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バスケットボールリーク(Bリーグ)゛について36

2016-03-11 00:01:07 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 事例紹介コラムです。
 今日のスポーツニュースで、この秋開幕するBリーグの話題が一気にきました。以前の記事で、去年はラグビーが来て今年はバスケが来ると書きましたが、予想以上の勢いを感じました。なでしこジャパンが「古くなってきた」と言われたように、ひょっとしたら「サッカー」そのものもそうなっていったりしてと思ってしまいました。まずは「バスケットBリーグ、ソフトバンクと大型契約」という日刊スポーツの記事。以下、抜粋して紹介。
   
 Bリーグは10日、メーンスポンサーとして通信大手のソフトバンクと契約を結ぶことを発表。関係者によると4年間で計125億円の大型契約。ソフトバンクは今秋の開幕からすべての試合をライブ配信。開幕からの試合をスマートフォンやタブレット、パソコンで視聴可能に。
「1試合残らず、ライブを配信。スマホがあれば、どこでも見られるようにしたい」と孫代表のコメント。
「バスケット界で奇跡を起こすことへの第1歩」と川淵チェアマンのコメント。
 川淵チェアマンとソフトバンクの孫代表はJリーグ開幕当初からの付き合い。交渉のとき孫代表は「健全な精神は健全な肉体に宿る。スポーツは子供たちの成長にとても大事」と話した。川淵名誉会長は「我々の理念と考えが一致した」と、わずか2日間で、契約交渉は完了したとか。ちなみに全世界での競技人口はサッカーの2.6億人に対して4.5億人。
日刊スポーツ該当記事:http://www.nikkansports.com/sports/news/1614817.html
ソフトバンク公式HP該当ページ:http://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2016/20160310_01/

 孫会長が今回、一番初めに口にしたのが「健全な精神は健全な体に宿る」だとか。それにしても競技人口が実はサッカーの倍存在するというのは驚きですね。普通にサッカーに興味が無い層にブームが起きても何もおかしくないですね。また、CNETジャパンに、「ソフトバンク、Bリーグをスマホ向けに独占でライブ配信」というタイトルの記事があり、川淵チェアマンと孫代表の対話の中で驚くべき内容がありました。以下、抜粋して紹介。

 今回の契約により、ソフトバンクは独占的に「有料放送」と「インターネット放送」の権利を獲得。今後、B1とB2はスマートフォンを通じて開幕の試合からすべての試合をライブ配信する方針で、B3に関してはこれから検討。配信料金は検討中で、ソフトバンクユーザーを優先するが、ソフトバンクユーザー以外も見られる道を用意し、地上波放送とBS放送(無料)は、Bリーグが放映権を所有。
  Bリーグの川淵チェアマンは、今回の契約に至った背景について、孫氏とはJリーグが開幕したころからの関係だったと説明。「Jリーグの試合を中継したいと、放送権の獲得に自分のところにやってきて、白紙の小切手を前に「好きな金額を書いてください」と言われたが、NHKに決まっていたのでお断りした思い出があるとコメントしています。今回のトップスポンサーの話は、川淵チェアマンが孫氏に電話をしてから2日で決定したそうです。
 バスケットボールの競技人口は、世界で見るとサッカー(2.6億人)よりも多い4.5億人。国内で見ると、競技者登録数のうち9割が18歳以下で、56.4万人。シニアになると6万人にまで落ち込む。「その先の環境が整備されていないために、愛好者やファン層が獲得できていない。ここを開拓することで、日本のバスケットボール界が大いに変わる可能性を秘めている。1億円の年俸を取る選手を1年でも早く作り出していきたい」と意気込んだとか。
CNETジャパン該当記事:http://japan.cnet.com/news/service/35079345/

 何と、Jリーグ開幕時にはそんな事があったのですね。もし、ソフトバンクでの放送が決まっていたら、今はどういう事になっていたのでしょうか。ソフトバンクと聞いて、まず思い出すのが福岡です。福岡にはアビスパがあるが、なぜ今までスポンサーになっていないのでしょうか。今回の話は、Jリーグも吹っ飛ばして、もう1つのプロスポーツのメインスポンサーになった事になり、サッカーを無視したような印象です。なぜ、福岡さんもJリーグも素通りされたのか、どなたか教えてください。
 ソフトバンクのスポンサードは4年間で計125億円。という事は年間約30億円強。一方のJリーグのメインスポンサーは、明治安田生命。ネット情報を総合すると年間7億円程度の様子。明らかに金額で見るとサッカーはバスケに劣っています。この差はどうして生まれたのでしょうか。もっとも当ブログではリーグ冠スポンサー自体に反対の立場ですが。面白いのが、去年からの騒動から今回のプロリーグ化までを主導してきたのがJリーグOB役員という事。自分達で自らの首を絞めたようにも思えますが、スポーツ振興の面でみると、東京五輪もにらんでこれほど有意義な事はないと。
 まだまだ、この秋の開幕に向けて動きがどんどん出てくると思います。思えば'92年の秋。Jリーグ開幕前の第1回ナビスコ杯が開催されました。今のバスケ界のように準備作業で盛り上がり、ナビスコ杯でお披露目となりました。とすると、バスケ界でナビスコ杯のような引っ張り役イベントは、2回目にして最後になる「NBL×TKbjリーグDREAM GAMES」か。Jリーグ開幕年に流行語大賞を取り、プロ野球が停滞した事がありますが、今年それと同じ現象が、サッカーとバスケで起こらなければいいのですが。一番いいのは相乗効果で両方盛り上がる事。まあ、この秋のBリーグ開幕が楽しみですね。
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