J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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東京ヴェルディを参考に6

2014-01-08 00:04:02 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 去年の話題になりますが、ヴェルディさんの事例です。ヴェルディさんは、元々はオリ10の日本を代表するクラブでしたが、ここ最近は地域密着型を目指すJ2クラブとして頑張っておられます。その事業の中で「酔券」なる商品を販売されています。なかなか面白い企画だと思います。以下、抜粋して紹介。
                    
 J2東京Vでは9月から発売するホームゲーム「Vシート一般」の入場券に、対戦クラブの地元の希少な地酒と蔵元推薦のおつまみがついたおいしい企画チケット「酔券」を販売。更にお土産を豪華にした「プレミアムペア酔券」もあわせて販売。
【10月27日(日)第38節北九州戦】
日本酒 溝上酒造「天心」(300ml):http://www.sake-tenshin.co.jp/
蔵元推薦地元の味 ぬかみそ炊きhttp://nukamisodaki.com/
 地元で愛される知る人ぞ知る実力蔵「天心」限定の生酒を特別調達! 生産量が少なく、県外で流通する事のない超稀少酒。蔵元推薦の地元名産品、熟成ぬか床が生んだ独特の味わい「ぬかみそ炊き」。

【11月3日(祝)第39節富山戦】
日本酒 桝田酒造店「満寿泉」(270ml):http://www.masuizumi.co.jp/
蔵元推薦 ます昆布巻http://www.minamoto.co.jp/catalog/33
 能登四天王である三盃杜氏が育んだ、海外のセレブにも人気の高い「満寿泉」の純米吟醸酒と、蔵元推薦、北陸の旨味が詰まった「ます昆布巻」。 

【11月17日(日)第41節徳島戦】
日本酒 芳水酒造 「芳水」(300ml):http://www.housui.com/
蔵元推薦 フィッシュカツhttp://www.tsukushikamaboko.com/cart/index.html
 航空会社にも採用実績のある徳島を代表する銘醸「芳水」の純米酒と、徳島県民に愛されるスパイシーなフィッシュカツ
         
・注意事項
 地酒とおみやげは試合終了後の渡し。チケット購入の際に発券される引換券を、試合後「酔券ブース」に持参。入場後「酔券ブース」にて日本酒を試飲可能。
・チケット価格・席種
 3,000円(税込)。入場は「Vシート」エリアで購入時にホーム側かアウェイ側を選択。
・販売数
 各試合300枚限定

【お土産を豪華にした「プレミアムペア酔券」発売】
・観戦エリア:プレミアムペアシート(弁当付き)
・お土産:各蔵元の最高ランクの地酒(720ml)1本、おつまみ、酒器のセット
・価 格: 1組2名様18,000円(通常15,000円)
・販売数:5組10名限定
J2東京V公式HP該当ページ:アドレス

 首都圏開催の試合に集まるJリーグファンに地方色を味わってもらいたいというファンサービスの一環ですが、サンケイビズにこの酔券について、各商品内容の解説が載っていました。今回の「酔券」企画の担当者は「スポーツイベントで地域の紹介から活性化までつなげ、今後はサッカー以外のスポーツにも広げていきたい」と意欲的なコメント。試合を観戦した後も余韻を楽しめそうな企画としています。
・北九州戦
 地元で人気が高く首都圏ではほとんど出回っていない溝上酒造(北九州市八幡東区)の「天心」の純米酒(生酒)が登場。蔵元推薦の名産品は、熟成ぬか床が生んだ独特の味わいがある、いわしやさばの「ぬかみそ炊き」。
・富山戦
 能登四天王の杜氏・三盃幸一氏が育んだ銘醸、桝田酒造店(富山市)の「満寿泉」の純米吟醸酒と、ますずしの老舗「源」のます昆布巻の組み合わせ。
・徳島戦
 徳島県を代表する芳水酒造(三好市)の純米酒に、県民に人気があると蔵元が推薦したスパイシーなフィッシュカツ。
サンケイビズ該当ページ:http://www.sankeibiz.jp/business/news/131004/bsl1310040501002-n1.htm

 いいですね。相手にちなんだ企画もいろいろあります。同じ相手にちなんだ企画でも、自分ところの業者が考えて作ったメニューや商品よりも、本場の逸品が登場する方が素晴らしいに決まっています。企画担当者さんの「スポーツイベントで地域の紹介から活性化までつなげたい」という価値観は、「サッカーだけやっていればいい」という価値観とは全然違います。どこかの誰かの「商業主義で何が悪い」という声を聞いた事がありますが、こういう企画は考えられない事でしょう。
 ヴェルディさんは、かつての名門クラブから経営危機まで脱落され、今はできる事からという事で地域密着を図っておられます。そこそこ人口がいて、他のプロスポーツがなく、交通アクセスがいいところとは違って、湘南さんと同じく競合クラブも他のプロスポーツも多く、またレジャー産業も周りにいくらでもあるという厳しい環境です。そういうところであるからこそ、「地方」や「地域」を大事にできるのでしょうか。
J2東京V関連⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120514
   〃     ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070831
   〃     ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070318

   〃     ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070213
   〃     ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070205

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