おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
薬学博士渡辺武著『漢方が救う人体危機』
現代医療の誤りを正す
序章 自然との調和こそ基本
p28花粉症、アトピー・アレルギー性疾患の治療は漢方薬で！
自然には春夏秋冬があり、朝昼夕夜があり、天地あり、山川あり、草木あり、花鳥あり、男女あり、親子兄弟あり、明暗・順位・秩序があります。
東洋哲学にもとづく漢方は、人間を自然の一員とした人間医学で、人体を小宇宙とし、五臓五腑を木星・火星・土星・金星・水星の五行に該当させ、肝胆は木星、心小腸は火星、脾胃は土星、肺大腸は金星、腎膀胱は水星とし、人体や自然現象をこの統一原理で解析し、自然との調和こそ人間生活の基本とし、自然の五行循環に順応するのを順とし、自然に逆らい逆行するのを逆と規定しています。
食養では、自然の味覚「酸
・苦
・甘
・辛
・鹹(かん)
」の五味の調和五味調和の説明
の原理と、調理・調剤の原則を教えています。
西洋医学では、未開発の陰陽・寒熱・表裏・内外、前後左右の漢方の二元論の原理は、陽気と熱気、血気・乾気、陰気・寒気・水気・湿気の無形の気を原因論的にとらえる三元論に展開し、さらに宇宙規模の五行論に発展しているからであります。
現代の漢方家は、この基本を会得せず、すぐに漢方利用に走るので、あてもの漢方となり、予期の効果が現れないときは、振り出しに戻るしか手の打ちようがなくなります。
急がば回れで、基本原理の修得がたいせつであります。
自然医薬学の漢方は、西洋医薬学が病名診断から出発するのとは次元が違い、心身の歪みの補正を図るのですから、病名がつかない不定愁訴や、更年期不定愁訴の多い医者泣かせの患者にも対応できる優位性を備えているのです。
自然医薬学は人間の体の正常化と同時に、精神の正常化をはかるので、精神神経科の領域や、整形外科領域にも、すばらしい効果がみられます。
したがって、自然との調和を破った日本人独特の花粉症、アトピー・アレルギー性疾患の治療も、漢方薬の独壇場であります。
ゴールド三養茶は発芽ハトムギを主成分として、特殊製法でエキスを抽出顆粒にした理想的な健康飲料です。
簡単にお湯にとけますので、ご家族の健康食として手軽にお飲みいただけます。
ハトムギの成分を十五倍に濃縮した、ゴールド三養茶をお好みの濃さに合わせて美味しくお召し上がり下さい。
250g 8,400円
500g 15,750円
