うみのせい 春 2020 海の精クラブ
季節を感じる
歳時記通信 春
季節にそった行事や事柄・食などについてお伝えします。
お花見
お花見は、貴族たちが花を愛でながら詩を作り、宴を開いて楽しんだのが始まりで、奈良時代までは梅を、平安時代からは桜を観賞したそうです。
また、古くから農民の間でのお花見は豊作祈願の農耕行事の一つでした。
現代のように桜の下で酒宴をするようなお花見に庶民まで広まったのは江戸時代で、この頃に桜の品種改良も盛んに行われました。
桜は神様の依(よ)り代(しろ)?
桜の起源は諸説ありますが、「さ」は早乙女(さおとめ)、早苗(さなえ)などと同じで稲や穀霊、「くら」は神様が舞い降りる場所を表している、つまり桜は田の神の依り代と言う説があります。
冬の間、山に帰っていた田の神が、春になって再び里に下り、桜の木に舞い降りて花を咲かせ、それを合図に田仕事が始まります。
これからの豊作を祈って田の神と一緒にお酒やごちそうをいただいて豊作祈願する。なんともロマンチックなお話しですね。
秀吉が考案した花見団子
安土桃山時代、慶長3年(1598年)に豊臣秀吉は京都の醍醐寺三宝院で「醍醐の花見」と言われる大規模な花見を開催しました。
招待客は1300人。
そのために桜を700本も移植したそうです。
この時代は白い団子を醤油で味付けしたものは普通でしたが、お花見用にピンク・白・緑の色鮮やかで、しかも甘く味付けした花見団子を作り、ふるまったと言われています。
二種類の桜もち
塩漬けの桜の葉で包んだ餡(あん)入りのお菓子ですが、関東と関西では違いがあります。
関東風は「長命寺(ちょうめいじ)」とも言われ、小麦粉を薄く焼いた皮で餡を包んでいます。
関西風は「道明寺(どうみょうじ)」とも言われ、もち米で作られた「道明寺粉」の皮で餡を包んでいます。
いろいろな種類がある桜
山桜
日本の山野に自生する野生種
染井吉野
大島桜と江戸彼岸桜の交配種。もっともポピュラーな桜。
大島桜
日本固有種。葉は塩漬けになれて桜もちに使われる。
八重桜
花が八重の桜で染井吉野より後に咲く。花は塩漬けにして食用に。
寒緋(かんひ)桜
旧暦の正月頃に咲く。沖縄で桜といえば寒緋桜。
(2020年春)
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