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優勝の味62

2021-11-05 00:01:40 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 名古屋さん、ルヴァン杯優勝おめでとうございます。11年ぶりのタイトルだそうですね。確か前回の優勝はストイコビッチ監督時代じゃないですかね。その後J2にも来られて苦労され、タイトルには遠かったですが、メガクラブらしく強いチームになりました。当ブログでも紹介している経営者の腕力にもよるのではないでしょうか。名古屋さんの今回の優勝に際して興味深いコラムを探しましたが、チームなど現場の話ばかりで、クラブの話は見かけなかったなぁ。まぁそこが国内トップメーカーをスポンサーに抱える名古屋らしさか。
   
【名古屋“再生工場”に適任だったフィッカデンティ監督 日本サッカー界に刺激を与えている】
「名古屋グランパスに生え抜きはいなかった。むしろ挫折を味わいキャリアの後半に差し掛かった選手たちもいる。だからこそここで必要とされたのは、伸びしろより個々の特徴を引き出し、場合によっては再生させる能力だった。
 そしてその点でマッシモ・フィッカデンティは、まさに適任だった。豊富な経験と洞察力を持ち、効率的な戦術を駆使して結果を引き出していく。夢を追うより現実を直視して勝算を追求する。実際にルヴァンカップ決勝の采配も、その真骨頂と見ることができた。」
〔能力を見極め正しく引き出す指導力、稲垣祥を再度輝かせた手腕〕
「フィッカデンティ監督の真髄は、迅速な戦術的な対応とともに、改めて個々の能力を見極め正しく引き出す指導力にある。今年29歳で初めて代表に選ばれた稲垣祥も『戦術的にもサッカーへの向き合うマインドでも学んで成長できた』と語る通り、陰りかけた素材を再度輝かせ、成長過程の選手には弾みをつけていく手腕が際立っている。それはかつてFC東京時代に武藤嘉紀をFWで抜擢して大化けさせた例でも証明済みだ。名古屋は経験豊富な選手たちの集合体であり、そういうチーム作りができたのもクラブの特性とも言える。」
引用:Football ZONE web
   
 名古屋さんは再生工場なんですね。今回活躍された柿谷選手などよその主力で移籍して来た選手は再生された存在だったのかと。それくらいフィッカデンティ監督は有能なんですね。確かポスト森保監督ばなしでも名前が出ていましたね。豊富な経験と洞察力、効率的な戦術ですか、素晴らしい監督ですね。仮に森保監督が更迭されて、フィッカデンティ監督が後任で入れば、代表チームひょっとしたら大きく化けるかもしれませんね。
   
【名古屋、ルヴァン杯優勝の要因は? 指揮官が語る5つの変幻自在システムと修正力】
「名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督は試合後、喜びと同時に5つのシステムを試合中に使い分けた戦術を『相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った』と振り返った。
 名古屋は27日の天皇杯準々決勝でC大阪に0-3と敗れたばかりだった。主将のDF中谷進之介は、セットプレーでの失点を重ねた部分について『正直、天皇杯が終わった後にかなりお叱りを受けまして』と苦笑し、指揮官も『天皇杯で見た姿は、知り合いというか、2年間を一緒にやってきた選手とは思えないようなものだと発破をかけた』と話したが、そこからの立て直しは見事だった。
 この日はスタメンにFW柿谷曜一朗とFW前田直輝を並べたが、C大阪のビルドアップでMF原川力に2トップの背後を使われ出すと、この2人を縦関係にして中央を閉じた。そして、先制した後にはMF長澤和輝を投入して中盤を3枚にし、MF木本恭生を最終ラインと出入りさせながら、最後は明確に5バックにして逃げ切った。
 フィッカデンティ監督はこうした変化について『準備の段階で話すことが中心だが、相手の特徴ややり方への決まり事を作っていった。そういう部分を選手がつなげながらピッチで表現してくれた。取りたい形で点も取れた。リードされると相手のやり方に合わせなければいけなくなる。リードしたので、こちらのやり方でできた。4-4-2、4-2-3-1、4-3-3、そして後ろが4枚で耐えられなくなった時に5-4-1、5-3-2と。相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦った』と話した。」
引用:Football ZONE web
   
 5つのシステムを使わけた戦術ですか、当ブログ好みの指揮官ですね。固定メンバーで戦い、戦術の引き出しが無さそうな森保監督とは雲泥の差ですね。相手が少し上回りそうなところで戦術を変えて戦ったそうですが、しっかり結果を出しましたね。フィッカデンティ監督はイタリア人なので、今の名古屋さんはイタリアスタイルなのですね。確かに「堅守」が光っていましたから。JリーグではF東さんと鳥栖で指揮を取られていましたが、結果が出ないまま名古屋さんで花が開いたという事ですか。
 名古屋さんは、この日のベンチ入りメンバーも含めた名古屋の選手に、ホームグロウン選手はゼロ。アカデミー出身の選手が4人も先発出場していたC大阪とは対照的だったようです。
 あと、昨日の報道で元柏の中谷主将が「ゴールした後に凄く喜んでしまって…。柏のサポーターには申し訳なく思っています。謝らせてください」とコメントしていたようです。確かにすごく喜んでいました。こういう言葉が出るという事はまだ柏愛が強いようですね。いつでも戻ってらっしゃい(笑)。あと、ルヴァン杯でJリーグ主催のフードドライブが実施されたようです。
   
【Jリーグが計214.85キロの食品を寄付! ルヴァン決勝で「フードドライブ」実施】
「Jリーグ社会連携室は2日、ルヴァンカップ決勝戦で実施していた『Jリーグフードドライブ』で、来場者から1864個・合計214.85kgの食品が集まったと発表した。試合会場の埼玉県と、決勝戦を戦った名古屋グランパスとセレッソ大阪のホームタウンに寄付したという。
 フードドライブは家庭で余っている食品を集め、食品を必要とする人に寄付する活動。10月30日にルヴァン杯決勝戦が行われた埼玉スタジアム2〇〇2で、試合前に実施していた。
 今回の活動はJリーグ・クラブに加えて、ルヴァン杯パートナーのヤマザキビスケット株式会社と環境省、埼玉県も参画。社会課題などに地域、企業、Jリーグ・クラブなど3者以上が協働するプロジェクト『シャレン!』(社会連携)の枠組みで行われていた。」
引用:ゲキサカ

 当ブログでも取り上げていますが、ついにJリーグ主催で開催されましたね。埼玉で集めて、名古屋さんとセレッソさんのホームタウンに寄付というのがいい。こういう光景を見ても、やはりホームタウンはホームタウンだなと思います。ホームタウンが緩和されたら、優勝準優勝チームと全然関係ない自治体に寄付されるという事になり、付加価値も目減りするというもの。シャレン=ホームタウンという構図になり、ホームタウンが形骸化したら、シャレンも自然と崩れていくのではないですか。優勝された名古屋さんのホームタウンでも、「勝ち店」制度を中心に地域密着で頑張られています。
J1名古屋関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210926
  〃      ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210319
  〃      ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200807
  〃      ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200724
  〃      ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181203
  〃      ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171219
  〃      ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161213
  〃      ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161106
  〃      ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160918
  〃      ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140727
  〃      ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130213
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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