医療の国際化、もう一つのシンボル

2011-02-12 21:04:11 | Weblog
医療の国際化の象徴

下記の読売ニュースは、正に「医療の国際化進展」を象徴する記事でしょう。
医師の不足が大きな問題になっている以上、外国人医師の活用は喫緊のテーマです。
医師の国際交流が進めば、医療技術の世界への伝搬とそれによる発展途上国などの患者への大きな福音となることが火を見るよりも明らかです。
かくて、機械や電気製品・自動車などだけではなく、我が国の医療技術や医療サービスの輸出が実現し、国内の医療機関への見返りメリットも少なくはないでしょう。
平成23年2月12日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
≪資料≫
 厚生労働省は、外国人医師の受け入れ促進に向け、入国手続きを緩和する方針を固めた。
 国際医療交流推進などを掲げた政府の「新成長戦略」の一環で、外国人医師が日本で医療知識や技能を学ぶ「臨床修練制度」の運用を見直す。応募手続きの簡素化など関係省令を4月に改正する。
 臨床修練制度では、日本の医師免許を持たない外国人医師が最長2年間、指定医療機関の指導医の下で、医療行為ができる。ただ、許可を得るには多くの証明書が必要で、審査手続きに2か月もかかるのが実情。手続きが煩雑なため、同制度を利用して来日する外国人医師数は年間40~50人程度と伸び悩んでいた。
 省令改正により、一部の提出書類を不要とするほか、母国の医師免許証についてもコピー提出を認める。来日から1週間程度で許可を出せるようになるという。
(2011年2月12日20時39分・読売新聞)

医療通訳士・1級・合格者数の推移

2011-02-12 09:39:07 | Weblog
東京通訳アカデミー
医療通訳士1級・合格者数

平成23年2月12日 土曜日現在
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

英語・医療通訳士1級・合格者数
第一期(2010年 2月付・石坂美子先生)   1名
第二期(2010年 8月付・石坂美子先生) 2名
第三期(2010年12月付・山下愛先生) 8名
第四期(2011年 2月付・石坂美子先生)  5名
小計                  16名

中国語・医療通訳士1級・合格者数
第一期(2010年 2月付・須藤陽子先生)   8名
第二期(2010年 8月付・須藤陽子先生)  13名
第三期(2010年 2月付・須藤達也先生)  14名
小計 35名

以上


医療通訳士の理念

2011-02-12 09:01:31 | Weblog
医療通訳士の理念

医療通訳士の理念は医療通訳という行為を通じて、各国の宗教的信条や文化的習慣の違いを認識しつつ、患者と、医師をはじめとする医療専門職との間のコミュニケーションを助け、日本の医療の国際化に貢献し、ひいては国際社会における日本の医療の質と安全性を継続的に保持し、その改善に資することです。

上記の目的を達成するために、知識、技能 及び人格において、
次の技量をそなえていることが望ましいと思います。

知識: 基本的医療知識の習得

技能: 正確さと的確な言語能力

人格: 責任感を持って誠実に対応


平成23年2月12日 土曜日
特定非営利活動法人 日本通訳案内士連合 理事長 岡村寛三郎
東京通訳アカデミー 講師・卒業生一同