川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

特例は認められるのか?

2006-03-09 22:43:19 | サッカー
FIFAがテクニカルエリアに監督が通訳を同伴することを禁止する意向だそうです。
こんなことをされたら、限られた選手しかジーコと意思疎通ができなくなることで困る日本、何とか特例を認めてもらおうと色々掛け合っているそうです。協会関係者は「W杯出場国で通訳が必要なのはアジア4カ国だけなので、認められると期待している」とのことですが、さて…
案外、ジーコが前に出て気迫を見せつつ、中の指揮はヒデあたりがとるなんて形も面白いかも…なんて言うのは不謹慎ですかね?

特例といえばもう一つ。
ボカ・ジュニオルスでプレーしているダニエル・ビロスがクロアチア代表入りに前向きである、なんて話がありました。

ビロスは194cmの巨漢ですが、ダイナミックな動きで左サイドを躍動する非常に私好みの選手です。彼が前を向いて突進してきたら、どの国のDFにとっても止めるのは至難の業でしょう。

既に左サイドにはバビッチというレギュラーがおり、レコという有能な控えもいますが、ここにビロスが加わればすごいことになるでしょうね。アルゼンチン戦では若手ホープのモドリッチもデビューしており、これがニコ・クラニツァール以上に機能していたそうです。アルゼンチンに勝っただけでなく、クロアチア尚強化中。
というか、クロアチアはかなり多国籍から集めています。ブラジルから帰化しているダ・シルバ、豪州からやってきているシムニッチ、クラスニッチも出身はハンブルクですね。
日本にとってはやばいのかもしれませんが、競技的には非常に楽しみな話ですね。
もっとも、モドリッチの起用はロベルト・コバチがおらずにトゥドールをCBにしたことによる窮余の策という部分があります。トゥドール、ニコ・コバチの中盤の底を崩すとは正直考えにくい。
最近のニコ・クラニツァールは不調らしいので(クロアチアが崩れるとした多分彼のところから。次はスルナの右サイドが有力で、その他は微笑な確率で存在というのが予想)、あるいはモドリッチをトップ下にした方がいいかも。彼は守備もできる選手という触れ込みですから。ただ、父親ズラトコに息子を外すことができるのかどうか…

ただ、ビロスについては既に05年11月の親善試合でアルゼンチン代表としてプレーしている点が問題になるでしょう。
当人の代理人は「FIFAが定めた国際Aマッチデーでないから大丈夫」なんて言っているそうですが、この特例は認められるのですかね。

去年の合格者を再発表?

2006-03-09 20:51:40 | 日々のニュース
合格者番号を間違えて発表したら、それはまずいでしょう…

昨年の合格者番号を掲載 神戸大ホームページ(共同通信)

今回も引用させてもらいまする。
神戸大は9日、大学のホームページで公表した前期日程入試の合格者について、午前10時から数分間にわたり、2005年度の合格者の受験番号が誤って掲載され、間もなく復旧したと発表した。公表直後に、受験生や保護者から電話などの問い合わせが相次いだため、発覚した。大学側が原因を調べている。
入試課によると、午前10時から、ホームページに合格者約1900人の受験番号の公表を始めたが、直後に「昨年の合格者番号が掲載されているのではないか」との指摘があったほか、「最初に閲覧したときには自分の番号があったのに、しばらくして再度アクセスしたら消えていた」との問い合わせも相次いだ。


ちなみに神戸大学は「去年の番号を掲載した事実は確認できていない」とコメントしています。
神戸大学ホームページ
番号入力などをどうやっているのかは知りませんが、番号入力の際に去年の合格者番号を入力するなんてことは通常ありえないでしょうから、アップの際にミスがあったんでしょうかね。

しかしまあ、何とも恐ろしい話です。
自分はそういう経験ないですけど、番号があったら普通は「やったー!」となりますよね。再確認してみようとアクセスしたら消えていて、それが去年の番号だったなんていえばしゃれにならないです。
無念の思いをされた受験生には言葉のかけようもありません。まあ、しかし、ぬか喜びではあったものの、合格が不当に取り消されたわけではありません。残念ながら合格には届かなかったということ、私大に入るか、後期日程で入るか、浪人するのか、別の道を歩むのかは分かりませんが、今後も精進してください。

その一方…
掲載されたのが去年の番号だと分かった人も何かすごいですね。発表のところに『平成17年度』とか出ていたのならともかく、数字だけ見て、「あれ、去年と同じ、何か変だぞ」なんて普通は思わないものだと思いますが…
学内関係者だったんですかね?

カナダ-メヒコが面白そう

2006-03-09 20:32:50 | 野球
奢れる者も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂には滅ぶ、一重に風の前の塵に同じ…

アジア最強を自負した日本は風の前の塵のごとく、イ・スンヨプに払われてしまいました。
世界最強を自負していた米国も、それが春の夜の夢であったことを知ったようです。

カナダの赤き木の旗は、盛者必衰の理を顕したものなのか。
観客17,000弱のスタンドで鳴らされる鐘は、諸行無常の響きありなのか。
途中から意味不明ですね…

WBC・アメリカがカナダに敗戦したらしいですね。5回まで0-8とリードされていて、そこから6点取り返したものの、そこまでだったとか。
一発勝負の恐ろしさ、また継投確実のルールの恐ろしさですかね。強いチームでも多く出てくる投手の中には乱調の投手もいると。ま、この日のアメリカは先発がいきなり乱調だったようですが。
相手投手が調子良さそうな場合は、球を多く投げさせた方が賢いわけですね。

しかし、グループBは予想に反してカナダが二勝、アメリカとメキシコが1勝1敗で並んでいるわけですね。で、最終戦はカナダとメキシコが対戦して、アメリカは現在二連敗の南アと。
アメリカが負けるとは思いませんので、多分2勝1敗。で、メキシコが勝てばメキシコ・カナダも2勝1敗で3チームが並んでしまいます。
となると、3チームが並んだらどうなるのかということですが。
①当該対戦の結果…これは全チーム1勝1敗になるので同じ(だと思う。違ったらご指摘よろしくお願いします)。
②直接対決における1イニングあたりの失点が少ないチーム。単に失点ではなくイニングあたりとなるのは延長戦があるからです。
で、防御率ですが、アメリカは2試合を終えて8失点で4.00。カナダは米国相手に6失点。メキシコは米国戦で2失点。

とすると、メキシコが1-0で勝てばカナダとメキシコが上位進出。アメリカはSee you next chance bye-bye! となるわけですね(笑)。
これだ、これしかない! ユーロ2004の再現を!
注:ユーロ2004のグループリーグは最終戦を控えて、イタリア、デンマーク、スウェーデンの3チームに予選突破の可能性があり、北欧2国が直接対決。当該対戦でのゴール数規定により、北欧対決が2-2なら北欧勢が双方決勝T進出。イタリアは「アディオス!」という状態だった。イタリアは監督やメディア、更には政治家まで出てきて北欧勢に「八百長すんじゃねえ」と圧力。北欧勢は「そんなことするはずがない」と反論していた。
試合結果は2-2。途中までは双方オープンな打ち合いだったが、スウェーデンが2-2となるゴールを80分過ぎにたたき出して以降は暗黙の了解のもと試合が終わった。

ま、現実的にはメキシコは勝ちでOK。カナダは敗戦だと辛いわけですね。

メキシコ2-0勝利ならどうなのか。失点でカナダとアメリカが並びます。
③直接対決における1イニングあたりの自責点、要は防御率。
いらっしゃいました。ありがとうございます。
これがほんとのまさカナのダ~WBCアメリカがカナダに敗れ予選通過できない可能性も(なりぽん@厭離庵)
2-0、2-1でもアメリカ脱落のようです。これならちょっと可能性ありそうですね。
ここは防御率ではなく、三つ並んだうちメキシコがまず1抜けして、その後のカナダ-アメリカは直接対決で競うそう。直接対決で勝利しているカナダが2位に。

仮にアメリカが敗退したらどうなるんでしょうか。
「勝てないからやっぱやめる」なんてことは…
まあ、MLBが儲かれば、正直どこが勝とうが構わないと考えているでしょうけれどね。

ちなみに日本はマリナーズ相手に勝ったそうです。

車を出たら、はい変身?

2006-03-09 19:03:42 | 日々のニュース
ウェールズで化粧をしながら運転していた女性が警察に御用になったなんて話がありました。
化粧しながら運転する女性、監視カメラがキャッチ(ロイター)
リンク切れ対策として引用させていただきます。
[ロンドン 8日 ロイター]北ウェールズの交通事故多発地点に設置されていたカメラには、両手で化粧をしながら運転する女性(22)の姿が映っていた。北ウェールズ警察は、交通違反でこの女性を検挙した。
女性が車を走らていたのは、英国で最も危険な道路の1つに数えられる「A499」という道路。 
スピード違反を監視するためのカメラは、片手に鏡、もう片方の手にアイライナーを持ち、ハンドルから両手を離したまま走る女性の姿をとらえていた。
この女性には、合計255ポンド(約5万2千円)の罰金と6点減点の処分が下された。

両手で化粧しながら運転なんて、何かすごく危険そうですが、この女性にとっては自分が事故に遭うかもしれないという可能性(もちろん他人を轢き殺す可能性を踏まえて)よりも、自らの化粧をするという事の方が何十倍も大切だったということでしょうね。

死ねば化粧も何もあったものではないのですが、しかし、この女性はおそらく時間に急いでいたのでしょうし、そうだとすると美しくなければならないという意識が先に立ち、それは自身の命よりも大切なものであったと…

しかしまあ、これは何もこの女性ではないのかもしれません。

「鏡よ鏡、世界で一番美しいのは誰?」
「はい。王妃様、それは白雪姫でございます」
「じゃあ白雪を殺せば私が一番ね」
というグリム童話の王妃様に限らず。
しかし、今にして思うとこの王妃、現代一部の少年犯罪並に動機が短絡的という気がするのですが…

「見てごらん。侍女の血を受けた部分が奇麗になっている。ああ、こんな美容方法があったなんて。お前たち領民の娘を城」
少女の血を浴びれば肌が艶を保つと妄信して領民の娘達を抹殺していったエリザベート・バートリのような歴史上の人物もいますし。

「今すぐ体脂肪率を5%落としたいの!」
と、危険かもしれないと知りつつ、脂肪吸引をやって実際に亡くなられる方もおられます。
美というものは、時として人の命より大切ということなんですねぇ。
…なんてことを思わせる話でした。

どうでもいいんですが、化粧しながら運転する人は見ませんが、雑誌読みながら運転したり携帯電話使いながら運転していたりする人は大勢います。
危ないんで何とかしてください。
というか、禁止されているはずなんですけどね。

チャンピオンズリーグベスト16・Ⅳ

2006-03-09 07:15:16 | サッカー
何とも言えぬ第二日。

ハイベリー
アーセナル 0 - 0 レアル・マドリー

サッカー界の正義が実現されました(笑)
しかし、白を装う巨悪もさすが恐るべき力をもっておりました。その力の前にハイベリーにいる正義を信じる人達は幾たびが絶望感をかられたかもしれません(笑)。
というより、自分達の9番・アンダルシアのお調子者が裏切り者なのではないかとハラハラして見ていたかも…。
悪の唯一の失敗は彼に内通疑惑があると思わせるのでなく、セスクに手を伸ばしたことでしょうか(笑)


スコアレスですけれど激闘でした。 
ジダンが良かった、ラウールも良かった。でも、彼が決定的なシュートを外したり止められたりするとき、このチームは大抵負けるんですね。
ベッカムはイマイチでしたね。ユナイテッド時代のライバル意識が空回りしたりしたでしょうか。キッツーい野次が実は飛んでいたのかも。

上のお遊び調で通した方がひょっとして面白い?


アンフィールド
リヴァプール 0 - 2 ベンフィカ・リスボン

はぁ…
去年は波乱の主役ですが、今回は引き立て役になってしまいましたね。チーム作成中の去年タイトルを獲得できて、ある程度完成が見えてきた今年が無冠というのも何だか…

でも、逆にベンフィカが去年のレッズになってしまうなんて可能性もあるかもしれませんね。ミッコリ、ヌーノ・ゴメス、ロベール、カラグニスなどよく分かる選手も多いですし、中々いいチームです。モウリーニョがキングのコラムで「攻撃力だけは欧州でも屈指」なんて言っていましたし。
ただ、何といってもやはり島尾三郎佐(シモン・サブローサ…表記はSIMAOなので)でしょう。ポルトガル代表でもイマイチ目立たず、またバルサにいた頃もあまりよくなかったので能力の割に名声を勝ち得ていませんが、ベンフィカでの彼はすごい選手です。
フェリポンもポルトガル代表でも同じくらいの活躍をしてくれたらと歯がゆい思いをしているかもしれませんね。


サン・シーロ
ACミラン 4 - 1 バイエルン・ミュンヘン
ふぅむ。バイエルンを過大評価していた部分もありますし、ミランを過小評価していた部分もありますが、正直ここまでの差がつくとはねという感じです。シェヴァがPK外したりもしていましたし。


ドゥ・ジェルラン
オリンピック・リヨン 4 - 0 PSV
何というか予想通り。力の差があると采配だけではどうしようもないというところですね。