がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/48 アイマス F-14D あずキャット005

2010年01月24日 | 模型
どこもかしこもF1ばっかしで箱車方面が至って寂しい日本の車プラモ市場ですが、
ドイツレベルや北米レベルは、コンスタントに箱車プラモ出してくれて足を向けて寝れない存在。
こないだ発表になった今年の独レベルラインナップもDTM仕様のアウディA8や同じくDTM仕様のメルセデス、
んでもってフェラーリ458イタリアなんかもラインナップされてて頼もしい限り。
 問題は日本での価格でして、まるで日本のプラモ価格に併せるかのように5000円オーバーが当たり前。
ついこの間までドイツレベルのプラモは高いって印象だったんですが、今や国産でも似たような価格になってきてて
高値感を忘れそうになりますが、正規輸入で買うと高すぎるのは間違いない!
 っつーのも、ナンボ待っても某並行輸入店に入荷しないのに痺れを切らして、独レベルのフェラーリカリフォルニアを
昨年1/48爆撃機のB-1Bランサーを買って無事届いたことに味をしめた海外の通販サイトにて購入手続きをしてみたら、
その余りの価格の違いにケツ浮いた。ちなみに日本での同製品の定価は5670円もするのですよ奥さん。

カリフォルニアはオープントップとクローズドトップの2仕様が出ていて両方買うと11340円となります。
で、目下発注中の某ショップだと販売価格は一個20ドルで二個で40ドル。今想定レートが概ね90円ちょいなので一個1900円位ww
海超えてくる送料はハナンツ辺りだとテラ高価ですが、ネタにしてる店は香港なので15ドル位で送ってくれます。
そう、送料込みでも55ドルで日本の正規輸入価格のカリフォルニア一個分より安く付いてしまうのよ。イカンよなぁ。
っつーか同じアジア圏で物価はむしろ日本より高い香港でバカ安とかやっとれんよな。

ただし、無事到着すればというエクスキューズがつきますがね(笑

 っつーのも在庫のステイタスが「In STOCK(在庫有り)」じゃなく「Available(注文可)」って状態での発注なんすよ。
 そう、前のB-1Bでもそうだったんだが、ステイタスがin STOKなら即発送になるんだけど、
Availableの場合は注文は受けてくれるけど何時発送されるかサッパリ判らんのよ。なのでクレカ購入は避けて
若干割高になるけどセキュリティがキッチリしてるPAYPAL使った方が安心。金銭部分だけ日本語取引できるしね。
これが無事届いたら前のB-1Bと合わせて二回ともOKだったっつーことで、店名含めて改めてブログで紹介することにします。

 さて、あずキャット胴体編の続きです。”どうたいへん”って変換したら”どう大変”となったがそうとも言える(笑
ところで、このキットを作り始めてから、更新の度にアクセスがシャア専用になります。恐るべしアイマス。
ちなみにブログやっとりながらアクセスが増えると一抹の不安を抱える@河童としましては、
所謂”出来る人”の製作記ではないので少なくとも御自身の参考にはせん方が良いかと(汗。
まぁ動物園の猿山で群れからはぐれ気味に好きかってやってるヤツを眺めるくらいの感覚でご訪問下さいまし。
 ふと思ったんだけど、フジミの1/48ドラネコって難易度はどれくらいのもんだろうか?手持ちにVX-9の白ウサAがあるけど
作ったことは無いんよね。スジボリが凹凸混在してるから彫り直しの覚悟はいるけど、アイマス機の場合は
塗装考えればハセでも或る程度彫り直さなきゃイカンし、フジミのは実売3000円以下だから、もし楽に製作できるなら
ハセのアイマス機+フジミのF-14Dを購入して、デカールをトレードすればアイマス機が欲しい門外漢な方にはいいかもね。
でもフジミだけに、ハセより難易度高かったりして(笑



 さて、訳あって主脚を組み始めています。っつーのも本キットの曲者部位の一つでして、簡単そうに見えて
マトモに進めたら脚カバーだの増タンクだの色々干渉して真っ直ぐ付かずに頭抱えるパーツだったりします。
トラウマといいますか、約20前に作ったときはここでやられて飛行形態で作るしかなかった因縁深い部分。
なので主脚カバーとかタンクとか主脚格納庫パーツなんかとの仮組みが必要になるんすよね。

 主脚パーツも細かく分解されてるんですが、インスト通りに全部組み上げてから胴体に装着ってすると
車輪の向きやロッドの角度等に問題が出たときに一蓮托生になっちまいますんで、胴体との接合に重要な
ロッド本体部と前方に延びるアーム部分だけつかって仮組みを進め、細かいパーツは安定して取り付けできる目処が付いてから。
 ロッド本体部は上下二段構成になってますが、短い凸を穴に点付けする構造で、強度的にも車軸の向き調整を考えても
これでは流石に心許ないので中に1.6mmの真鍮線を仕込んでおきます。っつーか、パーツが「仕込んでください」な状態です。
詳細は画像の通り。前脚も一緒にやっつけようかと思いましたが、主脚と異なり構造上仕込む金属線を
ドリルレースかパイプハンダ付けかで加工する必要があるので後回し。
 ちょいと胴体と仮合わせしてみたけど、既にこの時点で収まりの悪さが見えてきて萎えそうです(笑


 前回問題視した主脚収納庫のインテイクに沿って貼られる壁のパーツも、キットパーツの寸足らずな部分を
0.5mmプラ板で延長改修。1.0mm辺りのプラ板使った方が良かったかも?この際、主脚から 斜め前方に延びるアームを
この壁面に差し込むための穴が開いているんですが、これまた信用ならないので一旦プラ板で穴を塞ぎ
脚位置が定まったら穴を開け直すつもりで居ます。っつーか脚位置ちゃんと決まるかな?(爆

このパネルパーツは機体への装着が実にアバウトなので、パーツ貼り付け位置にベロをプラ板でこさえて
しっかり貼れるようにしておきます。

 エアインテーク先端の部分は別パーツになってて合いが最悪なのは前回お伝えしましたが、

その後パーツのバリを除去してバローベの□で型ズレを補正。目詰まりするからプラモにバローベ使わすなよ(怒。
結果パーツ内側が寸足らずになったのでプラ板で幅を増やして成型後、胴体下部に接着。
 仮組みしながら色々試行錯誤してみたんですが、胴体貼り合わせ後よりも、先に胴体下部に接着する方が
色々と都合が良いようです。っつーのも、このパーツは実にいい加減な整形な割に、エアインテークの先端との
ラインの繋がりの要になる部分であり、尚かつ上下合体時に胴体上下のラインの収束ポイントでもあるため
後付で胴体ラインに合わせた後にインテーク装着ってことになって辻褄がずれた場合に、整形の際インテークが邪魔になっちゃいます。

 なので、インテークとの継ぎ目の整合性を優先して、インテーク仮組み状態で先に胴体下部に接着し整形。
後ほど胴体上下合体時に上側の継ぎ目を処理することにします。二度手間になるけどコッチの方が都合が良い。
ちなみに、ここの装着具合は胴体と機首の整合にも影響が出ますので、小さい部品のくせに色んな鍵を握ってます。


 胴体は可変翼構造の影響もあって明らかに強度不足。臓物も少なく上下接着時には胴体周囲の接着面に引っ張られ
胴体中央付近がどうしてもヨレてしまいます。この影響はエアインテーク・機首・排気ノズル等々
各部に影響を及ぼすから補強を入れた方が楽が出来るってのは、雑誌やネットのエラい人の指南に多かったりします。
なので、ミーハーなワシも補強をしてみました。

 使用したのは10mm厚のタミヤスチレンボード。大昔に「タミヤだからきっと特殊素材だ!」と思いこんで
勢い買ってみたら単なる発泡スチロールの板だったことに腰が砕けてしまった苦い思い出の逸品(笑。
最近では家電買っても緩衝材には再生紙が用いられ、発泡スチロールもおいそれとは手に入らなくなりましたが
当時は何買っても捨てるほど発泡スチロールが手に入ってしまいましたからねぇ。
 っつーことで、この度めでたく初使用。1.5cm~1cmへと下がる緩やかな下り坂を工作用紙で計って型紙にし
スチレンボードを切り出してクッション付き両面テープで胴体下部に固定。クッションテープとスチレンボードの柔軟性をつかって

エアインテーク

排気ノズル基部

機首(画像では段差と隙間が出てるけど接着してないから自重で落ちてるだけです)
の三箇所の面がきちんと整合するよう胴体の厚みを調整しておきました。成る程偉い人が言うとおり
これ入れると物凄く作業が楽になりますね。お奨めです。

 さて、ここで念願の胴体と機首の仮組みを果たす。

 少しずつだけど、まるで登山のように頂上が見えてくるのが楽しいです。車模型だと胴体の処理が終わったら
一回頂上付近が見えちゃってモチベーション下がったりしますが、飛行機は最後までほぼ右肩上がりなのがイイネ。


 最後に苦言。フジミからこのほど一応リリースされた旧モデラーズのF91AT。別売りエッチングってのがあるんですが、
手持ちは800の微妙な感じのモデラーズ純正エッチングしか積んでないので予約しておりました。
キットよりも寧ろ楽しみにしていたアイテムかも。なんせ3000円ですからねぇ。






某ショップから「これ、3000円定価だけどホンマに買うの?キャンセル上等!」っつってもらえたので
素直にキャンセルしましたです。中身と価格が伴ってないのをエッチングにまで波及させんんなよ。
ひょっとするとユーザーはナメられてるのかもしれません。


 MFHからLOTUS77前期仕様が届きました。いつも居酒屋さんで買うんですが、この車は資料が殆ど無く
詳細なとまで言わないから、後期型と違いが判る程度の物でも有れば買うんだけどなぁって思ってたら
バルケッタさんから「モノクロコピーでよければ資料付けちゃうよ」って乗せられて直買い。居酒屋さんスマヌ。
後期日本仕様も先んじて積んであるのに、このバカはまた積んでますよwでも買うだけで何となく満たされるキットというのは
この御時世中々出遭えるものではないのですよ。多分に主観が物を言いますけど、少なくとも私はMFHのキットは積みがいがある。
箱開けて眺めてたんだけど、確かに高価なキットではあるがALL in 1で制作に必要な物は前部揃ってて
何よりメーカーのテメェんとこの製品への情熱みたいなもんが伝わってくる。大事なことだと思うんだけどな。
コメント (10)
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