サポティスタ等の報道で、「スカパー撤退でJリーグ危機か」というニュースが流れました。最初はライブドアスポーツで東京スポーツの記事を紹介するものでしたが、他でも出てきたので、いろいろと読んでしまいました。結構根が深い話ですね。以下、抜粋して紹介。
2011年をもってスカパーがJリーグ中継を辞める可能性があり、そうなれば放映権料収入が大きく減少し、Jリーグの経営に大きな影響を与えるかもしれないというものです。
年間50億円と言われるJリーグの放映権料のうち、スカパー!の負担分はおよそ30億。もし撤退したら、すぐに経営を圧迫という話にはならないが、後の2年半で後継メディアが見つからなければ、影響が出るのかもしれません。
'07年にJリーグのテレビ放送権が見直しがありました。'11年までの5年間で、スカパーが年30億円を負担(他にNHKとTBSで計20億円)することでスカパー主導体制となりました。
スカパーは、'07年にJリーグに対し観客数前年20%アップを求めていたそうですが、Jリーグの観客数は横ばいの状態が続き、今季は減少に転じているそうです。今期が増えていないという話は複数のメディアから耳にしています。
そして、Jリーグ中継がスカパー優先の放送になったため、不特定多数の一般人の目に触れる機会が減ってしまい、それがJリーグのブランド力低下、観客動員減少に繋がっているとの指摘もあるようです。
ゲンダイネットでは、NHK側の話が出ていました。 NHKの方では、'97年から'06年までBS放送で年間70試合前後を放送していましたが、「受信料不払いによる収益悪化」によって、年間20億円の放送権料が払えなくなり、「半分の10億円にして欲しい」とJリーグに頼み込んで来たとあります。
金額が下がっても全国中継は大きいのでNHKでという声もあったようですが、「配分金のためにも年間総額50億円の放送権料維持を優先すべきじゃないか」の声が大きくなり、結果的にスカパーへ話がシフトしていったようです。
「Jリーグ、スカパー、NHK、TBSすべて“損をしている”状況です」という声もあるようです。スカパーとしてはJリーグ中継は過剰投資、 Jのスポンサー企業からは「露出が減り、スポンサー料の費用対効果が薄れたから契約を見直したいという声も出ているとか。
「スカパーは『ホームはスタジアムで、アウェイはスカパー!で』を合言葉に、加入者獲得運動を熱心に行いましたが、「NHKのBS放送が減ったこともあってJリーグの観客動員が微増にとどまり、結果としてスカパー加入者も伸び悩んだ。完全に負のスパイラル状態です」 とも言われています。
こうした話を見ていくと、Jリーグで「イレブンミリオンプロジェクト」が進められていますし、ある方のお話では、「Jリーグは成績だけでなく、観客動員数を評価する」と聞きましたが、こういう事情があったのかなぁという感想も持ってしまいますね。この負の連鎖説は、頭が痛いですね。確かにNHKのBSで放送してくれたら、気軽にTVで観れますが、PVという形でのスカパーの貢献も大きいと思うし、一体何が一番いい形なのでしょうか。
ちなみに「年間入場者数を1100万人にしよう」というイレブンミリオンプロジェクトの達成目標年は2010年。スカパーの契約が切れる前の年です。
Jリーグイレブンミリオンプロジェクト:http://www.j-league.or.jp/elevenmillion/
少し前に、TBSのスパサカの内容変更がありましたが、Jリーグ人気が低迷したので、番組の視聴率が落ち、加藤未央(ちゃん)の降板とともに内容変更を余儀なくされ、番組自体の魅力が低下していったという話にも思えます。確かに未央ちゃんの姿が消えてからは、他のスポーツとのゴッチャ感が増してきた気がします。昔は俺キンとかバナナ何とか、面白企画がありましたが、今はないもんなぁ・・・
Jリーグはひょっとして人気に翳りがでてきているのでしょうか。そんな声を払拭するためにも、普及活動頑張らないといけませんね。しがらみを気にせず、純粋に付加価値を高めていき、リピータを増やすような努力をしていけば、自然と年間入場者数は増えるのではないでしょうか。また、「不特定多数の一般人」というのは、サッカーファン以外の客層ではないかと思います。
2011年をもってスカパーがJリーグ中継を辞める可能性があり、そうなれば放映権料収入が大きく減少し、Jリーグの経営に大きな影響を与えるかもしれないというものです。
年間50億円と言われるJリーグの放映権料のうち、スカパー!の負担分はおよそ30億。もし撤退したら、すぐに経営を圧迫という話にはならないが、後の2年半で後継メディアが見つからなければ、影響が出るのかもしれません。
'07年にJリーグのテレビ放送権が見直しがありました。'11年までの5年間で、スカパーが年30億円を負担(他にNHKとTBSで計20億円)することでスカパー主導体制となりました。
スカパーは、'07年にJリーグに対し観客数前年20%アップを求めていたそうですが、Jリーグの観客数は横ばいの状態が続き、今季は減少に転じているそうです。今期が増えていないという話は複数のメディアから耳にしています。
そして、Jリーグ中継がスカパー優先の放送になったため、不特定多数の一般人の目に触れる機会が減ってしまい、それがJリーグのブランド力低下、観客動員減少に繋がっているとの指摘もあるようです。
ゲンダイネットでは、NHK側の話が出ていました。 NHKの方では、'97年から'06年までBS放送で年間70試合前後を放送していましたが、「受信料不払いによる収益悪化」によって、年間20億円の放送権料が払えなくなり、「半分の10億円にして欲しい」とJリーグに頼み込んで来たとあります。
金額が下がっても全国中継は大きいのでNHKでという声もあったようですが、「配分金のためにも年間総額50億円の放送権料維持を優先すべきじゃないか」の声が大きくなり、結果的にスカパーへ話がシフトしていったようです。
「Jリーグ、スカパー、NHK、TBSすべて“損をしている”状況です」という声もあるようです。スカパーとしてはJリーグ中継は過剰投資、 Jのスポンサー企業からは「露出が減り、スポンサー料の費用対効果が薄れたから契約を見直したいという声も出ているとか。
「スカパーは『ホームはスタジアムで、アウェイはスカパー!で』を合言葉に、加入者獲得運動を熱心に行いましたが、「NHKのBS放送が減ったこともあってJリーグの観客動員が微増にとどまり、結果としてスカパー加入者も伸び悩んだ。完全に負のスパイラル状態です」 とも言われています。
こうした話を見ていくと、Jリーグで「イレブンミリオンプロジェクト」が進められていますし、ある方のお話では、「Jリーグは成績だけでなく、観客動員数を評価する」と聞きましたが、こういう事情があったのかなぁという感想も持ってしまいますね。この負の連鎖説は、頭が痛いですね。確かにNHKのBSで放送してくれたら、気軽にTVで観れますが、PVという形でのスカパーの貢献も大きいと思うし、一体何が一番いい形なのでしょうか。
ちなみに「年間入場者数を1100万人にしよう」というイレブンミリオンプロジェクトの達成目標年は2010年。スカパーの契約が切れる前の年です。
Jリーグイレブンミリオンプロジェクト:http://www.j-league.or.jp/elevenmillion/
少し前に、TBSのスパサカの内容変更がありましたが、Jリーグ人気が低迷したので、番組の視聴率が落ち、加藤未央(ちゃん)の降板とともに内容変更を余儀なくされ、番組自体の魅力が低下していったという話にも思えます。確かに未央ちゃんの姿が消えてからは、他のスポーツとのゴッチャ感が増してきた気がします。昔は俺キンとかバナナ何とか、面白企画がありましたが、今はないもんなぁ・・・
Jリーグはひょっとして人気に翳りがでてきているのでしょうか。そんな声を払拭するためにも、普及活動頑張らないといけませんね。しがらみを気にせず、純粋に付加価値を高めていき、リピータを増やすような努力をしていけば、自然と年間入場者数は増えるのではないでしょうか。また、「不特定多数の一般人」というのは、サッカーファン以外の客層ではないかと思います。