え~、まだダンパーパーツが出来上がりません(笑)。画像のような部分までは出来ているのですが、旋盤とか持っていないため細かい部品を組み合わせて作ることから、どうしても時間がかかっちまいます。器用な人ならサクサクいくんかもしれんですが、不器用なもので延々ルーペで覗きながらチマチマ作業しております。
先ず、資料写真とキットのリアダンパーパーツとを比較計測し、細分するパーツを比率割りで寸法を決め、簡単な図面を作ります。前後のダンパーは若干の形状差はあるモノの、全長自体は同じのようです。ちなみに、こうしたメカニカル部分の資料は開幕戦とヨーロッパGPのモノしかないので、製作してるパーツもそれに準じてます。
パーツはカナリ細かいモノになりますので無くさないように蓋付き小物入れに小分けしておきます。
作ったパーツですが、
ダンパーロッド=1mm洋白線
シェルケースメイン=2.5mmプラパイプ+3mm真鍮管
ネジ切り部=0.1mm糸ハンダ
油圧制御部=1.2mm真鍮管+1.4mm真鍮管+0.3mmプラ板+2.5mmプラパイプ
スプリング=1mmニクロム線
といった部材をアレコレ加工してみました。どうやったかは説明が難しいんですが
例えばシェルケース部分だと、2.5mmのプラパイプ(内径1mm)に、ロッドとなる1mmの洋白線を通し、更にプラパイプ部には3mm真鍮管を切断切削加工したものを被せてモールドとします。外の部分も、モールドを径が異なるパイプ材を細かく切った貼ったし、更にスプリングマウント等のプレート部分は、ポンチで打ち貫いた0.3mm透明プラ板の中央にパイプや線材を通せる穴を開けて組み付けています透明プラ板を使った理由は単純にセンター出しが楽だからです(下に方眼紙を敷いてやれば正確に真ん中に穴を開けれます)。
今回面倒だったのは同じ形状のモノを2本、更に前後で殆ど同じサイズのモノを計4本作る必要があり、自作することに因る各々の形状差が最小限に止まる様にすることでしょうか。何とか前二本後二本作りましたが、実際には何度も作り直して漸く4本揃ったってのが実情です。アップにすると流石にまだ形状差はあるけど、もうこの辺で勘弁してくださいって感じ。あーー、見たものが正確に計測できるロボコップみたいな目が欲しい。
まだこれにスプリングアッパーシート&マウントとか車体固定用のステーとか補器接続用のジョイントとか作らないとならないんすよね。面倒臭ぇぇ!!けど、面白いんですよね、これが(笑)。忍耐の末の悦楽を夢見る様なとこが模型趣味のタマランところですが、こないだ観た杉本彩のSM映画「花と蛇」のSM世界に墜ちてゆく主人公みたいなもんですかね?(意味不明)。フルディテールで配線を這わす作業って、コレをする時と脳の同じ部分を使ってる筈だと信じて止みません。したことないけど。
そうそう、先日のコメントでわかさんが「油すまし?」って言ってたのは、
↑の日東妖怪シリーズの事を思い出すオレ。思い出しついでに一部を倉庫から引っ張り出して写真まで撮ってみました。
このシリーズの面白かったのは、製品別に「おもしろパーツ」がセットされてること。油すましなら簑、からかさなら傘用のあぶら紙、小豆研ぎなら小さな豆粒、座敷わらしなら赤い布製涎掛けってな具合。私が中坊くらいん時の製品で、ガキのアンテナにはビンビン来たね(笑)。
こういうの見てると、完成への期待が膨らむなぁ。
油すまし。これかぁ。そういえばこんなのあったなぁ。
でも、私は持っていないし、ブログで話題になったっけかなぁ。
なんで検索にHITしたんだろう。
そういえば、ワタナベさんのブログにも面白い検索ワードが紹介されていましたね。
パーツ構成をどうするかとかで数日悩んじゃいましたよ。
あ~、旋盤欲しい。
日東の妖怪、最近映画で「妖怪大戦争」が公開されたので
ここいらも便乗再販されるかと思ったけど、
結局されなかったみたい。金型無いのかな?
今朝熱があった(38.6度)ので会社休んだんですが、明日上海に向けて出発します。
最終戦なので目隠しも少ないんじゃないかとほのかな期待をしつつ。
お待ち申し上げております。で、コスプレは
何にするんでしょうか?兵馬俑??