昨日の早朝、貴公子氏より「日経新聞に語る会について記事が出てますよ」という内容のメールが着信。「日経に語る会?」と首をかしげながらコンビニで、日経新聞を購入(職場では取っていないのです。読みたいのに)。
スポーツ欄の「フットボールの熱源」コーナーに、「スポーツ『語って』楽しむ」というタイトルで、「スポーツを語る楽しみ」について、触れられていました。以下抜粋して紹介。
J2仙台が経営諮問委員会を運営していますが、クラブ社長によれば議論は経営うんぬんの前に、スポーツ文化論からスタートしているとか。Jクラブは豊かなスポーツ文化を築くための存在と言うが、そもそもスポーツ文化とは何かという疑問を議論しているそうです。
その議論の中で、クラブ社長いわく「目指すものが見えてきた」と。
「一般的にスポーツの楽しみ方は『する』『見る』『支える』の3通りだが、仙台では更に『語る』を加えたい。伝承という行為がなかったら文化は創造できないのだから」
委員会のメンバーが「語る」にこだわるのは、日本社会のあちこちでコミュニケーションの断絶が問われているからでもある。特に世代を越えた対話の機会が全く見られないと。
ヨーロッパのスタジアムではお年寄りが孫に、「このクラブは50年前は強かったんだ」と試合そっちのけで語りかける光景が見られる。日本では見られない。
あるクラブ幹部から「お年寄りと子供を試合に呼んで、互い違いに座ってもらったらいいんじゃないか」という話があったが、そうでもしないと「スポーツの伝承」という文化は育たないのではないかと。
クラブ社長は「いかにサッカーを語る場を提供するかを考えていきたい。スタジアム内にそのために場を作ったり、イベントの開催の仕方を工夫したり、やりようはあるはず」とコメント。
最後に、語り合い、語り継ぐ場が増えれば社会は活気づき、潤いが増す。そして、クラブは人々に語られることで力を得ると結んでいます。
当ブログと同体である語る会は、ちょうどファジが県から中国リーグへ昇格を決めた入れ替え戦の頃から、約4年半から5年弱で毎月ひたすら開催し続けて、語り続けてきました。岡山からJリーグへの夢を馳せた語り合いから、日本代表の悪口まで多ジャンルにわたってです。思う事を本音で話せる、時にはオフレコの話も。現在ご活躍の方々も結構顔を出されていましたね。
今5年。あと45年開催し続けてまいりたいと思います。(ん?俺達何才なんだ?!)。毎月サッカーの肴にサッカー映像を見ながら飲めるのは幸せですね。そんな次の会は30日(日)18時から、ファジの生中継を観戦します。どなたでもどうぞ。
ちなみにJ2仙台の経営諮問委員会は、クラブ運営の方向性を定めるために、外部の有識者を集めて委員会組織(委員長:東北大学教授)を発足させ、6月から運営しているものです。J2仙台のこの諮問委員会については、後日ジックリ・・・・
昨日はやや多かったです。閲覧者400人ちょっと。やはりお笑いパワー効果か。