日本全国、どういう方が私のたわごとを読んでくださっているのかわからないので、どういうスタンスで日記を書けばいいのかわかりません(おそらく被害の軽微だった首都圏や、今回地震の影響のない地域の人が多いと思って、そちら向けに日記を書いてきました)。
今日になって、二次災害的な話を多く見聞するようになってまいりました。
例えば、お昼のNHKのニュースで、「いわき市は市の一部分が30キロ圏内にかかるため、避難所には物資が来るが、自分の家で生活している人のための食糧その他の物資を運ぶ業者がいない」という話。
他には、個人のブログになりますが、http://minkara.carview.co.jp/userid/311674/blog/21790374/ こちらの、上から二つ目の記事。
窃盗が横行している……という話は聞きますが、こちらは洒落になりません。
窃盗団が仙台から北上し、避難所から自宅に帰られた人が、自分の身を守ることを考えなければならない事態だ、と。
また、こちらは辰巳琢朗氏のブログです。
「地獄…」というエントリーを読みますと、避難所で子供が餓死している、とあります。
以上ふたつのブログは、信憑性が高いと思い、ご紹介しました。
……道路の復旧がままならないので、物資はあっても輸送できない。その状況は理解しています。
各自治体の方も全力を尽くしている。それ以外の方々も、全力で頑張っていらっしゃる。
私は、今の事態は、現政権による二次災害の側面も、非常に大きいと思います。
株価や円高に対する政府の対応もまずく、非常事態にあっては命綱といえる情報の管理すらままならない。
事業仕分けで米・塩・石油の備蓄を減らし(政府備蓄米を保管していた倉庫を廃止している。つまり、現物が「そこにない」)、トラック協会も補助金を減らされています。災害対策予備費も減らされています。耐震や防災のための建設費も事業仕分けで減額され、こども手当や母子加算になりました。
全国的に枝野が持ち上げられているようですが、そもそも、事業仕分けの初代大臣は彼です。
100時間以上寝ていなかったということは称賛に値しますが、それ以前に彼のしたことをどう評価するか。
また、小沢や鳩山の動向もまったく聞こえてきません。
いったいこれは、どういうことなのでしょうか?
被災地域が一日も早く復旧するよう、心から祈るばかりです。