ゆうべから、サボろうかどうしようか、さんざ迷ってたんだけど、やっぱ乗馬することにした。
どーでもいーけど、地震のおかげで、いろんなことが狂ってきちゃって、乗馬に関しても、毎年恒例の６月上旬の競技会が取り止めになっちゃった。
私自身は、そんなもののために馬に乗ってるんぢゃないんでいーんだけど、まわりの多くのひとは目標を失っちゃって乗馬へのモチベーションが下がるんぢゃないかと心配してる。
んぢゃ、私の目標は何なんだって言われても困る。競技とかそんなんぢゃなくて、ものすごく漠然としてるんだけど、もうちょっとうまく乗りたいとは思ってる。
ヘンな例えになるけど、こないだ「マーニー」ってヒッチコックの映画、そのなかで乗馬のシーンがあるんだが、それを見てて、ふと今年の目標を「障害ぢゃないものを飛ぶこと」にしたくなった。
↑こーゆーのは、よく訓練されてる乗馬たちは「跳ぶモノ」だって知ってるんだよね。だから向ければ跳ぶ。
そうぢゃなくて、跳ぶモノだって認識されてないものを、乗り手の意志で飛ばしたら、それってすごいこと、ホントに馬を御してるって証しぢゃないか、とかトンデモないことを思いついちゃったんだよね。
↑これに駈歩で向かってて、飛ばしてみたい。飛べない高さぢゃないけど、馬はこれを飛び越えちゃいけないと思ってるはず。でも、馬がホントに乗り手を信用してて指示に従うなら、向かってって合図すれば跳ぶと思うんだよね。
…私の妄想はともかく。
きょうは我らが乗馬部恒例の、練習後には桜の花など見ながら、みんなでお弁当を外で食べようって企画だったんで、ふだんよりちょっとだけ参加者が増えてました。
私の馬は、セルスコールとウィスパーIIと強鉄の三択だったんだけど、セルスコールには先週乗ったしってことで、今日のところはウィスパーIIをとる。
最近うすうす気がついてきたんだけど、ウィスパーIIはすごい。なにがすごいかわかんないんだけど、ひとことで言っちゃうと、底を見せないって感じの馬である。
私はヘタクソだからボヤーンと乗ってるだけだけど、ちゃんと乗ったらそれなりに、きっと私をまだ知らない高みにつれてってくれるんぢゃないかと思う。
馬装したら、桜の花咲く道を通って、馬場に行くよ。
常歩してるあいだに、股関節を緊張させないように大きく脚を前後にふる馬上体操したら、さあ速歩しますか。
手綱長いまんま、速歩。あいかわらず馬のクビが右向いてる感じだけど、まあいいや、気にしない、気にしない。
ちょいと動きがピョコタンピョコタンしてる感じもするけど、軽速歩のままの巻乗りとかも入れて、せっせと動かす。歩度を伸ばそうとすると、さっさか歩いてくれる。
さっさと歩いてくれるんだけど、すごいパワフルな感じで、背中のお荷物（私）がちょっとやそっとグラグラしても、かまわず動いてっちゃう。（某サラブレッドとは大違いだ。）それはありがたいんだけど、私が自分のヘタさに気づかないから、ラクし過ぎちゃって申し訳ない。
ラクしてばっかぢゃ何なんで、アブミを履かないで正反撞しっかり乗ることもして、そのあと横木を（これはアブミ履いて）何度か跨いでみる。うん、前に出てる感じする。
んぢゃ、駈歩。左右の手前で何回か輪乗りしたら、輪乗りを詰めて、また開いて。広いとこ走って、歩度を伸ばして。
ものすごく縦に揺れる感じがするんだけど、重心の一致をこころがける。
ちょっとくらい遅れても委細構わず走ってくれちゃうんだけど、それぢゃオンブにダッコされてるだけなんで、これまたアブミ脱いで乗っていく。ああ駈歩してるって感じ、楽しい。
馬のクビはあいかわらず右向いてる感じ。左手前の巻乗りは、左手を開き過ぎないように、外側の右の手綱を意識して、回る。両手の距離が離れた輪乗りはみっともないからね。
なんだか手綱を開くと、いっしょにヒザも開いてるということを発見、まるでバカみたい。直すために、またアブミ脱いだり、今度はツーポイントしたり、いろいろ駈歩してみる。そんなこんなしてるあいだも、馬は強く前に出てる感じがして、頼もしい。
そしたら、また速歩で、正反撞。歩度を伸ばすとついてけないのは、あいかわらず
常歩にしてると、ときどきグイーっとクビ伸ばして引っ張る。私は例によってボケーっと手綱持ってるんで、指の間から抜けてっちゃう。
これぢゃダメだと思って、常歩にして、こんどは絶対に手綱を緩めない。またグイーっとやるので、しっかり持ってガツンと抵抗する。そこでさらにドンっと脚つかって前へ。途端に、グッとハミを受ける感じになる。もしかして、馬に試されてる？俺？
障害こそ飛ばなかったけど、いろいろウィスパーIIに教わって、練習終了。
帰り道では、ちょっとはずれて桜並木の下を歩いてみる。この馬だったら、どこ行っても大丈夫。
手入れしてると、馬の身体から、すっごい毛が抜ける。季節の移り変わりを感じるなー。ブラシとかかけてるときりがないから、適当なとこでおしまいにする。
おわったら、みんなで桜を眺めながら、お弁当を食べる。さすがに酒は飲まなかったけど。
どーでもいーけど、地震のおかげで、いろんなことが狂ってきちゃって、乗馬に関しても、毎年恒例の６月上旬の競技会が取り止めになっちゃった。
私自身は、そんなもののために馬に乗ってるんぢゃないんでいーんだけど、まわりの多くのひとは目標を失っちゃって乗馬へのモチベーションが下がるんぢゃないかと心配してる。
んぢゃ、私の目標は何なんだって言われても困る。競技とかそんなんぢゃなくて、ものすごく漠然としてるんだけど、もうちょっとうまく乗りたいとは思ってる。
ヘンな例えになるけど、こないだ「マーニー」ってヒッチコックの映画、そのなかで乗馬のシーンがあるんだが、それを見てて、ふと今年の目標を「障害ぢゃないものを飛ぶこと」にしたくなった。
↑こーゆーのは、よく訓練されてる乗馬たちは「跳ぶモノ」だって知ってるんだよね。だから向ければ跳ぶ。
そうぢゃなくて、跳ぶモノだって認識されてないものを、乗り手の意志で飛ばしたら、それってすごいこと、ホントに馬を御してるって証しぢゃないか、とかトンデモないことを思いついちゃったんだよね。
↑これに駈歩で向かってて、飛ばしてみたい。飛べない高さぢゃないけど、馬はこれを飛び越えちゃいけないと思ってるはず。でも、馬がホントに乗り手を信用してて指示に従うなら、向かってって合図すれば跳ぶと思うんだよね。
…私の妄想はともかく。
きょうは我らが乗馬部恒例の、練習後には桜の花など見ながら、みんなでお弁当を外で食べようって企画だったんで、ふだんよりちょっとだけ参加者が増えてました。
私の馬は、セルスコールとウィスパーIIと強鉄の三択だったんだけど、セルスコールには先週乗ったしってことで、今日のところはウィスパーIIをとる。
最近うすうす気がついてきたんだけど、ウィスパーIIはすごい。なにがすごいかわかんないんだけど、ひとことで言っちゃうと、底を見せないって感じの馬である。
私はヘタクソだからボヤーンと乗ってるだけだけど、ちゃんと乗ったらそれなりに、きっと私をまだ知らない高みにつれてってくれるんぢゃないかと思う。
馬装したら、桜の花咲く道を通って、馬場に行くよ。
常歩してるあいだに、股関節を緊張させないように大きく脚を前後にふる馬上体操したら、さあ速歩しますか。
手綱長いまんま、速歩。あいかわらず馬のクビが右向いてる感じだけど、まあいいや、気にしない、気にしない。
ちょいと動きがピョコタンピョコタンしてる感じもするけど、軽速歩のままの巻乗りとかも入れて、せっせと動かす。歩度を伸ばそうとすると、さっさか歩いてくれる。
さっさと歩いてくれるんだけど、すごいパワフルな感じで、背中のお荷物（私）がちょっとやそっとグラグラしても、かまわず動いてっちゃう。（某サラブレッドとは大違いだ。）それはありがたいんだけど、私が自分のヘタさに気づかないから、ラクし過ぎちゃって申し訳ない。
ラクしてばっかぢゃ何なんで、アブミを履かないで正反撞しっかり乗ることもして、そのあと横木を（これはアブミ履いて）何度か跨いでみる。うん、前に出てる感じする。
んぢゃ、駈歩。左右の手前で何回か輪乗りしたら、輪乗りを詰めて、また開いて。広いとこ走って、歩度を伸ばして。
ものすごく縦に揺れる感じがするんだけど、重心の一致をこころがける。
ちょっとくらい遅れても委細構わず走ってくれちゃうんだけど、それぢゃオンブにダッコされてるだけなんで、これまたアブミ脱いで乗っていく。ああ駈歩してるって感じ、楽しい。
馬のクビはあいかわらず右向いてる感じ。左手前の巻乗りは、左手を開き過ぎないように、外側の右の手綱を意識して、回る。両手の距離が離れた輪乗りはみっともないからね。
なんだか手綱を開くと、いっしょにヒザも開いてるということを発見、まるでバカみたい。直すために、またアブミ脱いだり、今度はツーポイントしたり、いろいろ駈歩してみる。そんなこんなしてるあいだも、馬は強く前に出てる感じがして、頼もしい。
そしたら、また速歩で、正反撞。歩度を伸ばすとついてけないのは、あいかわらず
常歩にしてると、ときどきグイーっとクビ伸ばして引っ張る。私は例によってボケーっと手綱持ってるんで、指の間から抜けてっちゃう。
これぢゃダメだと思って、常歩にして、こんどは絶対に手綱を緩めない。またグイーっとやるので、しっかり持ってガツンと抵抗する。そこでさらにドンっと脚つかって前へ。途端に、グッとハミを受ける感じになる。もしかして、馬に試されてる？俺？
障害こそ飛ばなかったけど、いろいろウィスパーIIに教わって、練習終了。
帰り道では、ちょっとはずれて桜並木の下を歩いてみる。この馬だったら、どこ行っても大丈夫。
手入れしてると、馬の身体から、すっごい毛が抜ける。季節の移り変わりを感じるなー。ブラシとかかけてるときりがないから、適当なとこでおしまいにする。
おわったら、みんなで桜を眺めながら、お弁当を食べる。さすがに酒は飲まなかったけど。
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