J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在32

2006-08-13 00:09:20 | カリスマの存在
なかなか更新が難しいので、まとめて投稿する事が出てきました。
またカリスマネタです。旬な時期なのか最近2回に1回くらいオシムネタです(笑)。
オシム監督ですが、ヨルダン戦に向けてのあさっての代表発表は、どうやら千葉の選手が大勢選出されそうです。3人から7人とか。これは私の個人的な推測ですが、すべてシナリオどおりなのではないでしょうか。「本」によると、過去ユーゴの代表監督になって、各地域(スロベニアとかクロアチア)からマスコミを先頭に「うちの代表を先発させろ」と強いプレッシャーをかけていたそうです。そこでオシムがじゃあということで、スターばかり先発させたら惨敗。「これでおわかりでしょう」と自分の好きなようにフォーメーションを組み、誰も文句は言わせなかったという事がありました。
で、日本代表になってからは、最初から「負けた方がいい、負けから学べる」と言い、はなから試合内容が悪い方がいいと思っていたのではないでしょうか。2-0で勝っても、終了時はベンチを去り、「走れない選手がいた。サッカーは走るのがすべて」と内容が悪かった事を強調した。また「短い時間で結果を出す一番の方法は、代表をグループで選ぶ事、コンビネーションの心配が減る」と言ってきました。結果は大勢選んだ浦和のDF網がゼロ封し、普段走るサッカーをやっていない選手は走れなくてダメな内容だったと、自分のサッカー哲学が証明されたという感じになっちゃいましたね。見方を変えれば「走るサッカーをやってきた千葉の選手をグループで代表に入れれば強くなる」とオシムは言いたいのではないかと私は思いました。つまりこの監督は緻密に先の先を計算する理詰めの指導者だと思います。一つ一つの言葉、行動がすべて計算ずくなのでは。いつも自分がサッカーの事ばかり考えているから、選手やコーチにもいつも気を抜かずに考え続けろと言っているのかもしれません。
でも、オシムにも弱点があるようですよ。理論や計算では予測できない事。それはPK戦です。イタリアW杯も最後はPKで負けました。千葉が優勝したナビスコ杯もPKで決まりました。見てられなくてベンチを退くとか。ちょっと面白い光景ですね。
さあ、代表は千葉の選手が入ってどう変貌を遂げるのでしょうか。
コメント
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