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黄帝内経素問 診要經終論.篇 第十六 第四節

2012-01-12 09:43:16 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

柴崎保三著・鍼灸医学大系 ③ 黄帝内経素問 診要經終論.篇 第十六

 

第四節

 

原文

 凡刺胸腹者、必避五藏。中心者環死。中脾者五日死。中腎者七日死。中肺者五日死。中鬲者皆爲傷中。其病雖愈、不過一歳必死。

刺避五藏者、知逆從也。所謂從者、鬲與脾腎之處。不知者反之。刺胸腹者、必以布橋著之、乃從單布上刺。刺之不愈復刺。刺鍼必肅。刺腫揺鍼。經刺勿揺。此刺之道也。

 

訓読

凡そ胸腹を刺す者は、必ず五藏を避けよ。心に中る者は環にして死す。脾に中る者は五日にして死す。腎に中るものは七日にして死す。肺に中る者は五日にして死す。鬲に中る者は皆傷中と爲る。其の病愈ゆと雖、一歳を過ぎずして必ず死す。

刺すに五藏を避くる者は逆從を知るなり。所謂從とは鬲と脾腎の處なり。知らざる者は之に反す。胸腹を刺すものは、必ず布(ふきょう・きょうはりっしんべんに激のつくり)を以て之に著()け、乃ち單布の上より刺す。之を刺して愈えざるは復び刺せ。

鍼を刺すには必ず肅せ。腫を刺すには鍼を揺がせ。經を刺すは揺がすこと勿れ。此れ刺の道なり。

 

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