国際医療福祉大学大学院主催のメディカルツーリズム・シンポジウムにご参加ください!

2010-02-14 19:36:15 | Weblog
各位

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、国際医療福祉大学大学院教授の開原成允先生は、医療の国際化を唱道されて、この分野の第一人者です。
昨年の夏頃に、日経新聞紙上において、「医療の国際化のすすめ」を極めて論理的に説かれました。
先生のこの論説記事が、どれほどに多くの日本人に強い影響を与えたかは測り知れません。
もちろん、私も強い影響を受けた一人です。
お陰さまで、ちょうど9月に向けて立ち上げ準備中だった医療通訳士養成の東京通訳アカデミーも、無難に生徒を獲得することができ、本年の1月末において、無事に「医療通訳士技能検定試験」を実施することができました。
この場を借りまして心より御礼お申し上げます。
その開原成允先生が主催されますメディカルツーリズムに関するシンポジウムが開催されるとのニュースが入っています。
ぜひとも多くの皆さんが参加されて、医療分野での新しい息吹を感じ取っていただき、明日のビジネスへの原動力にしていただければと願います。
どうかよろしくお願いします。

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎

               記
国際医療福祉大学大学院主催シンポジウム
『メディカル・ツーリズムの国際的動向と日本の課題』

国際医療福祉大学大学院主催シンポジウム 

『メディカル・ツーリズムの国際的動向と日本の課題』
近年、医療の分野でもグローバル化が進み、国際的なメディカル・ツーリズム市場も急速に拡大しています。日本においても海外からの患者の受け入れに積極的に取り組む医療機関が少しずつ現れ、また、国による健診サービスや医療観光に関する実証事業が始まるなど、日本版メディカル・ツーリズムの発展に向けた動きが加速しつつあります。
しかし、その一方で、この“メディカル・ツーリズム”に関しては、言葉だけが一人歩きている側面があります。「そもそもメディカル・ツーリズムとは何なのか?」、「メディカル・ツーリズムは日本の医療制度や病院経営にどのような影響を与えるのか?」、「医療機関や国としてどのような準備をすべきか」などの問題はほとんど議論されていません。
そこで国際医療福祉大学大学院では、みなさまと一緒に日本におけるメディカル・ツーリズムについて考える2回シリーズの連続シンポジウムを開催いたします。
第1弾の今回は、「メディカル・ツーリズムの国際的動向と日本の課題」と題し、メディカル・ツーリズムの国際的動向をご紹介していくとともに、日本におけるメディカル・ツーリズム発展の可能性とその課題について考えていきます。メディカル・ツーリズム先進国であるドイツ・バイエルン州の事情についてお話しいただくDeggendorf 大学 Horst Kunhardt博士をはじめ、経済産業省の担当者や医療機関の関係者など、現在日本でメディカル・ツーリズムに深く関わっている方々をゲストスピーカーにお迎えします。なお、第2弾は、アジア諸国と日本の関係に焦点をあてた内容を予定しています。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

■ 日程
2010年3月22日(月/祝) 13:00~17:30(受付開始12:30)


■ 会場
国際医療福祉大学院東京キャンパス5Fホール       
〒107-0062 東京都港区南青山1-3-3 青山1丁目タワー4・5階


■ 参加費
無料 日英同時通訳付き


■ 定員
150名(定員になり次第締め切らせていただきます)


■ フォーラムパンフレット
詳細はこちら >>>


■ プログラム
12:30~13:00 受付

13:00~13:05 ご挨拶
国際医療福祉大学大学院長 開原 成允

第1部 「メディカル・ツーリズムの国際的動向と日本」
13:05~13:35 「Introduction-メディカル・ツーリズムの国際的動向と日本の状況―」
国際医療福祉大学大学院 医療経営管理分野准教授 岡村 世里奈

13:35~14:05 「メディカル・ツーリズムと日本の医療経済システム」
経済産業省商務情報政策局サービス産業課課長 藤本 康二

14:05~14:55 「メディカル・ツーリズム先進国ドイツ・バイエルン州における取り組み―政府・病院・企業それぞれの役割―」(仮題)
Deggendorf大学 Prof. Dr. Horst Kunhardt

14:55~15:05 休憩

 第2部 「メディカル・ツーリズムと日本の課題」
15:05~15:35 「メディカル・ツーリズムと病院―その取り組みと課題」(仮題)
財団法人癌研究会 企画総務部 
企画課兼インターナショナルセンター 係長  金起鵬 

15:35~16:05 「日本の医療とロシア人患者 ―ファシリテーターの役割と課題―」      
ピー・ジェイ・エル株式会社 代表取締役 山田 紀子

16:05~16:15 休憩
16:15~17:25 パネルディスカッション「日本におけるメディカル・ツーリズム ―その可能性と克服すべき課題―」
コーディネーター:国際医療福祉大学大学院  開原 成允
パネリスト:
経済産業省 藤本康二
癌研究会 金起鵬 
ピー・ジェイ・エル株式会社 山田 紀子
デッケンドルフ大学 Prof. Dr. Horst Kunhardt

17:25~17:30 閉会のご挨拶

※会場内での録音、録画、写真撮影はご遠慮ください。



■ ゲストスピーカーのご紹介
Prof. Dr. Horst Kunhardt
Deggendorf大学 教授 
コンピューターサイエンスおよび人体生物学の学位取得。Mainainkofen District Hospitalで15年間、最高情報責任者ならびに質管理担当者として勤務。現在は、バイエルン州の南に位置するDeggendorf大学で医療経営管理や情報処理システム等について教えている。多くの医療情報ネットワーク構築プロジェクトでプロジェクトマネージャーを歴任し、昨年からヨーロッパで始まったメデ゛ィカル・ツーリズムに関するHealthMBAプログラムのコーディネーターの1人でもある。

藤本康二氏
経済産業省商務情報政策局サービス産業課課長
1963年生まれ。1987年通商産業省入省後、機械情報産業局総務課、政策局国際経済部国際経済課などを経て2003年から経済産業省商務情報政策局サービス産業課医療・福祉機器産業室長。その後JETROドイツ・デュッセルドルフセンター(軽機械センター)勤務を経て2008年より現職。メディカル・ツーリズムの産業化に携わる。

金起鵬氏
財団法人癌研究会 企画総務部 企画課兼インターナショナルセンター 係長
金氏の所属する癌研究会は100年の歴史を有する民間で唯一の大規模な癌専門医療機関。癌研有明病院、癌研究所、癌化学療法センター、ゲノムセンターを有し、最先端のがん医療をハイボリューム・ハイクオリティーで提供する。インターナショナルセンターは、2005年豊島区大塚より、江東区有明へ全面移転と同時に『がん診療において世界に誇る病院となる』の将来展望の下、創設され、癌研有明病院のプレゼンスの高まりとともに、海外の医療機関との連携に従事、また、在日外国人や海外からの患者さんの受け入れのハブ的役割を担う。金氏はセンター立ち上げ時から、癌研有明病院の国際化のための企画立案実行責任者として従事。

山田紀子氏
ピー・ジェイ・エル株式会社 代表取締役
東京外国語大学ロシア語学科卒業後、メーカー勤務を経てピー・ジェイ・エル株式会社に入社、2009年より現職。同社はロシア専門商社として貿易を行うとともに、日本の医療法人向けのコンサルティングも行っていることから、ロシアの医師や患者さんからの要請により日本の医療機関をつなぐコーディネートを始めた。2009年までに日本で検査や治療を受けたロシアからの患者数は延べ60人を超えている。
http://www.pjl-inc.co.jp/




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お問い合わせ先
国際医療福祉大学大学院   担当:医療経営管理分野 岡村世里奈
E-Mail: okamura@iuhw.ac.jp