J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

トライフープ岡山について114

2024-08-30 00:01:21 | トライフープ岡山

 イベント参加レポです。
 先日、岡山市内某所で開催されたトライフープ岡山のファンミーティングに参加してきました。当ブログで再三サポカン(ファンミ)で触れてきましたが、トライフープの方で実施していただけました。開催したかったが、コロナ禍等でここまで伸びてしまったという事ですが、いい取り組みだと思います。
    
 会場に到着。中を観ると大勢の参加者が来られていました。前回の倍の20人足らずで、前回観た顔触れはほぼ皆無。全く新しい参加者という事でいいんじゃないかと個人的に思いました。最初から最後までGM補佐氏がMCとして運営されていましたが、前回は比留木GMが個人的に開催したもので、今回はクラブとして初の開催になるとか。まぁブースター側としては全く同じですが。開始前にGM補佐氏に写真と記事内容の確認を取り、掲載前に確認してもらっています。

 まずはファンミの開催の意図の説明。ファン拡大、収益増、魅力あるイベントの実施、ホスピタリティの向上等のクラブが抱えている課題の共有だそうでした。なお、チーム編成や収益の詳細等の質問は控えて欲しいとの事。
 次に前季のサマリーの説明。観客動員数は過去最多だったそうですが、ファンクラブ会員数は過去最多でも他クラブと比べても決して高くないと。このファンクラブ登録数については、実は県内トップチームに共通する課題で、(今は知りませんが)ファジアーノも以前に指摘されていました。地域に根付けていないという事ですか。大きな課題だと思います。
 あとは運営上の変更点や実施企画など細かい説明がありました。コロナ禍もあり、5季を通じて余りブースターと距離を近づける取り組みをやってこなかった面があったが、今後は必要不可欠と説明がありました。そういう認識がある事を耳にできた事はいいと思いますが、じゃあどうするかが大きな課題になりますね。
   
 次に新シーズンに向けてというテーマ。サービス面で細かい説明がありましたが、中でも選手参加企画の増加や変動制価格(当ブログでも書いたダイナミックプライシング)などが耳に留まりました。
 クラブが抱えている課題については、試合会場の確保が出ました。これは新アリーナ建設にもつながる話題で、チケット料金の設定にも関係してくる事は初めて知りました。

 Bワンリーグ(新2部)参入では各必要条件の中で、平均観客数2,400人というのが一番困難と感じました。観客数を増やせるジップの開催が少なく、1,600人程度しか入らない津山会場をやればやるほど目標に遠のく状況。これから数季の数字が問われますが、今の流れではBネクスト(新3部)になってしまう可能性もあるのかな。
 固定ファンの増加やボランティア人員の確保(特に津山)も出ました。固定ファンはファンクラブやシーズンシートからの流入に期待とありましたが、そもそもライト層にいかにして来てもらうかだと思います。ボランティアについては他の県内トップチームの共通の課題であり、学生さんの存在が大きく、有償と無償スタッフのバランスも出てきます。

 質疑応答の時間。ファンミという事で、活発な意見交換を期待していましたが、もう一つだったかな。前回より参加者は多いのに、もう少し出て欲しかったかな。たぶんまだ場慣れできていないのかなと思ってみたり。つまり、ファンミはクラブの説明会と思っていた方が多かったのかと。当ブログもボランティアメンバーなので半分は運営側なので発言しにくいが、一ブースターとしてという事で2点発言。

①後援会
 地域に根付くため、観客数、ファンクラブ入会を増やすため、県民クラブとして認知度向上を上げていかないといけないと。B1の主要クラブの多くが設置できている(過去記事参照)。しかもどこも岡山と同様に親企業がある。
 これについては、県内トップチームはどこもなく、当ブログで長年書いてきましたが、倉敷アブレイズで設置されました。後援会があれば、ヒト(ボランティアも)・コト(周知活動)・カネ(金銭的支援)などの多くの課題が外部の支援者で解決してくれるのにといつも思います。岡山のトップチームはなぜ儲けようとしないのか、県民性もあるのかな。

②ブースターグループの育成
 ホーム試合はMCが応援をリードしてくれるが、アウェー戦では誰もリードしてくれない。いつもアウェーチームの応援団をうらやましく思っていた。そういうコアな応援団的グループは、ファジは自然発生、シーガルズは応援団長がスタッフ、リベッツは応援団長が監督の知人、アブレイズはスポンサー関係でできている。
 クラブ側は応援は強制しない、自然発生的に出て来て欲しいという回答でした。静かに観たいという人も中にはあるとの事ですが、B1の試合を観たらどう思うか。上を目指すのなら賑やかで楽しく観戦したい人がほとんどかなと。
 やはり、元B1のブースターなど、「コア」な方の登場を期待するしかないですね。読者の中で我こそという方はぜひ声を上げて欲しいですね。2005年の頃のファジの時も少し絡んでいましたが、「応援」のマンパワーの結集が必要だと思います。以前に少し期待した方がいましたが、やはり女性では育児とか出てくるので難しいのかな。

 あとはファンクラブのPR不足などのNPBのような企画チケットなどの発言も出ていました。最後にクラブが多くの方から応援されるための取り組みのアイディアや、試合の企画案などのアイディアを配布された用紙に記入して提出、それをGM補佐が答える形式で進行。駐車場、グッズ、選手のイベント参加などのアイディアが出ていました。他のクラブとのコラボも出ていました。個人的には同じ屋内スポーツ、特にリベッツを思いますね。大森HCは選手の派遣については協力的とか。選手時代によく行かれていたのかな。当ブログは記入無しでした。ブログ記事にいくらでもあるという事で(皆さん観てもらっていると思います)。

 という事で限られた時間でしたが、有意義なミーティングでした。毎年やりたいとの事ですが、ぜひお願いしたいと思います。クラブとファン・ブースターとの対話は必要です。あと、理想はフロント側に経営者も座ってもらいたいですね。ちゃんとしたサポカン(ファンミ)ではスタンダードです。社長(代表)からクラブ側の報告があれば説得力も増すもの。親企業の方も。どんなところにクラブの面倒を見てもらっているのか知りたいでしょうから。
2020年ファンミ関連記事:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200219
#がんばろう石川 #がんばろう能登

コメント
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