昨日、東北地方太平洋沖地震が発生いたしました。読者の皆さんも気にされていると思います。今朝深夜、新潟震度6弱の地震が起こっており、大変気にしております。当ブログとしては大きな事はできませんが、引き続き各公式HP、報道サイトの情報より、サッカー等スポーツ関係の動向を随時お知らせしていきたいと思います。(12日から13日の正午までの情報)
気象庁公式HP:http://www.jma.go.jp/jma/
【東北近辺のJリーグクラブの様子】
J1仙台:
公式HPが閲覧できず。
ユアスタは、正面玄関前のアスファルト舗装は所々、ひびが入り陥没。通路上の天井部分もわん曲。内部は立ち入り禁止。スタジアム関係者は「コンコース上に何か所かひびが入っている」と状況を説明。周りの道路が陥没の模様。クラブハウスは2階の窓ガラスがほとんど割れているという情報あり。
J1山形:
公式HPが閲覧できず。公式サイトのサーバーが仙台市内にあるため情報を更新できない模様。
J1大宮:
NACK5スタジアムはピッチ脇の溝に欠落、壁のひびなどがある模様。
J1鹿島:
復旧対策本部を設置。カシマスタジアムの被害として、スタンド階段部分の崩壊、コンクリート部分の亀裂、天井最高部からの落下物、座席の損壊などの状況を確認。復旧のメドは立たず、「当面は試合の開催は無理」とクラブ関係者のコメント。安全確認が終わるまでミュージアム、スタジアム、ウエルネス(エステ、マッサージ)、オフィシャルショップクラブハウス店、水戸店、オンラインショップの営業を中止。AFCチャンピオンズリーグ(3/16:シドニーFC戦)、J1リーグ戦(3/20:新潟戦)の開催は不可能と報告。
J1鹿島公式HP該当ページ:http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/10105
J2水戸:
公式HPは復旧したが、10日から更新なし。ケーズデンキスタジアムでは地盤沈下が起こり、照明も損壊している模様。
【サッカー界の動向】
日本サッカー協会:
ACL1次リーグのうち、名古屋-アルアイン(15日)と鹿島-シドニー(16日)の延期をACLに申し入れ。G大阪、C大阪は敵地での試合を行う見通し。今後はモンテネグロ、ニュージーランドを迎える25、29日の日本代表戦についても協議。最悪の場合は南米選手権を辞退して代替日に充てる可能性もあり。
JFAアカデミー福島の生徒やスタッフら150人は、福島県いわき市に避難。地震当日は卒業式だったが、けが人などはなし。今後は生徒を都内に移すことも検討しているとの情報。
スポナビ該当ページ:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20110312-00000059-kyodo_sp-spo.html
Jリーグ:
16日のナビスコ杯1次リーグ第1戦についても開催の可否を検討。今後のリーグ再開の見通しも立たない状況。サッカー界全体の日程見直しが不可欠との情報。
なでしこリーグ:
TEPCOマリーゼ(本拠地:福島県)は宮崎合宿中で、選手・スタッフは被災を免れた模様。
【bjリーグの動き】
各チームで、東北地方太平洋沖地震の支援活動の一環として、募金活動、救援物資の募集を開始。
bjリーグ公式HP:http://www.bj-league.com/bj/Top.do
【東北近辺の他スポーツのクラブの様子】
Fリーグ花巻:
公式HPが閲覧できず。
東北楽天(プロ野球):
Kスタ宮城で携帯電話充電サービスとトイレの貸出を開始。
東北楽天公式HP該当ページ:http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/1138.html
【日本へ寄せられた関係団体のメッセージ】
リヴァプール(イングランド):
日本で巻き起こった巨大地震で被災した人々へ向けて、公式ツイッターでメッセージを発信。
「我々は日本の皆さんのご無事を祈っています。日本に住むすべてのリヴァプールファンと、地震で被災された方々に、心からのメッセージを送ります。YNWA(You’ll never walk alone=君はひとりじゃない)」
FIFA・ブラッター会長:
「日本で起こっている恐ろしい悲劇を知り、とても悲しんでいます。深く心配していることをお伝えしたい。FIFAを代表して、サポートを広げたいと願っています。我々の考えが、犠牲者、負傷者および彼らの家族とともにいることをお伝えします」
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド):
「マンチェスター・ユナイテッドは、日本で地震の被害に遭われた方のご無事を心よりお祈りします。マンチェスター・ユナイテッドの全メンバーが、今回の件にショックを受け、深く悲しんでいます。我々はすべての被災者の方のご無事を願い続けます」(ファーガソン監督)
インテル(イタリア):
「『ミラノより』 日本から伝えられる報道はとてもショッキングなものですが、日本人の勇気、そして団結力は素晴らしいものです。インテルは、日本で厳しい状況に直面している人々に対し、励ましの言葉を送ります。日本人が示してくれた力強さ、そして、その大いなる知恵でこの困難な局面を乗り切ってくれるものと信じています」
ACミラン(イタリア):
「ロッソネーロ(ミランの愛称)は、日本で起きた地震に対し、被災者の無事を祈るとともに、サポートを行いたいと考えています。1989年(のトヨタカップ)と2007年(のクラブ・ワールドカップで)に訪れた日本にはとても良い記憶があり、ミランは日本と素晴らしい関係性を築いています。我々は今の状況を深い悲しみとともに見守っています」
アジア・サッカー連盟(AFC)・ハマム会長:
「日本大地震に遭った日本と犠牲者に弔意を表し、日本のチーム、クラブが関係するAFC主催試合を当面、全て延期する」「犠牲者の家族、友人に深い弔意を示したい。AFCは直ちに日本サッカー界に可能な限りの支援をしたい」と発表。被害状況などを調べてその後の対応を決める。
被害を受けられた方、お見舞いを申し上げ、今回の事態の1日も早い復旧を祈念しております。
ふくちゃん奥さん(ちーさん)から、「以下の内容で、ブログに載せてもらえませんか?」という依頼メールが来ました。趣旨に賛同して、記事として掲載させていただきます。
※緊急告知※
【被災地激励のためのコール練習と、募金ご協力のお願い】
3月13日(日) 13時00分
カンコースタジアム 正面玄関 集合
※1時間程度で終了する予定です。
※実際にコール練習を行う場所は、当日の状況を考慮して決定します。
被災者の方々はもちろん、我々と同じ「街のサポーター」達が、被災地で懸命に頑張っていることと思います。
遠く岡山からではありますが、その方々に少しでも届くように、思いっきり気持ちを込めて激励しましょう。
※コール練習の終了後は、お集まり頂いた方々に募金のお願いをいたします。
(注意)
運動公園内では、募金を目的とした活動は禁止されていますので、集合の目的はあくまでもコール練習とします。
練習終了後、運動公園から退場した後で、募金を集める形をとります。
お手数をお掛けしますが、ご理解ご協力をお願いいたします。
※集まった募金は「ファジアーノ岡山サポーター有志一同」の名前で、日本赤十字社にその全額を寄付いたします。
(募金は強制ではありません。また、金額の制限もありませんので、募金したい、と思う方のほんのお気持ちだけ、頂戴できればと思います。)
以上、本当に急なお願いではありますが、ひとりでも多くの仲間に力を貸していただければと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ファジアーノ岡山サポーター代表 岡本 透
「Jリーグ『新燃岳噴火災害義援金募金』」として、霧島山系新燃岳の噴火災害に対する復興支援の募金活動をJリーグ及び全38クラブにて実施しており、ファジアーノのホーム開幕戦でも当初は、今日の試合で実施予定でした。今回の災害についても同様に、Jリーグやファジアーノでも、支援募金運動をやっていただけると信じています。明日の活動も頑張って欲しいですね。