小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

結局はGoogleなんだよな

2011年07月23日 | ツール

いわゆるポータルサイトにはGoogleをはじめYahoo!、MSN、Infoseek、OCN等々いくつもあるが、日本における現在の利用率は、ざっくりとYahoo!が6割、Googleが3割、MSNが3分、残りがその他多数となっているようだ。この数字だけを見るとYahoo!のひとり勝ちのようである。確かにPCで利用する場合も携帯電話から利用する場合でも、ポータルサイトとしての出来映えや使い勝手はやはりYahoo!が一番だと思う。私も昨年まではPCの起動画面をMy Yahoo!に設定していたし、プライベートメールにはYahooメールを利用していた。ところが昨年暮れに携帯電話をAndroid搭載のスマートフォン(以下、スマホ)に換えて以降、すっかりGoogleに乗り換えてしまった。AndroidはGoogle製のOSだから当然のことながらGoogleとの相性が良い。Yahoo!のサービスを利用するにはブラウザからとなるが、Googleのサービスは直接にアプリから利用できるので使い勝手が良い。だが一番の違いは、Yahoo!はあくまでもポータルサイトの域を出てはいないが、Googleはすでに単なるポータルサイトの域を越えたサービスを提供しており、サイトデザインはいくらYahoo!のほうが見やすくて使いやすくても、実際のサービス内容ははるかにGoogleのほうが優れている。検索機能はもとより、ドキュメントやリーダー、ウェブアルバムのPicasa、Gmailなどのクラウドサービスや共有ツールは使い出したら止められない利便性を持っている。

さらに追い討ちを掛けるのはGoogle+の登場だ。Google+はGoogleの提供するSNSサービスで、TwitterやFacebook、Mixiなどと同じ範疇のサービスである。ただし、Google+が他のSNSと異なるところは、Googleの提供する様々なツール、クラウドサービスや共有ツールを総合して利用出来るというところだろう。まだ今のところGoogle+は試験運用中で誰でもが利用できる段階にまでは至ってはいないが、もうすぐにでも一般開放されるのではないか。Google+が一般化されれば、従来のSNSのようなテキストの共有にとどまらず、ファイルやカレンダー、アルバムなどのツールまで簡単に共有出来るようになるだろうし、そうなるとGoogle+のネットワークに参加するために、それに付随する各種のサービスもGoogleに乗り換えるケースも多くなるだろう。もしかするとあと1~2年位で、Googleを利用していないとインターネットを介したソーシャルネットワークのメインストリームからはじかれてしまうことにもなりかねない。恐るべきGoogleの囲い込みである。

 

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