おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です
方証一致=ほうしょういっち。処方とお客様の訴えが一致することをいいます。
方証相対=湯液用語で、薬方と証が適合したことをいう。新・東洋医学辞書13
方証相対=ほうしょうそうたい。方は薬方のこと、証は病人の病証をいう。
この方と証とが相対し対応することを方証相対という。
診察にあたって、病人の病証の構成と、これをどの漢方の証と相対するかを考える。
また病人の証が薬方がきまり、薬方で病人の証が決まるともえる。
このことから小柴胡湯(しょうさいことう)を与えて全治した病人があったとすると、この病人の証は、小柴胡湯が主治する適応症であったということがいえる。方証病証相対(矢数道明)、証薬一致(脇坂憲治) 漢方用語大辞典
上記の小柴胡湯の証として<傷寒論>
辨少陽病脈證并治 第九
第一条
少陽之爲病、口苦、咽乾、目眩也。
少陽(しょうよう)の病たる、口苦く、咽乾き、目眩(めくる)めく也。
少陽病というのは、口が苦くなり、咽が乾いて、めまいがします。
第四条
本太陽病不解、轉入少陽者、脇下鞕滿、乾嘔不能食、往來寒熱、尚未吐下、脈沈緊者、與小柴胡湯。
本(もと)太陽病解せず、転じて少陽に入る者は、脇下鞕滿(きょうかこうまん)、乾嘔(かんおう)し食する能わず、往来寒熱(おおうらいかんねつ)し尚未だ吐下せず、脈沈緊なる者は、小柴胡湯を與う。
もとは太陽用であったが治らず、少陽病になった者は、脇下が硬く張れ、からえずきして食欲がない、熱が出たり寒気がしたりするが吐かしたり下したりはしていない、そして脈が沈んで緊張のあるものには、小柴胡湯を与える。
小柴胡湯方
柴胡八両 人參三両 黄芩三両 甘草三両炙 半夏半升洗 生薑三両切 大棗十二枚擘
右七味、以水一斗二升、煮取六升、去滓、再煎取三升、温服一升、日三服。
右七味、水一斗二升を以って、煮て六升を取り、滓を去り、再び煎じて三升を取り、一升を温服す。日に三服す。
とあります。
方 は小柴胡湯
証 は、口が苦い、咽が乾く、めまいがして、脇の下が張る、物は出ない吐き気があり食欲不振、発熱と悪寒(さむけ)がし、そして脈が沈んで緊張している者。
以上の訴えが有る者。
漢方用語大辞典、荒木性次著方術説話
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