろという気がしてしまいます。水も変えるぞ、というのならまあ分かりますが、一時期100キロ近くまでウエイトが到達したなんて話を聞くと、そういうこともないのでしょう。
結婚も済ませて心機一転、必死に体質改善に取り組めるでしょうか。
ちなみに高橋と小野寺アナ、同世代で大学も同じなので、てっきり大学時代から知っていたのかと思えばそうでもなかったらしい。意外。

今節は音無し

2006-01-30 08:59:01 | サッカー
う~ん…
相手が少し強くなると、チームも平山も巧くいかないみたいです。ヘラクレス。
平山選手にとっては因縁の相手、フェイエノールトに0-4で大敗を喫してしまいました。平山個人もイマイチでしたね。
個人的にはフェイエとかAZ相手に結果を出してほしかったんですけどね~。このレベル相手に力を見せ付けてこそ、上へのステップアップも図れるのでしょうし…
厳しい見方をすれば、強豪相手に1人でも何かできる、というところを見せてこそ本当のワールドクラスともいえますし。
今のところ得点をあげているのはユトレヒト以外は全部ヘラクレスよりも順位が下の相手のはず。3点とっているローゼンタールはまだシーズンで勝ちがなく、勝ち点5ですからねぇ…
もちろん、弱い相手だろうと強い相手だろうと1点は1点ですけど、オランダは上位と下位の差が大きいですから、下位相手の量産=オランダトップのストライカーということにはならないですからね~。

まあ、厳しい言い方になってしまいましたけど、今後の奮起を期待しています。
強豪といえるチームで対戦を残しているのは次節が今シーズンの順位に限っては5位という高位置につけているフローニンゲンです。あとはPSV、アヤックス、ヘーレンフェーンあたりでしょうか。
アヤックスは低迷しているのでチャンスといえばチャンス。あとはストライカー養成所ともいえるヘーレンフェーンですね。ここに「平山獲ってみようか」と思わせるくらいのプレーをしてほしい。

大久保選手の場合は…
う~ん、微妙…
ただ、結局彼はデポル戦しか活躍しないと見るべきなのか(これは辛辣ですが)。
スペインに渡ってここまでであげたゴールが4。うち3点がデポル戦。アシストもデポル相手には3つくらい記録してたはず。デポル戦に限ればスーパーエース。それ以外の試合では並(以下)のFW…

彼はバレロンらとともにデポルでプレーしたいのか。
実は彼も知らないセルタ人の血が流れていて、デポル戦では一層闘志に火がつくのか(デビュー戦はケガしながら頑張ったわけですしね)。

まあ、マジョルカ自体が壊滅的ですし、クーペルも何だかんだ言ってある程度は評価しているみたいですし、今後も出番はあるのでしょう。
デポル戦以外でも、その8割くらいのパフォーマンスを見せてほしいなと思います。