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湯郷ベルについて34

2014-01-21 00:04:01 | 岡山湯郷ベル

 事例紹介コラムです。
 昨日の山陽新聞で、「湯郷ベル、選手が大量退団か 残留11人未満の非常事態」という物騒なタイトルの記事が載りました。こういう書き方を地元マスコミがする場合は、あながち何もないという事もないなと思いました。まずは、昨日の朝刊記事を抜粋して紹介します。
   
 岡山湯郷ベルの10人近い選手が、今季開幕(3月下旬予定)を前に退団する見通しであることが判明。昨日19日に練習を開始するが、メンバーは11人に満たない非常事態となる模様。既にGK池ケ谷(長野へ)とMF横山(長野へ)の移籍が決定。さらに複数のレギュラークラスも含めて、移籍や引退選手が出る模様。今後、移籍などで何人かを獲得し、開幕までに11人以上はそろえられる見込み。
 過去にも10人前後の大量退団はあったが、その分を大学、高校の新卒者を中心に補充。ただ、ここ数年は思うように補強できず、2010年以降の新加入選手もほとんどが退団している状態。チームになじめないまま短期間で移籍するケースもあり、戦力の底上げが進まなかったことが今回の事態の一因となった様子。
 種田監督が就任した11年以降、レギュラーをほぼ固定して連係を磨いてきたが、チームの再構築が急務。黒田GMは「強化担当者の不在などチームとして成熟していなかった。手を尽くして戦力を整えたい」とコメント。
山陽新聞WEB該当ページ:http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2014011908153941/
湯郷ベル公式HP「横山選手退団」ページ:http://www.yunogo-belle.com/modules/cms/pub_content_detail.php?id=451&stat=0
湯郷ベル公式HP「池ケ谷選手移籍」該当ページ:http://www.yunogo-belle.com/modules/cms/pub_content_detail.php?id=443&stat=0

 この記事を読むと、以前に横山選手が退団する情報を知り、どこか出場機会を求めて移籍するのかな、ヤングなでしこで馴染みのある選手だっただけに残念だと思っていましたが、何か他に理由があるのかなと思ってしまいました。ちなみに去年12月いっぱいで三輪コーチと堤コーチ(元ファジ選手)も退団されています。この2人は長くチームを支えてきた現場スタッフで、意外でしたね。
 それを受けて今朝、「安田ら7人退団」というタイトルの記事で、選手の退団情報が山陽新聞に出ました。抜粋して紹介。

 19日にクラブから7人の退団選手を発表。主力級では10年間在籍した№2:安田選手や№4:宮崎選手、№5:高橋選手が含まれ、合計9人の退団となる。その他の退団選手は以下のとおり。
№6:津波古友美子(34)、№14:山口麻美(27)、№9:中川千尋(26)、№15:酒井望(24)
このうち、安田、宮崎、津波古、山口、中川は現役引退の意向。
 19日の練習では、残ったメンバー9人で、高校生ら5人の練習生を加えた14選手が参加。9人の退団は痛手だが、松岡、有町の2トップ、宮間、中野のMFら攻撃陣は残留し、今後、他チームの動向を見ながら補強を進める方針。
湯郷ベル公式HP該当ページ:http://www.yunogo-belle.com/modules/cms/pub_content_detail.php?id=463&stat=0


 そういえば、去年もこの多数の退団が出た覚えがあります。女子チームというのはそういう傾向があるのでしょうか。ポジティブな見方をすれば、引退及び出場機会を求めての移籍でしょうが、ネガティブに考えると、選手間(代表等ベテランと若手)の人間関係、監督コーチ陣との人間関係、田舎(すいません)での副業と両立させる生活への疲れ、クラブの選手とのコミュニケーション不足というものを思わず仮想してしまいます。いろいろ聞きますが、これらの妄想が誤っている事を祈ります。
 最後に黒田GMの「強化担当者の不在などチームとして成熟していなかった」というコメントが気になります。GM職って強化も担当しているんじゃないのかと、ふと思ってしまいました。池ケ谷選手や横山選手の動向を観ていて、何となく、今回退団した選手で引退していない選手は、本田前監督が監督を務める長野へ移籍していくような気もします。そうだとしたら、どうしてベルじゃなく長野を選ぶんだろうか。

   
 話は変わり、昨日のインカレで吉備国大シャルムが見事優勝を飾りました。おめでとうございます。
全日本大学女子選手権はが味の素フィールド西が丘で決勝を行われ、が筑波大を延長の末に2―1で破り、初優勝を飾りました。22回を数える同選手権で関東、関西以外のチームが頂点に立つのは初めてとか。スタンドには本拠地の高梁市などから約150人が駆け付けつけたそうです。シャルムはインカレで過去3度、準決勝で敗退していたが、13年連続13度目出場の今回で栄冠をつかみました。なでしこリーグでも今年は大暴れして欲しいですね。
山陽新聞WEB該当ページ:http://www.sanyo.oni.co.jp/feature/sports/bell/2014/01/20/20140120002408.html 

コメント
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