J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

日本代表のこと・・・24

2006-08-10 00:06:44 | サッカー(日本代表、W杯等)
ついにオシムジャパンの初陣の日が来ました。
スタメンはGK:川口(キャプテン)、DF:三都主、闘莉王、坪井、駒野、MF:田中隼、鈴木、長谷部、山瀬、FW:我那覇、田中達
やはり浦和が多いって感じですね。どうもオシムは短い準備期間で結果を出せる一番効果的な方法が、このようにグループで代表に呼び、コンビネーションを形成していくことだと言っていたようです。
思えばオシムはジーコサッカーについて、次の4点を否定しています。
①スタメンは発表しない
②水を運ぶ選手がいない
③シュート練習はDFを入れてやる
④日本化する
①についてはトルシェは当然のごとく秘密でした。世界でも主流です。ジーコはファンやマスコミサービスとしてやったとしか思えません。
②スター選手ばかり並べても勝てない。それはユーゴ代表の初采配でもスターを並べて惨敗し、自分の選んだフォーメーションにした経緯があります。
③オシムは練習自体がレベルが高いと思います。選手が「頭を使って疲れるが、面白い、やりがいがある」と口々に言っていることでもわかります。
④ジーコはセレソンのような見ていて楽しいサッカーを目指すと言っていましたが、オシムは正反対の日本らしいサッカーを目指します。
という事で、2-0で勝ちました。「負けた方が学べるからいい」と言っていましたが、勝っちゃいました。結果論ですが、激しい負けず嫌いのオシムは初陣で緊張気味の選手達をリラックスさせて緊張感から開放させようと思ったのではないでしょうか。結果論ですけど・・・しかし、終了のホイッスルが成る時に、ベンチ裏に下がって行く(TVではお手洗いでしょうと言ってました)監督も初めて見ました。
オシムは選手に知性を植え付け、相手に恐怖を与えるかく乱殺法、頭で勝つサッカーをやる不気味で予想不可能な「東洋の神秘」ともいえる不気味なチームを作りたいそうです。「集団的インテリジェンス(知性)を作り上げたい。それが築くことができれば、日本は何をやってくるか分からない、という恐怖を相手に与えることができる」とコメント。この「インテリジェンス」というのは流行るかもしれませんね。気を抜けない、油断できない相手というのはいいですね。
今日の試合を見ていると、前半は本当に2タッチ(3も)でボールを回す強いチームでした。ドイツ戦を思い出しましたが、あの時のジーコジャパンより強いかもしれませんね。終わり際はスタミナが切れて、いつもの日本代表の姿でしたが、これに「走れる」スタミナが加われば強くなると思います。「考えて走るサッカー」の練習が選手が面白いと言うように、見ている方も「考えて見る」ので見ていて面白かったですねー 特に周りの選手の動きがすごく気になりました。中継で「おおっと●●が走り出した」と言っても画面の外の動きだったのです。早く生でオシムジャパンを見たいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする