海の精クラブより
季節を楽しむ
七十二候通信
「七十二候」は「二十四節気」の各節季を約5日ごと3つの候(初候、次候、末候)に分けたものです。
ともに中国から伝わったものですが、中国の表現をそのままの「二十四節気」と違い、「七十二候」は日本の気候や動植物にあわせて修正されてきました。
より身近な季節の移ろいを知ることができます。
海の精カレンダーより
12月21日は冬至
冬至(とうじ)12/21
一年で最も昼が短く、夜が長くなる日。「ん」のつく食べもの(れんこん、にんじん、なんきん(かぼちゃ)など)で、運を呼び込むという験(げん)かつぎがあります。小豆かぼちゃを食べて、ゆず湯に入る風習が残っています。
いただき物の柚が二個ある、ゆず湯には不足?
七十二候 海の精クラブより
初候12/21~
乃東生 なつかれくさしょうず (夏枯草(かごそう))の芽がでてくるころ
夏枯草のつぼみと花です
夏枯草は一年で一番昼が短く、草木が枯れるこの“冬至”のころに芽がでて、昼が長く、草木が生長する“夏至”のころに花が枯れます。
夏至の初候は「乃東枯」(なつかれくさかるる)でした。
冬至と夏至に特別な変化をするこの植物は季節を知る指標になっていたようです。
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