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好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

レインボーマン

2010-03-19 18:55:36 | CD・DVD・ビデオ
こないだっから、仏教つづきできてますが。
『ブッダの方舟』の対談の最後、つぎのような話があります。
宮崎「(略)その情報のある臨界点で、新しいブッダがあらわれる。(略)大きな、そういうふうな人がそろそろ出てきてもいいと思いますね。」
夢枕「じゃあ宗教のアナクロニズムの中から立ちあがってくるって、具体的に言うと何なんだろう。」
宮崎「阿耨多羅三藐三菩提を具現する人格。」
中沢「任せなさい(笑)。」
宮崎「信じてますから(笑。)」
夢枕「えっ。」

中沢新一がどのような活躍をみせるかはさておき、「阿耨多羅三藐三菩提」には「あのくたらさんみゃくさんぼだい」ってルビがふってあります。
(驚いたことに、goo辞書で検索すると、あのくたらさんみゃくさんぼだいの意味が書いてある、ということに今気づいた。ネットでこんなこと検索するニーズがあるのぉ?)
「あのくたらさんみゃくさんぼだい」といえば! やっぱ「レインボーマン」ですよ
って、今年に入って、DVDを手に入れて、すごい久しぶりに映像を実際に観るまでは、そんな呪文のこと、忘れてたんですけどね
オリジナルは、調べたところによると、1972年10月6日から1973年9月28日までテレビ放映された全52話。(んー、リアルタイムぢゃないな、きっと再放送だな、私の記憶に残ってるのは。)
内容については、(子供のころ観てた世代にとっては)言うまでもない。
ヨガの秘術を操る師匠ダイバ・ダッタから、レインボーマンに変身する力を授かった大和武士(やまとたけし)が悪と戦うヒーローものですねー
それぞれ得意とする能力の違いがある、日月火水木金土の7つの化身に変身するんですねー
で、変身するときとか、技を繰り出すときの呪文が、「あのくたらさんみゃくさんぼだい」です。

呪文とか必殺技はともかく、なんでガキのころ観た子供向けテレビ番組を、いまごろになって観たくなってDVDまで買っちゃったかというと、ヒーローのほうぢゃなくて、敵役・悪の組織のほうに興味があったんですね。
有名ですけど、「死ね死ね団」という、すごいネーミングの集団です。
日本人を忌み嫌っていて、日本人皆殺しが目標。まったく昔のテレビ番組は、すごいもんだ。
(ちなみに、第二次大戦時に日本軍にひどい目にあわされた東南アジアの人々が結成したという設定らしい。)
主役のレインボーマンのカッコいいところは憶えてるけど、こいつらのことは忘れちゃってた、何としても、そのすごい悪の跳梁跋扈ぶりが観てみたくて、とうとう全4巻、手に入れてしまいました。
(実は、まだ第2集「M作戦編」の途中までしかいってないんだけど。なかなか子供のころと違って一日30分のテレビ観る時間つくるのは大変だったりする。)
「死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね、死んじまえー」「黄色い日本ぶっつぶせ」「世界の地図から消しちまえ」とか過激な歌詞の『死ね死ね団のテーマ』、いちど聞く価値あります

2001年 東宝
「キャッツアイ作戦編」1~13話
「M作戦編」14~26話
「モグラート編」27~39話
「サイボーグ軍団編」40~52話

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