小杉行政書士事務所 小杉 幹のブログ

自然を愛し、単独で山を歩き廻ることを好み、たまにはロードや近くの山を走る、50代オヤジのブログです。

入間川でガサガサ

2010年07月23日 | 自然その他

平成22年7月19日(月)、小二の娘をつれて近くの入間川でガサガサをやってきました。

ガサガサって何だ?(笑)

ガサガサとは、池や川でタモ網をガサガサやってエビや小魚を採ること。小さな子供が好きな事です。なんて、実はオヤジの趣味に子供を付き合せているワケですが…(笑)

もちろん娘も川遊びは大好きですし、高一の息子も小学生の頃は嬉々としてガサガサをやっていました!(笑)

この日は川越市の安比奈親水公園を流れる入間川に行きました。家の近くでガサガサポイントといいますと「びん沼川」がありまして、ここではテナガエビ(かなり大きいのも採れる)やヨシノボリがかなり採れるのですが、なにぶんあまり水がきれいでないことと水の中に立ち込む事には向いていません。その点、入間川ですと浅瀬に立ち込むことが出来ますので入間川に決定です!

ガサガサの様子

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Ca390032

こんな感じで岸辺に生えている草の根の下側に網を入れて「ガサガサ」とやります。この辺りですとメインの獲物はヌカエビですね。川エビの一種です。ちなみに飲み屋で出てくる川エビはテナガエビです(笑)

で、この日の結果は、ヌカエビが30匹ほどと稚フナ、稚モツゴ(クチボソ)各1匹、稚アブラハヤ2匹、稚シマドジョウ1匹でした。

ヌカエビはこの時期抱卵した個体が採れます。持ち帰って金魚鉢とかプラ容器に水草を入れておくと孵化させることが出来ます。ですがヌカエビはゾエア幼生(まあプランクトンみたいなもの)で孵化しますので、これをエビにするのは家庭では難しいと思います。私も過去に何回も孵化させていますが、エビにまで育ったことは一度もありません。もっともどうすればエビに育つのかも追求したことはありませんが…(笑)

参考までに、熱帯魚店などで売っているミナミヌマエビですと稚エビの状態で孵化しますのでいくらでも繁殖させることが可能です。少し大型のヤマトヌマエビは淡水では孵化しないそうです。

ガサガサを行う上での注意点ですが、まず網は写真のような取っ手の長いものを使うこと。それから獲物を持ち帰る場合には必ず酸素を供給することです。そうしないと呼吸が出来ずにほとんど死んでしまいます。電池式のエアーポンプがベストですが、私の場合には「酸素を出す石」を使ってます。熱帯魚店に売っています。これを大型のペットボトルに入れておけば酸素は持ちます。あとは水温の上昇に気を付ける事です。

このガサガサ、子供ももちろん楽しんでますが、実は大人が十分に楽しめるシロモノです(笑) 私の場合も子供をダシに自分が楽しんでます(笑)

もしも埼玉西部にお住まいで、変わった生き物の採取情報をお持ちの方がいらっしゃれば是非ご一報下さい。親子で突撃いたします(笑)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (ブル)
2010-07-25 17:08:53
こんにちは。
また楽しげなことをやってますね。

入間川っていろんな生き物がいる
んですね。子どもの頃は多摩川が
近かったのでよく遊びに行きました。
子どもの頃にこういう遊びが経験で
きないとだめですね。
子どもは外に出ないと。
返信する
ブルさん、こんにちは! (川越人)
2010-07-25 18:08:16
ブルさん、こんにちは!

子供をダシに私が遊んでます(笑)

いやいや、今は多摩川がスゴイことになっているようです。みなさん勝手に熱帯魚なんかを放流しているので、いまでは相当数の熱帯産の魚が生息しており、「タマゾン川」などと言われております。

やっぱり子供は山や川で遊ばないと!
返信する

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