東北地方太平洋沖地震について

　これから寒い日が出てくるとの事。被災地の皆様は十分お気を付けください。エコノミークラス症候群なども心配です。体を温める効果も考えて、身体上支障が無ければ座ったままでできる軽運動など、体を少し動かせてみるのもいいのかもしれません。（こういうシーンでスポーツトレーナー等がお役に立つのかもしれません）
　引き続き、各公式ＨＰ、報道サイトの情報より、サッカー等スポーツ関係の動向を随時お知らせしていきたいと思います。（15日頃から16日未明までの情報）

【岡山シーガルズの情報】
　震災チャリティー紅白ゲームを実施。４月２日（土）13時から17時30分まで。会場は桃太郎アリーナ。紅白戦、サイン会、グッズ販売（売上代金を義援金へ）を実施。入場料は無料。
岡山シーガルズ公式ＨＰ該当ページ：http://okayama.v-seagulls.co.jp/20110402event.html

【Ｊリーグ各クラブでの動き・支援状況】
Ｊ１神戸：
　選手会で、義援活動として16日～27日に神戸市内にて街頭募金活動を行う予定。約2週間にわたり、全選手、スタッフが参加。選手たちが担当エリアを決め、神戸市内の様々な場所で実施。
　また、19日（土）にＪ２鳥取のチャリティー練習試合を開催。当日はメインスタンドを一般開放。入場は無料。入場口にてファン・サポーター有志と協力し、義援金のご協力呼び掛けを行う予定。選手会によるチャリティオークションの実施も予定。
Ｊ１神戸公式ＨＰ：http://www.vissel-kobe.co.jp/

Ｊ１新潟：
　アルビレックス新潟、アルビレックス新潟選手会では、14日に新潟駅周辺各所において、義援金募金活動を実施。同活動はｂｊ新潟が、ｂｊ仙台の選手の皆様とともに行われる募金活動に共鳴して参加をしたもの。Ｊ１新潟からはトップチーム選手・スタッフ、レディース選手・スタッフ合計46名が参加。ｂｊ新潟、ｂｊ仙台、新潟アルビレックスランニングクラブの選手とともに、募金の呼びかけを実施。
　義援金（総額1,292,850円）は、ｂｊ仙台から今後設置される災害対策本部（仮称）を通じ、被災者へ進呈する予定。
Ｊ１新潟公式ＨＰ該当ページ：http://www.albirex.co.jp/tools/page_store/news_3365.html

Ｊ２愛媛：
　クラブ・選手会において、義援金募金活動・チャリティーオークション・販売を実施。
・日　時：　 ３月20日（日）
・場　所：　 坊ちゃん広場及びエミフルMASAKI エミモール1F グリーンコート
・参加者：　チーム全選手・スタッフ
・内　容：　 選手・スタッフが募金箱を持ち、募金活動を実施。
　　　　　　　他に選手使用済みアイテムや非売品等を使用したチャリティーオークション・販売を実施
Ｊ２愛媛公式ＨＰ該当ページ：http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=101293

Ｊ２鳥栖：
　15日に下記の内容で、義援金募金を実施。スタッフ、選手による募金活動を随時実施。今後の支援活動予定としては、運営会社および選手会としての義援金送付。クラブ媒体を使用しての選手による支援活動呼び掛けや試合会場での選手による募金活動等。
Ｊ２鳥栖公式ＨＰ該当ページ：http://www.sagantosu.jp/news_release/2011/03/006275.html

Ｊ２草津：
　クラブ前橋事務所及び草津事務所は「第５グループ」に属すため、該当する計画停電時間内の電話が不通。計画停電予定時間は15:20～19:00。
また、選手会で義援金を選手間で募り、ＪＰＦＡ（一般社団法人日本プロサッカー選手会）に送金。選手一同、引き続き支援活動を行っていく予定。
Ｊ２草津公式ＨＰ：http://www.thespa.co.jp/

Ｊ１清水：
　東北地方太平洋沖地震災害義援金募金『パルちゃん募金』を開始。実施期間は3月15日（火）～2011年4月30日（土）。実施場所は㈱エスパルス本社、エスパルスドリームハウス清水・静岡・藤枝、エスパルスドリームフィールド清水、エスパルスドリームフィールド富士・駿東。
　今後の支援活動予定：
・株式会社エスパルスおよびエスパルス選手会としての義援金送付
・クラブ媒体を使用しての選手による支援活動呼び掛け
・試合会場での選手による募金活動
・選手使用済みアイテム等を利用したチャリティーオークション等の実施
・チャリティーグッズの製作、販売
　磐田など近隣クラブにチャリティーマッチを打診する方針。「被災者への支援がまず第一の目的で、同時に実戦の場を設けたい」との事で、練習を続けながら、週末に試合を入れていく予定。クラブは15日から募金を開始。小野主将は選手から衣類を集め、被災地に送る考えとの事。
Ｊ１清水公式ＨＰ該当ページ：http://www.s-pulse.co.jp/news/20110314-3208.html

Ｊ１仙台：
　クラブが、全選手に対して「避難指令」。全選手の安否を確認したクラブは、可能ならば仙台から脱出して、実家など安全な土地に避難してもいいと選手に通告。「クラブからの連絡があるまで仙台を離れてもよい。今は自分の命を守ることが大事」と広報担当者は説明。
　すでにマルキーニョス、マックスはブラジルへ帰国。朴、チョは韓国へ帰国。赤嶺と菅井は山形へ避難。渡辺、田村以外の選手は県内からそれぞれの地元などに移動。

Ｊ１鹿島：
　トップチームの活動の休止を発表。クラブは、クラブハウスの断水などライフラインが復旧していないことに加え、食糧やガソリンの不足など、鹿島エリアで活動を継続するのが難しいと判断。ブラジル人スタッフ・選手は帰国。その他の選手に関してもそれぞれの実家などに移動。
Ｊ１鹿島公式ＨＰ該当ページ：http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/10120

Ｊ１横浜
　３月１５日(火)より２１日（月）までの７日間、東北地方太平洋沖地震の様々な影響を考慮し、横浜Ｆ・マリノスユースのチーム活動の全てを停止
Ｊ１横浜公式ＨＰ該当ページ：http://www.f-marinos.com/tools/page_store/news_4893.html

※こうして見ると、義援金活動やチャリティーマッチなど、今日のタイミングで発表しているという事は、かなり前から準備に入っていたという事で、行動が早いですね。選手による社会貢献活動もだんだん目立ってきました。地元のＪ２岡山も「具体的取り組みが決定次第、また改めてお知らせいたします」と表明されており、他のクラブに負けないどのような素晴らしい社会貢献活動を実施されるのか、楽しみであります。ぜひ「さすが岡山、素晴らしい！」と書きたいですね。

【Ｊリーグの動き】
　中止を決めた３月の公式戦の再開条件などを協議。「公共の利益を優先し、生活レベルが通常に戻るまでは再開不可能」と大東チェアマン。クラブ側からは「４月第１週からの再開は困難」とする意見が多かった模様。
　クラブ側からチャリティーマッチ開催申請も多く、本来、「開催３カ月前までに申請」とする規約の緩和も決め、早ければ３月下旬から実施される予定。東京電力、東北電力管内は対象外。リーグとして義援金5,000万円を被災地に送ることも決定。

【ＪＦＬの動き】
　３月の第２節・第３節の全１８試合を中止、延期すると発表。ソニー仙台は練習場が震災の影響を受けるなど、試合への準備は困難な状況。復旧作業に着手しているが、早期の再開は困難。また、加盟チームの中には余震の影響を受ける地域も多く含まれており、現時点で代替開催日は未定。