カリスマの存在５６

　当ブログで言う黄色いカリスマクラブの話題です。
　１月１９日に柏市市民文化会館大ホールで「2008年柏レイソルサポーターズカンファレンス」が開催され、約1450人の出席者が来たそうです。クラブ公式ＨＰにその議事録が掲載されていますが、いろいろといい話題が出ていました。ちょっと紹介。
　　　　　
　「日立台」日立柏サッカー場の改修についての話題が出ていました。２００８シーズンの日程を見ると、ホーム会場はほとんどが日立台で、陸上トラックがある柏の葉はナビスコ４試合のみです。その昔、クラブが柏の葉へホーム移転話を出すと、サポーターから反対運動が起きた経緯を個人的に思い出しました。

　クラブ社長の話を要約すると、非常にピッチが席から近い、非常に臨場感があふれたスタジアムということで、日本中のサッカーファンの間でも知られているようです。国内でも誇れるものであるが、快適性とかホスピタリティーという点ではまだまだ問題があり、屋根の問題や椅子が個席になっていない点が挙げられる。
　これらの点については検討中であり、柏市、親会社の日立製作所と話し合いをしている。増設規模は３パターン。一番大きく考えて今の２倍。他の２つはそれよりも小さい規模。85～90%というお客さんが入ると言う前提で５～６万人入るものがあれば自立経営できる。実際考えているものとしては、自分の中では最大限２万５千人くらいのもの、今の倍くらいのものが出来ないのかと考えている、という事です。

　今のクラブ、チームにとって、「スタジアムが戦力と」いう言葉が印象に残りました。 　スタジアム改修工事で資金が要るという事で、サポーター側から「微々たる金額かもしれないが、募金箱のようなものをスタジアムに設置してはどうか」という提案がされました。プロ野球の広島東洋カープが球団危機に陥った時に、タル募金というのを行っていたという事の話ですが、社長の返答は「検討する。それがどのような形になって生かせるかという、なんとなく消えてしまうというのは寂しいので、なんらかの形で生かせるというものがあるのであれば、そういうものを考えて、しっかりとした目的がある募金であれば検討して前向きに考えたい」と。
　　　　
　何と、日立台で樽募金話登場です。桃スタで募金樽の横に立っていた時の自分を思い出してしまいました・・・日立台に募金樽が置かれるのか・・・

　このような形のサポカンは３回目だそうです。前々回は落ちたＪ２の開幕前で、みんなの顔色が怖かったそうです。前回は復帰したＪ１の開幕前。そして今回は善戦した昨シーズンも振り返りながらの開催。ビクビクしながらサポーターの質問に答えるといった光景はなく、クラブ社長と和気あいあいとした雰囲気のもとで行われたようです。
　当ブログでも昔の早野監督がスタジアムに置かれた机・椅子に座り、スタンドの大勢のサポ相手に絞られていたのを紹介したのを思い出しました。
今回はクラブ改修という夢を語っていました。また日立台に行きたいですね。あれがあのまま増築されて大きくなると、素晴らしいスタジアムになるなぁ・・・
柏レイソル公式ＨＰ：http://www.reysol.co.jp/
サポカン議事録：http://blog.reysol.co.jp/news/2008/01/2008_6.html
　同つづき　　　：http://blog.reysol.co.jp/news/2008/01/post_84.html
サポカン関連①：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20070130
サポカン関連②：http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20050928

　先日、Ｊ１千葉で同じような「サポーターコミュニケーションデー」が開催されて、熱くなったようです。日本代表級５選手が退団する異常事態という事で、みなさん不安で落ち着かないのでしょうか。社長に「今すぐ辞めろ」という過激な声も挙がったようです。
　もし議事録がアップされたら、参考に見てみたいと思います。黄色いクラブにもそういう「これからどうするの？」という不安定な時期がありました。その時期を乗り越えて、昇格１年目で８位という成績を残せました。オシム監督のもと、千葉がナビスコカップで優勝した日が懐かしいです。

　小野やりました。ボーフムデビュー戦で２アシスト。ＴＶ映像観ましたが、やっぱうまい！　小野らしいシルキーパスでした。その勢いで岡田ジャパンにも・・・