城壁都市カルカッソンヌ
ピレネー山麓でのハイキングのあと、ツアーのご一行は南フランスの世界遺産視察を中心にした観光。この旅では「毎日1枚はスケッチ」を決めていたが、なにぶん20人ほどのツアーの一員。幸いカルカッソンヌのホテルの部屋からは世界遺産の「城壁都市」が遠望できる。さっそく夕食まえにスケッチをはじめる。当地では1年でもっとも日が長い時期とのことで、夕暮れはおそい。
コンタル城の門前で
カルカッソンヌの2重の城壁に囲まれた旧市街には、有名なサンナゼール教会があり、教会や迷路のような城壁内の観光はちょっと疲れる。皆さんの買い物中にコンタル城の前のカフェであわただしくスケッチ。 カルカッソンヌの城壁都市 紀元前のローマ帝国の植民地時代から始まった都市づくりが、中世封建領主のもとで拡大し、その後2重の城壁に守られることになった歴史はよく分からない。しかし、その異様ともいえる石造りの威容は絵ごころをくすぐる。この3枚目はスケッチとしては邪道で、帰国後の作品です。