生涯を完結させるまでに歌いたい歌、最近始めたヴァイオリンとフルートはどこまで演奏できるようになるか、と時々ワンコ

死は人生の終末ではない。 生涯の完成である。(ルターの言葉)
声楽とヴァイオリン、クラシック音楽、時々ワンコの話。

プラスティック製の楽器とはどんなものでしょう???

2017-05-03 23:13:33 | 器楽・楽器

 最近プラスチック製の管楽器が販売されていますよね。サキソフォーンにトロンボーン、クラリネットにフルート。さすがにダブルリード楽器は無いようですし、金管楽器はトロンボーンに限られているのはスライドバルブやロータリーバルブの精度や摺動性がプラスチックでは無理だからでしょうか?それとも私が知らないだけでトランペットやホルン等も半暎されているのでしょうか?

 さて、高額な本格的な楽器も欲しいなと思っている一方で、プラスチック製の安価なフルートを買おうかとも迷い続けています。その心はズバリ、吹くためではなくいつも持ち歩いて暇を見つけて運指の練習をするためです。長らく声楽を勉強してきたかいがあってフルートを吹くための息づかいに必要な基礎体力は十分に身につけているようです。とはいえ声楽とフルートでは息の使い方が全く同じという訳でもないので、様々試行錯誤する必要はありますが、それでもレッスンでコツを掴めると数回の復習で直ぐに自分のものに出来るので、短時間で上達できるのが物凄く楽しいです。

 とはいえ、運指、指使い、フィンガーリングについては声楽には全くないことなので、私のフルートの上達においては、運指、指使い、フィンガーリングが最も重大な律速段階と言えそうです。となれば本来の楽器を吹いて音を出さないまでも、例えば頭部管は付けずに胴部管と足部管だけを組み立てて運指の練習をしても良い訳ですが、そこまで熱心ではない自分自身の適当さがちょうど良いのだと言い訳しています。一時期はネットオークションでジャンク品でも良いから、ピッコロを落札していつも持ち歩いて運指の練習に使おうかと思っていましたが、フルートに比べるとピッコロの絶対数はかなり少ない様で、ジャンク品でも最終的には結構な値がつくようで落札できずに今日に至ります。

 そこでつい最近になってあらためて検討しているのがヌー〇ォ社製のプラスチックフルートなのですが、¥3,000-程度の廉価版と、¥13,000-くらいの豪華版と2種類があってこれまたどちらを選ぶか考えあぐねています。廉価版の方はキィメカニズムは無しで半音階は一つの指先で二つの穴を同時に押さえるか片方の穴だけを押さえるかで吹き分ける様です。フルートの運指の練習に限定しても、このタイプでも練習出来なくはないと思っています。本格的な高級フルートを購入するのであれば、運指練習用のプラスチックフルートは少しでも安く抑えたいのでこちらの廉価版にしたいとも思います。

 ところが豪華版のプラスチックフルートでは、本格的なフルートと殆ど同じようなキィメカニズムがプラスチック素材?で再現されている様に見えます。ということで、DトリルキィとDisトリルキィも実際に動作するメカニズムとして用意されている様に見えます。DトリルキィとDisトリルキィは低音域(第一オクターブ)と中音域(第二オクターブ)ではトリル以外には全く出番がありません。高音域(第三オクターブ)であってもラまでは必要ないのですが、シ♭(ドイツ式でB、アメリカ式でB♭)から上では重要なキィになるんですね。そして今の私が運指、指使いを練習したいのがまさしくこの高音域(第三オクターブ)のシ♭から上の領域なんですね。

 ヌー〇ォ社製プラスチックフルートの豪華版¥13,000-程度の楽器のDトリルキィ、Disトリルキィは本格的な楽器と同様に動作するものなのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃったら是非お知らせください。 ゴールデンウィーク中にどこぞの楽器店などで実物を触って確かめるのが一番でしょうね。しかしネットオークションのフルートのジャンク品を最低価格で落札する方が安く入手出来る様な気もします。

 フルートに限らず他のプラスチック製の管楽器を吹奏した経験のある方、是非コメントをお寄せください。


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