がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【7】

2007年11月18日 | 模型
 漸くお引っ越しが全て完了!荷物関係は上旬に終わってたんですが、電機やネットの配線が滞ってまして、
結構長引いてしまいました。引越を機に、ネットは光に、テレビも地デジに、レコーダーもブルレイに
映画鑑賞部屋にもPS3と、何やら機械に弱いカミ様の隙をついて、どさくさに紛れつつ色々と環境を替えてみました!
んなわけで、ここ二日ほど回線工事の関係でネット出来ずでしたが、先ほど帰宅してみますと、
スッカリ済んでおりまして、
祝!光開通!!
あんな動画やこんな動画がジェットストリームアタックですよ!

 替えたと言えば、ガラクタの類も頑張って整理整頓、不要な物はジャカスカ廃棄したりリサイクったりしまして、
裏庭にある物置の一つを、ほぼ完全に空にすることに成功。で、そこに

ダブついてる箱車の積みプラモをゴッソリと放り込んで、正規の積みスペースに空きを作ったりなんかして。
「ダブついてる=複数積んでる」とか「箱が規格外で邪魔」って物な訳なんですが、
その殆どがフェラーリってのが、何だかんだ言ってミーハーだな(ぷ。
屋外物置風雨上等って事で、一個は正規の置き場所に入れてるんですが、どーせ一個でも中々作らないんだから
オクにでも流すなり、HPで捌いたりすりゃぁ良いのにと思わないでもないんですが、この物置がやばくなってきたら
流石に考えることとなるでしょうな。で、正規の棚が結構空きましたので、何となく余裕が出てきて

買い足す「積ん毒教教祖代理補佐付き秘書の家の家政婦」程度の私でございます。今日は地元の模型店で
ハセガワ系のキットを二個買うと、一個は半額ですよ~セールに煽られて、ウッカリ買っちゃいました。ジョリロのF4とクルセイダー。
クルセイダーはヨンパチです。欧州海軍仕様のシャークノーズにするか米軍のコーションマウスにするか、
店頭で「巨乳な愛人にするか美尻な愛人にするか」を迷うくらい迷ったんですが、結局無難に米軍のWナッツ。
クルセイダーって私が飛行機ばっか作ってた頃は、1/72のショボいキットしか無かったんですが、
いつの間にか1/48の出来の良さげなキットが出てたんやね。大きなデルタ翼がズゴーっと
上方に丸ごと可変するのが何ともカッチョイイのです。
 毎度のことですが、店頭では完成した姿を妄想しまくって涎垂らしながら買っちゃうんですが、
家に帰ると「で、何時作るんだ?」と現実に引き戻されるのよね~。案外「店頭で品定めして徐にレジへGO」迄が
模型好きとして最高の時間なのかも知れないとか思ったりしますがダメっすか?(殴。
これこそが通販には無い恐ろしい魅力というか魔力です。通販で買ってるだけなら、出戻り後大して積んでないもんな~。


 さて、亀の歩みで95T。ロータス95Tとマンセルと言えば

これでせうか?或る意味レジェンド?(笑。

 前回までの作業で、やっとサス関係が一応前後とも仮組み時に重要なポイントは済んだので、
今度はウィング関係。以前の仮組み時に調べてはいたんですが、前後ともバリ取ってポンって訳にはいかない模様。

先ずリアの場合、メインエレメントと中段・上段のフラップ、そして先端の細いバーの幅が揃っていないので、
一番短い中段フラップに残り全ての幅を揃えることにします。この手の作業で重宝と言うより
無くてはならないと思えるのが
 
↑こうした工具。どう使うかっていいますと、先ず元から点いてるピン

は潔く切り飛ばし、針ペンでアタリを打ってから0.4~0.5mmの穴をピンバイスで開口。

 んで、スコヤを使って各エレメントの各カドの直角具合と、歪み具合を調査して、どの程度の修正が必要か調べながら

WAVEのヤスリほう台2を使って各辺を真っ直ぐにしつつ、カドを直角にしていきます。
ヤスリほう台とは、本来はプラ板の切断面の角度を整えるための道具ですが、使用するペーパーの番手を粗めにしてやれば
ホワイトメタルにも充分使えます。これがね、ほんと綺麗に真っ直ぐ削れて面出しも簡単。
以前は金属ブロックだのなんだの使って結構手間掛かったもんですが、コレを使うといとも簡単。

こうした道具で調節して、全てが同じ幅になったなら、最初に開けたダボピン用の仮穴に
今度は0.6mmの穴を開け、0.6mmの洋白ピンを打ち込みます。

で、翼端板と仮組み。

この際三段式のフラップ部分は、組み立て易さ優先で、折角三枚がバラバラなパーツ構成なのに密着しちゃってますんで、
弾力のあるステッカーの台紙等をフラップの間に挟むことで適度なクリアランスの確保をしてます。

 両脇の子持ちウィングは、各フラップが繋がっちゃってるんですが、先ほどのメイン側同様に面出し等を行うには、
同時に三枚を一発で処理できるので実は好都合でした。

いつもはこの時点で表面処理まで進めてからハンダで一体化なんて事やるんですが、今回は厄介なJPSなので
塗装後に組み立てる事になりますから、仮組みと接着面の面出しとピン位置が非常に重要なわけです。
だから表面処理は後回しで、先ずは組み立てのための精度出し優先です。

 でね、このリアウィングってのがデカい上に重いんすよ。もう見たまんま。これをですね

一枚のステーでギアボックスに固定するわけですが、そのステーとギアボックスの接合が、
先端部の短いピン一本(図中赤丸部)のみ。シルク・ド・ソレイユじゃあるまいし。
仮組みに厳しいっつー事で、中間部に1mm洋白線でピンを追加して安定させておきました。本組時にどうするかは検討中。

 そして、キットでは省略されている物に、リアウィウングと車体を繋ぐバーがあります。

メーカー気付いてないのかと思ったら、ちゃんと翼端板には赤丸部にモールドが入れられております。確信的省略だね~。

青線の様に装着されますし、その近くにの緑丸付近にはブローオフの排気口が有るはずですがコレも省略されとります。
そこらを追加すべく、ボディーパーツにアタリを打って、0.5mmドリルで下穴を開けておきました。

実はこの部分、黒い車体の悪影響で、正直正確な取り付け状態が判らなかったんすよね。手持ちの資料写真をグラフィックソフトで
拡大だの少色化処理だのをしてみたりして推量した結果と、或る親切なお方からいただいたイラスト図面から
まぁ大体こんな感じだろうというところに漸く辿り着いたって事で作業する気になれました。親切な人有り難う(謎
留め金とかブローオフパイプとかは、ボディー製作時に作業することにして、取り敢えずは下穴のみ。
ステー自身も完成直前でないとサイズが決められないので、この時点ではまだ手を出しません。
ステーは最終段階でも、翼端板側の受けは早めに作っておく必要がありますな。

 フロントウィングの方は、97T同様の⊿タイプなので少々接着面の面出しとかピンウチとか面倒なんですが、
キットのパーツ自体が思ったよりシッカリしていたお陰で、予想外に苦もなく仮組み完了。

ただ、フラップのモノコック側接合面に関しては、塗料の厚み分を計算してクリアランスを取ったんですが、ちょと多すぎたか?
つか、キットのフラップって前後幅がちょっとデカい様に思いますな。デカールやらガーニーリップやらとの兼ね合い見ながら考えよう。
 フロントウィングもリアウィング同様に塗装後に組むため、仮組み調節がとても重要です。80年代のJPSカラーは、
フロントウィングやリアウィング等の部分は、全面カーボン目が剥き出してる状態で直にステッカーが貼られてまして、
実は黒塗装じゃないんですよね。1/43なら黒で済ましてもいいんですが、このサイズだとカーボン目を入れておきたい。
となれば、先に組み上げて後で塗装ってのは、かえって都合が悪くなるのです。私の場合ですが。


と、これで仮組みウィング編が終了。やっとこ面倒なサスとウィングが片付きました。これで心おきなく
ボディーやらコクピットやらの処理に入れます。

 とか言いながら、机の上の状態もテンパイですが、スケジュール的にもテンパイ。気が付けば年の瀬も直ぐそこって事で、
明後日から出張が連発となります。それも山口だの鹿児島だの県外ばかりがズラズラと~・・・・って事で、
環境変わっても製作ペースは変わらずということの様で・・・。
コメント (7)
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