J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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他スポーツの話題・事例10

2008-02-22 00:36:16 | スポーツ文化・その他

 久々のテニスネタです。19日からの報道で「テニスの王子様」「テニス界のイチロー」としてテニスの錦織圭選手が一躍ヒーローの存在になりました。朝ズバでも毎朝出てましたね。
 私もちょっとその存在は知っていましたが、ツアー優勝というには本当にすごいと思います。錦織選手が本拠地にしているフロリダでは日本以上に大騒ぎになっているとか。以下、抜粋して紹介。

 優勝した大会は「デルレービーチ国際」で、ヒューイット以降での10年ぶりの最年少優勝者、日本人として16年ぶりの快挙だそうです。
 現地紙も「実力は本物。グラウンドストロークは世界トップ20」と伝え、ATP(プロテニス選手協会)も注目しているとか。マネジメント先に、スポンサーに名乗りを上げる国内の企業から問い合わせが殺到しているそうなので、もう少し経ったら、新しい所属先も決まるのではないでしょうか。
         
 錦織選手は島根県松江市出身で5歳からテニスを始め、2001年に「全国小学生テニス選手権」で優勝。現在18才。ATPのランキングも前回の244位から131位に急浮上しました。どれくらいすごいかというとそれはランキングの選手数が女子のWTAに比べて男子のATPの方が格段に多く、狭き門でなのです。
 元々はあの松岡修造氏の「修造チャレンジ」で才能を見出され、直接指導を受けてMMTF(盛田正明テニス基金)(通称・盛田ファンド)の助成を受けて14歳で渡米。クルニコワやシャラポワらを育てたアメリカの名門アカデミーのNBTA(ニック・ボロテリ・テニス・アカデミー)に入学して、今までトレーニングを続けてきて、昨年10月にプロに転向した後の快挙となりました。
松岡修造公式HP:http://www.shuzo.co.jp/

  このニュースでは、盛田ファンドというものに注目しています。これはソニーアメリカの元社長の盛田正明氏によるテニス選手強化プロジェクトで言わば個人スポンサー的なもの。日本の有望なジュニア選手を海外で育成しようというプロクラムであり、盛田氏は日本テニス協会の会長でもあります。そういえばソニー創業者の盛田昭夫氏もテニス愛好者だったのを思い出しました。スポーツを愛する企業人がいるのは素晴らしいことです。聞いた話では、杉山愛選手1人に国際大会の比重がかかっている状態に、「どうにかしよう!」と声が出て、この制度が誕生したとか。

 この盛田ファンドは、才能のある選手にこの名門アカデミーへの渡航費用、授業料、学費など初年度年間、数100万円、2年目からはコーチ料も加わって1000万円を有望な選手に費用を負担してあげる基金だそうです。
 このファンドは、毎年、各地をコーチが周り、そのコーチが目でみた本当に才能ある選手に対してお金を負担するもので、人数が多い年もあれば見送る年もあるという実力本位の基金だそうですね。そういう活動の素晴らしい成果です。最後に錦織選手のテニス以外での趣味はゴルフと、”サッカー!”だそうです。
 そういえばこのアカデミーには野球場やサッカー場もあるとか。だから、趣味もサッカーが出てくるのかと。

 サッカー界にはこういう制度はないのでしょうか。あるけど知らないのかな。もしご存知の方は教えて下さい。
 さっき報ステで取り上げられていました。もう次のツアーに出てます。今日1回戦に勝って、明日は強敵ロディックです。これからスポーツニュースでもしばしば彼の顔を見れそうですね。
ATPでのプロフィールHP:http://www.atptennis.com/3/en/players/playerprofiles/?playernumber=N552
日本テニス協会公式ブログ:http://blog.so-net.ne.jp/jta/

 ちなみに岡山は、テニス県なのですよ。知ってましたか?強さという訳ではなく、コート(特に公営コート)が多く、テニス人口の割合が多いのです。軟庭も硬庭も盛んです。こちらを見るとよくわかります。
岡山県のテニス情報:http://ww1.tiki.ne.jp/~o-ts/

コメント (2)
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