かわティブログ 「発達と教育」と「生徒指導概論」

  平成24年度後期のシラバスは10月3日にあります。

質問と回答:生徒指導概論C (木) 110520 メディアに心を蝕まれる子どもたち 後半

2011年05月20日 | Weblog
1. 出た質問はすべてでなく、選りすぐって回答されているのですか?
  答:質問は、すべて答えています。抜けていましたか.一応,全て答えているつもりですが,みおとすこともあるかもしれません.すみません.

2. 川島先生が今まで見てきた生徒の中で、一番やんちゃな生徒はどのような子でしたか?
  答:やんちゃ?ですか.私は,子どもを教えたことがないのですが,学生ならいます.そうですね,新入生歓迎会の時に図書館の2階までバイクであがってきた学生とか,卒論の発表会にわざと靴下を肩にかけてきたりした学生がいました.

3. 先生が運営されている「かわティブログ」もメディアの一種ですが、このブログを立ち上げたことは、先生ご自身の気持ちや生活にどのような変化をもたらしましたか?
  答:確かにブログといっていますが,ただの質問回答コーナーで、授業の一部と考えていますから,特に,変化はありません.あるとすれば授業の中で質問に答えなくなったくらいです.

4. ネット依存症とは誰もがなる可能性を持っているのでしょうか。
  答:状況によっては,なる可能性があります.その要因としては,性格(引っ込み思案や内気)のためにネットでしか,うまくつきあえない場合や何か失敗をして落ち込んだときにネットによって逃げることができたなどの場合です.,

5. 先生のお好みのビールの銘柄を教えてください。ちなみに僕はハイネケンです。
  答:私はあまり,ビールを飲まないので,よく味が分かりません.でも,昨年,アイルランドを回ったときに,毎日,ギネスの生ビールを飲んでいたら,おいしいと思うようになりました.そういえば,昔,メキシコの唐辛子の入った(テカテじゃなくてチリビールだったかも)というビールに,はまっていたことがありました.その他に,香りの強いピルスナー系のビールが好きな時もありました.


6. 最近、インターネットについてどう思われましたか?
  答:特にはありませんが,最近のインターネットはスピードが速いですね.

7. 今は、テレビもネットも携帯電話も必要な時代だと思う。では、その中でどうやってメディアとの接触を控えるべきなのか。先生には具体的な案などはありますか。
  答:授業中にも話しましたが,必要な時,自分の意図した情報を時間を決めて受け取るようにした方がいいと思います.だらだらとネットサーフィンをしたり,テレビをみたり,携帯をさわるのはよくありません.

8. インターネットのいじめ対処法とは
  答:あまり,自己開示をしないようにしたらいいと思います.実際に会ってのつきあいとネットでは,伝わる情報の量が違うので,誤解や揚げ足をとるのが容易くなるからです.


9. いじめについての教育法
  答:ちょっと,質問の意味が分かりにくいですが,いじめについては,6章で扱いたいと思います.


10. 先生はネット上で何か嫌な思いをさせられた経験はありますか?
  答:嫌な思いというか,こちらの意図を正しく解釈してくれなくて,非難されたことがあります.また,おまえの言うことは嘘だろう,と決めつけられたことがあります.


11. 自分と他分野の人と話すことは、自分の視野を広げることにつながると思いますか?
  答:もちろん,あると思いますよ.まあ,大学生の分野はまだ,それほど違わないのでしょうが,それでも,自分とは違う意見を聴くことは大切だと思います.


12. 情報化社会といわれる現代で、小学生は何を身につけることでネットなどを正しく利用してくことができるようになるか。
  答:それは,子どもによって違うと思いますが,小学生の段階で大切だと思うのは,親や大人がいっしょに関わって,ネットをすることだと思っています.

13. いま、友だちの中で話題になっているのですが…卵焼きには砂糖入れますか?塩入れますか?ちなみにじぶんは砂糖をいっぱい入れて焼きます。そして食べるまえにおしょうゆたらします。
  答:おやおや,卵焼きですか.私は,基本的に何も入れません.食べるときに,そのときの気分で,胡椒や塩,砂糖,マスタードなどをつけて食べます.でも,最近は,コレステロールが多いのであまり食べません.

14. コンピュータによるネットワークの台頭でテレビ、新聞、書籍は情報の割合で言うと昔ほど影響力を持たなくなってきましたが、それらのメディアが「消える」ということはあると思いますか?
  答:メディアについての,個人の好みがあるので,完全に消えるまで行くかどうか分かりませんが,アメリカの状況を見ると新聞は,まあ,無くなるでしょうね.書籍も危ないですね.でも,週刊誌と漫画雑誌は,かなりしぶとく残ると思います.


15. 最近北欧に行きたいと思っているのですが、先生はいかれたことはありますか。また行ってみたい北欧諸国を教えてください。
  答:北欧,いいですね.一応,フィンランド,スエーデン,ノルウェー,デンマークとバルト3国は行ったことがありますが隅々まで回ったわけではありません.アイスランドは行ったことがありません.印象残っているのは,ストックホルムに留学をしていた,特別支援の小島先生を,ワイフと娘と3人で,パリから車で旅をして訪ねたことです(2000km).その他には,私は,フィンエアーをよく使うので,ストックホルムでストップオーバーをすることが何度かありました.日本から,北欧に行くのにフィンエアーは安くて早いですよ.


16. 先生はこどもが携帯電話を持つことに賛成ですか?理由もお願いします。
小中学生が携帯電話を持つことをどう思いますか。私が中学校時代は学年に数人いる程度でしたが今は中学生で携帯電話を持っている人はかなり増えてきているのではないかと思います。また携帯電話を学校に持ってきた生徒がいた場合、教師はどのように指導するべきでしょうか。親が持たせている場合があり、そういう人は不要物だとは認識していないようですが。
  答:私は,賛成も反対でもありません.必要なら,持てばいいと思います.ただ,いつも言うように,大人が一日に一回はチェックをするくらいのことが必要です.どうも,日本の学校では,みんな同じにしないと気が済まないようですが,全て,小学生は不要だというようなおかしいと思います.例えば,遠くから学校に通っている子どもには,携帯を持たせて場所を確認することはあってもいいと思いますし,途中で,何かあったときの連絡として携帯を持たせる方がいいともいます.それなのに,全て,携帯が危険だから,いけないというのはおかしいと思っています.

17. 長野市でお勧めのラーメン屋はありますか。
  答:あまり,長野のラーメンはおいしいと思ったことがありません..というより,長野では10件くらいしかラーメンを食べたことがありません..私は,札幌に娘がいて,札幌ではよくラーメンを食べますが・・・長野で印象に残っているのは,ありません.札幌では,「綱取物語」というところのの醤油が好きです.


18. 先生はソーシャルネットサービスなどを利用したことがありますか。
  答:ミクシーが始まった頃にちょっと,やっていましたが,あまり,友達もいないのでやめました.


19. 子どもがコミュニケーションを上手くとれないことについて、メディア以外に原因があると思いますか。
  答:私は,全ての子どもが,うまくコミュニケーションがとれないとは思っていません.一部の子どもについては,まあ,大人もそのくらいは,上手くコミュニケーションをとれない人がいるのではないかと思います.


20. 川島先生も携帯でメールをしますか?その時に絵文字や顔文字はよく使いますか?
  答:まあ,家族とのメールはしますが,絵文字や顔文字は,適度に使います.


21. 今や世代を問わず多くの人々がコンピュータ(インターネット)を使いこなせる(『正しい』使い方であるかは別として〉ようになりました。最近はコンピュータを扱う授業もあり、一律にコンピュータに関するスキルをある程度身に付ける事が出来ますが、先生は、コンピュータの知識や使い方をどこで習得したのでしょうか。また、職場やご自宅にコンピュータやインターネソトを導入したのは何年前ですか?
  答:私は誰にも,教わったことがありませんがコンピュータ歴は古いです.1980年代には何台か持っていました.日本で最初の組み立て式(ハンダが必要)のコンピュータから,いわゆる最初のNECのパソコンから歴代のパソコンを買っていましたし,まだ,インターネットが文字だけの時代からネットは使っていました.何しろ,はじめのインターネットは,1ページの画像がディスプレイに現れるのに,5分くらいかかっていました(300ボー).値段もかなり高かったです.また,ネットにつなぐのが難しくて,技術と知識がが必要で,今のように,誰でも使えるようなものでもありませんでした.でも,1990年頃になると,ベーシックなどを使ったゲームなどがちらほら出てきて,子どもにコンピュータゲームのプログラムを打ち込んで遊ばせていました.いわゆるテレビゲームのファミコンも出始めた頃です.仕事として使うようになったのは,1980年代の後半に200万円くらいのワープロと,2要因の分散分析がやっとの計算機を使い始めました.今の100円の電卓と同じくらいの性能のものが,テーブルにやっとのるくらいの大きさで,100万円以上しました.しかし,そう考えると,隔世の感がありますね.


22. レポートでも取り上げましたフェイスブックを利用した革命が世界各地で起こっていますが、中国はどうなるとお考えですか?
  答:私もフェイスブックは,登録して使い始めましたが,今は,友達を全て消してしまいました.というのは,友人は実際にあって,話すことが多いので,必要がないと思ったからです.まあ,ミクシーの時と同じです.


23. 子どものネット利用に関して、特に注意すべき点はどこだと思いますか?(私は親がどのような利用をしているかをちゃんと把握し、危険なものに触れることがないようにすることが重要と考えます。また、学校などでメディアリテラシーを学び、ネットを利用したいじめが起こらないようにすべきとも思います。)
  答:その通りです.子どもの問題は,子どもが悪いわけではありません.大人の対応が間違っているのです.



この本の中で、オウム真理教の信者の中には反抗期が存在しなかったという人が多かった、とあるのですが、もちろん反抗期があってもなくても、オウム真理教に入る人と入らない人がいると思います。先生はこのことは本当に関連があると思いますか?
  答:まあ,反抗期がないということは,素直な子どもだったのだと思います.それくらい純粋というか単純だったとも言えますね.



【質問・および感想】
いつも書いていて感じるのは、すごい「私」という主語がでてくる。感想文なので自分に置き換えたり、自分なりの考えを書くから当然なのかもしれない。だけど書いている途中でいつも書きすぎ、あるいは本音を出しすぎではないかと怖くなることがある。また、私は小説を読むことが好きで、小説的な、風景を描写したりといた表現にあこがれることがある。そのあこがれが反映してしまっていると思われるのが文章の導入部分で、まくらのような文章になってしまいます。そこで質問ですが、このような導入はこのレポートには不適切ですか。
  答:いえ,この授業では,それでいいですよ.

【感想】
ネットは非常に身近なものである。ケータイーつでいつでも世界とつながれる。またバーチャル(ネット上)で起こっていることが、リアル(現実世界)に影響を及ぼすこともあるので安易な利用はできないと思う。免許制にするまではしなくとも、個人単位で、その危険性を十分に理解し責任が取れるようになるまで、年齢制限などを考えていかなければならないのかもしれない。