がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【5】

2007年11月09日 | 模型
中日(笑

ったく、負けるにしても負け方悪すぎ。つか、ウッズ帰るし(笑.お前中日ファンじゃねぇじゃねぇかっても
国際試合となるとね、やはり自国を応援したくなるものです。


 そらそうと、自国と言えば中嶋Jr、来年からウィリアムズのレギュラーだってね。所謂第二期F1ブームの頃に
ナカジマー(カツオ君っぽい声と発音で
とか燃えてた世代にはタマランもんがあるやね。親父は名門ロータスからデビューしたが、
息子は息子で名門ウィリアムズからってのも面白いっすな。エンジンがトヨタってのがオモロないけど(殴。
チームメイトはケケJr。ここにピケJrとセナ甥が参戦してきたら益々ノスタルジックやね♪


 話変わって製作記です。どうでも良い事ですが、この95Tの製作記開始以降、このブログのアクセスが
怒濤の右肩下がりです(笑。さっき久しぶりに解析結果を見て知りましたよ。カテゴリーも車種もマイナーすぎて
興味も湧かないってことでしょうかね?
でも

 さて、チマチマと亀の歩みですが続きです。
前回まではリアサスやってましたが、今回はフロントサス。前後サスの目処が付けば車高を完全に決めれるので
とっとと終わらせたいところですが、調子扱いてリアサス結構いじっちゃったので、バランス考えると
フロントも多少いじることになろうかと。で、先ず気になったのは

ロワアームの車体との接続方法。キットの接続方法そのものは問題無いんですけど、95Tは97Tや98Tの様に
ベースマウント等を介してモノコックに外付けされているのではなく、モノコック内部にアームが入り込んで接続される方式の様です。

そんなわけで、キットではご丁寧にサスベースまでモールドされてますが、削り取ってモノコック内部に入り込んで見えるようにします。

 まずは、この後の作業のために、コクピット用のバスタブのパーツの一部を切り欠いておきます。
 モノコック・バスタブ・シャーシと三つのパーツで挟み込む構造のロアアームパーツですが、
色々考えた結果、キットのままだとドエらいポジティブキャンバーになっちゃうことを解消する意味も兼ね、
左右一体のアームパーツを切断して左右独立させて差し込み式に変更することにしました。

で、更にプルロッドもキットでは単なる金属線を差し込むだけになってますんで、リアとのバランスを考えて
自作品に置き換える都合もあって、干渉回避の念のため、切り欠いておいた訳です。
画像には点線入ってますが、このパーツに斯様な加工を施す際、点線部より後方にはコクピットのパーツが有り、
完成後も露出しちゃうのでウッカリ穴開けないようにします。

更に、ボディーパーツ側のサス用の穴も修正。

穴からパーツの厚みが露呈するのを避けるべく、ロワアームの穴は裏からリューターで穴の周囲を切削して薄くします。
プルロッド用の穴はキットの状態では開口してないのでちゃんと大穴を開けてロワアーム同様に処理。

 で、差し込み式に変更するためのサス穴には、真鍮パイプを使います。

0.6mm内径の肉厚な真鍮パイプをシャーシにハンダ付け。元々目論んでいた訳ではないんですが、
結果としてシャーシを真鍮版に置き換えていたのが、こんな行程で功を奏す(笑。
腐ってもガレキ、レジンとメタルのハイブリット故、完成時には結構な重量が負荷としてココにかかるので、
ただハンダ付けするだけじゃなく、パイプをハンダで覆ってガッツリとシャーシに固定しました。
で、パイプを固定したらシャーシをボディーと仮止めして、サス穴を横から見ると


↑ちゃんと差し込み用の穴になるって寸法です。パイプには高価な薄肉タイプの真鍮パイプを使っちゃうと、
サスを差し込む時に、クリアランスが少なすぎて難儀しちゃいますんで、0.2~0.3高さが稼げる肉厚タイプを使用してます。


 で、今度はアームの改修。最初はキットの左右一体メタル製のロワアームパーツから、
 
余計なモールドとか左右を繋ぐバー部分を切り取って、アームにピン打てばいいだろうと思いきや、
色々やってるうちにクレーンゲームのアームみたいになっちまいました^^;

 流石にこれは見た目に歪んでるように見えてしまい、はっきり言ってデチューン以外の何物でもないですし、
そもそもアッパーアームに比べてやたらと太いロワアームって状態だったので、渋々真鍮素材でアームを作り直し。

やり方としてはオーソドックスな方法でして、真鍮パイプに0.5mm真鍮線を通したまま万力でプレス、
こうして作ったアーム部分を、キットのパーツからV字の開き角や長さ等を確認しつつ仮固定し、
アップライト接続部分には、強度確保をかねて適当に切り出した真鍮版を用意し、全部まとめてハンダ付け。
この際、三角形の頂点部のアップライト接続部付近は、念入りに且つモッコリとハンダを持っておき、
ハンダが冷えたらフラックスを洗い落とし、リューターやらヤスリやらを使って形を整えていきました。

図は適当ですが、フロントサスの根幹を担う場所なので、アップライト用の穴位置や
長辺と短辺のアームが描く三角形の形状とか、左右対称や並行等注意すべき点が意外と多いので、
ちゃんと図面を引いて正確に作ってから現物合わせで微調整。それでも根が適当なのが災いして
何度か作り直してます。



 で、できあがったロワアームを仮組みし、そこにアップライトやアッパーアームを取り付けてみて、
左右のタイヤの位置やキャンバー角等を確認していきます。
こうしてやっとロワアーム完成。このサイズのF1のアーム類は、どうしても一本一本の長さが長いため、
アーム自作をやりだすと、いい勢いで田舎者には貴重な真鍮パイプ大量消費してしまうんですが、
地元のプラモ屋にC2のロングビーチを取りに行ったところ、1.5mm前後の外径の真鍮パイプが沢山入荷してたので
まとめてゴソッと買い込んできたばかりなので、心おきなく消費してみました。

 
 ロワが済んだらアッパーアームってことですが、これは精度の悪いピン部分のみ真鍮線等に置き換えてやれば
そのまま使える様です。
プルロッドとステアリングシャフトを自作しなければなりませんな。次回はそこらをやっつけようと思います。

 余談ですが、今回の製作で、ドリルレース含めて大活躍なのが

↑タミヤのハードコートヤスリPROって製品。金属だろうが樹脂だろうがバリバリ削れる高硬度タイプのヤスリです。
真鍮だろうが洋白だろうが、ほんと笑うくらいバリバリ削れて効率が良いですな。お薦めしときやす。
コメント (8)
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